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熊本市障害者プラン

第2章 障害者の動向

1.障害手帳の所持者数

平成13年度末現在で、熊本市内の障害手帳所持者数は28,850人となっています。また、障害別では身体23,129人(80.2%)、知的3,371人(11.7%)、精神2,350人(8.1%)となっており、三障害ともに年々増加しています。

2.身体障害

身体障害者手帳の所持者数は、平成13年度末現在で23,129人となっております。平成8年度末からの5年間で4,911人が増加しており、増加率は20.7%となっています。

障害の部位別では、「肢体不自由」が11,065人(47.8%)と最も多く、次いで「内部障害」が7,610人(32.9%)となっています。なお、「内部障害」については、この5年間で2,602人(52.0%)の増となっており、全体比でも27.5%から32.9%へと大幅な伸びがみられます。
また、年齢別では、60歳以上が16,042人(69.4%)となっており、高齢者の新規取得が増えています。

3.知的障害

知的障害者(療育手帳の所持者)数は、平成13年度末現在で3,371人となっています。平成8年度末からの5年間で716人が増加しており、増加率は27.0%となっています。
障害の等級別では、A1・A2の重度障害者が1,547人(45.9%)、B1・B2の中程度障害者が1,824人(54.1%)となっています。なお中程度障害者については、この5年間で499人(37.7%)の増となっており、全体比・増加率ともに中程度障害者の増加傾向がみられます。
また、年齢別では、18歳から59歳までの就労世代が2,104人(62.4%)であるのに対し、60歳以上は274人(8.1%)となっており、就労世代の割合が高くなっています。

4.精神障害者

精神障害者保健福祉手帳の所持者数は、平成13年度末で2,350人となっています。平成10年度末からの3年間で860人が増加しており、増加率は57.7%となっています。
障害の等級別では、2級が1,498人(63.7%)と過半数を占めており、次いで1級、3級の順となっています。なお2級の障害者については、この3年間で594人(65.7%)の増となっており、全体比・増加率ともに2級の障害者の増加傾向がみられます。
また、年齢別では、40歳代が576人(24.5%)、50歳代が653人(27.8%)となっており、この世代が過半数を占めています。