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熊本市障害者プラン

ごあいさつ

21世紀を迎えた今日、少子高齢化の進展や価値観の多様化など、私たちを取り巻く社会環境は大きく変化してきており、ノーマライゼーション理念の浸透とともに、障害のある方々の自立や社会参加の機運が一層高まってきております。

こうした中、障害者福祉の分野におきましては、国の社会福祉基礎構造改革の一環として平成15年度から「支援費制度」がスタートすることとなり、戦後の福祉制度の特色であった行政機関による措置制度が見直され、利用者自らが福祉サービスを選択して契約する自立支援型の福祉制度への移行が図られるなど、施策の大きな転換期を迎えております。

このような状況を踏まえ、本市におきましては、平成8年に策定いたしました「熊本市障害者基本計画」の見直しを行い、この度、平成22年を目標年度とした新たな障害者基本計画「熊本市障害者プラン」を策定いたしました。

私は、「特色ある日本一住みやすく暮らしやすい街の実現」を市政運営の柱のひとつに掲げて、魅力あふれる都市づくりを進めていきたいと考えております。そのような思いから、この計画では、障害のある人もない人も住み慣れた地域で共に暮らし、誰もが自分の能力を活かして平等に社会に参加できる環境づくりを目指して、総合的な取り組みを行うこととしております。

今後、この計画の実現に向けて全力を傾注してまいる所存でありますので、市民の皆様並びに関係各位のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、この計画の策定にあたりご提言をいただきました熊本市社会福祉審議会及び障害者プラン検討部会の委員の皆様をはじめ、貴重なご意見をいただきました市民の皆様や関係各位に対しまして、心から厚くお礼申し上げます。

平成15年3月

熊本市長 幸山政史