(図6)
カンボジアにおけるDDSPと政府のパートナーシップ
- DDSPはCBR促進のため、州レベル、郡レベルの政府、特に教育省と社会問題省と覚書を交わしている。
- DDSPは政府に、政府職員と地域の障害のある人の能力強化の資源と考えられている。
- DDSPの事務所は地方自治体事務所の敷地内に位置しており、2012年まではDDSPは賃貸料も光熱費も支払うこと無くこの敷地を使用していた。
- 州・群レベルの教育担当者は、DDSPは、政府がインクルーシブ教育政策を展開していく上での重要なパートナーであると見ている。
- DDSPは彼らのCBR実施地域の地方自治体当局およびコミューン議会と密接に協力し、コミュニティ・グループを奨励している。
- CBRとグループ奨励のためコミューン議会や地方自治体のような既存の制度や、かつ政府の特別教育・インクルーシブ教育の小学校と、うまく対応しその能力強化を図るというDDSPの戦略は、高い持続可能性を保証し、活動の重複を防いでいる。また、DDSPがそのパートナーたちから重要な資源として尊重されていることも明らかである。 (Evaluation-評価, 2012)