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鶴岡市「療育手帳所持者等へのアンケート調査結果報告書」<アンケート調査編> 

-誰もが安心して生活を送るために-

(平成6年11月調査)

平成7年2月

山形県庄内支庁
鶴岡市福祉事務所
酒田市福祉事務所

項目 内容
立案時期 平成7年2月

 庄内地域の療育手帳所持者等の生活状況、福祉施設の利用等の実態を把握するために、平成6年11月に「療育手帳所持者等へのアンケート調査」を関係者の協力により実施しました。

 その調査結果を本報告書の「アンケート調査編」と「意見・要望編」 (別冊)の2編に取りまとめ報告いたします。

 この報告書が、より多くの方々からご覧いだだき、今後の庄内地域における知的障害者等の福祉対策や活動の基礎資料として、ご活用いただければ幸いです。

目次

調  査  の  概  要

1 調査の目的

 精神薄弱児者福祉対策の充実を図るため、その生活実態と施設利用等に対する二一ズを把握し、今後における精神薄弱児者福祉行政の推進の基礎資料とする。

2 調査の対象及び客体

 庄内地域で療育手帳を所持している者並びに鶴岡養護学校及び鶴岡高等養護学校の在校生の世帯を対象として、精神薄弱者援護施設、老人福祉施設及び身体障害者援護施設の入所者を除いた精神薄弱児(者)を客体とした。
 客体は904人、調査表の回収数は850件で回収率は94.0%であった。

3 調査の時期

 平成6年11月1日現在の状況について調査し、調査票の回収は11月末までとした。

4 調査の機関

庄 内 支 庁
鶴岡市福祉事務所
酒田市福祉事務所
調査員 被調査世帯

5 調査の方法

 被調査世帯に郵送により調査票等を送付し、後日調査員が被調査世帯を訪問し回収する自計郵送方式により行った。

6 協力機関

 庄内12町村、鶴岡養護学校、鶴岡高等養護学校、庄内心身障害児者親の会
 庄内肢体不自由児者親の会、庄内自閉症児者親の会

7 調査員

 調査員は、各福祉事務所ケースワーカー、精神薄弱者相談員、各町村役場担当職員、親の会会員が担当した。

調  査  の  結  果

1 療育手帳所持者等

 平成6年10月1日現在、庄内地域の療育手帳所持者は1,385名である。内訳は、施設入所者が398名、在宅等が889名、死亡・転出・不明が98名となっている。
 今回の調査は、療育手帳所持者の在宅等889名に鶴岡養護学校及び鶴岡高等養護学校の在校生で療育手帳未所持者15名を加えた904名を調査客体とした。

療育手帳
所持者数
施設入所者 在宅等 療育手帳
未所持者
精薄施設 その他 在宅等 死亡・転出・不明
1,385 359 39 889 98 15

(注)施設入所者の精薄施設は、通所施設及び児童施設入所者を除く
   施設入所者のその他は、老人福祉施設、身体障害者援護施設及び救護施設
   在宅等は通所施設、児童施設、グループホーム入所者及び職親委託を含む

2 性別及び年齢

 回答のあった障害者本人の性別は、男が491人で57.8%、女が356人で41.9%、また、年齢層は20歳未満が317人で37.3%、20歳以上が530人で62.4%となっている。なお、不明はいずれも3人となっている。

年齢層<表A1>

(単位:人)

6歳未満 6~15歳 16~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上 不 明
23 168 126 198 121 105 69 37 3


3 障害の程度

(1)障害の程度

 障害の程度別にみると、重度が287人で33.8%、中度・軽度が536人で63.1%であり、3割以上が重度となっている。
 身体障害者手帳を持っているのは234人で重複障害者が27.5%となっている。また、身体障害の程度が重度で、かつ障害等級1又は2級に該当する重度心身障害児者は122人で14.4%となっている。

(2)日常生活動作

 障害者本人の日常生活で基本となる食事、トイレ、洗面・入浴、衣服の着脱、歩行・移動の5項目をみると、全項目自立している者は474人で55.8%、1つの項目でも一部介助を必要とする者が192人で22.6%、1つの項目でも全介助を必要とする者が177人で20.8%となっている。従って、何らかの介助を必要とする者が369人と4割を超えている。

 年齢層別に何らかの介助を必要とする者の割合をみると、15歳未満が134人で70.2%、16~29歳が130人で40.1%、30歳以上が104人で31.3%となっている。

 また、何らかの介助を必要とする者は、食事が23.5%、トイレが28.1%、洗面・入浴が38.7%、衣服の着脱が31.4%、歩行・移動が25.4%となっている。


4 日常生活の状況

(1)生活の場所

 自宅が609人で71.6%、病院が67人で7.9%、学校の寄宿舎が66人で7.8%、施設が55人で6.5%の順で、自宅以外の生活が27.8%となっている。

生活の場所<表A2>

(単位:人)

A-自宅 609 71.6%
B-病院 67 7.9%
C-学校寄宿舎 66 7.8%
D-施設 55 6.5%
E-下宿・アパート 19 2.2%
F-グループホーム 8 0.9%
G-職親 5 0.6%
H-その他 16 1.9%
I-不明 5 0.6%
合  計 850  

(2)家族の人数

 独り暮らしが24人、2人世帯が87人となっており、将来的に小人数世帯の援護対策も考慮しなければならない。

家族の人数<表A3>

(単位:人)

1人 2人 3人 4人 5人 6人 7人 8人以上 不明
24 87 176 187 133 111 68 50 14

(3)生計中心者

 障害者本人が生計の中心を担っている者が39人となっている。また、父母以外の兄弟姉妹やその配偶者及び甥・姪の生計中心者によって生計が維持されている者が132人で15.5%となっている。

生計中心者 <表A4>

(単位:人)

本人 配偶者 祖父母 兄弟姉妹 甥・姪 兄弟姉妹の配偶者 その他・不明
39 500 119 12 22 103 11 18 26

(4)年金等の受給状況

 障害基礎年金、特別児童扶養手当等の何らかの年金・手当を受給している者は608人で71.5%となっている。
 20歳以上で障害基礎年金を受給している者は385人で72.6%、その内訳は1級が166人で31.3%、2級が219人で41.3%となっている。
 20歳未満をみると、特別児童扶養手当を受給している者は188人で59.3%、その内訳は、1級が121人で38.2%、2級が67人で21.1%となっている。

<表1>

年金等      年齢層 20歳未満 20歳以上 不  明 合  計(%)
障害基礎年金(1級) 2 166 1 169(19.9%)
障害基礎年金(2級) 1 219 1 221(26.0%)
特別児童扶養手当(1級) 121 2 0 123(14.5%)
特別児童扶養手当(2級) 67 2 0 69( 8.1%)
その他の年金・手当 12 14 0 26( 3.1%)
小   計 203 403 2 608(71.5%)
無  受  給 111 115 1 227(26.7%)
不     明 3 12 0 15( 1.8%)
合   計 317 530 3 850(100.0%)

※年金等が無受給の場合としてつぎのようなことが考えられる。

  • 1 障害の状態が受給要件である障書等級に該当しない。
  • 2 公的年金に未加入、又は加入期間の2/3以上の保険納付期間に満たない。
  • 3 特別児童扶養手当では所得制限があるとともに、施設入所中は対象外であること。
  • 4 年金・手当の請求を行っていない。

(5)日中の生活

 日中の生活状況をみると、「学校(分教室を合む)で就学中」が191人で22.5%、「会社等で就労」が151人で17.8%、「何もしていない」が101人で11.9%、以下小規模作業所、入院治療中、通所施設、家事を担当の順となっている。

 また、「何もしていない」の101人の日常生活動作をみると、全項目自立している者が42人を占めており、社会参加が可能な者と考えられる。
 全項目自立している者で、学校で就学中、児童施設入所者、家事を担当している者及び何もしていない者に対して、将来的に社会参加又は社会自立対策が必要と考える。

<表2>

      日常生活動作
日中の生活
全項目自立 要一部介助 要全介助 不 明 合 計(%)
自営業 25 8 2 0 35( 4.1%)
会社等で就労 135 11 5 0 151( 17.8%)
通所施設 23 27 8 0 58( 6.8%)
小規模作業所 40 22 9 0 71( 8.3%)
児童施設 6 8 16 0 30( 3.5%)
学校で就学中 87 64 38 2 191( 22.5%)
就学前の児童 0 7 11 0 18( 2.1%)
家事を担当 53 4 1 0 58( 6.8%)
何もしていない 42 24 35 0 101( 11.9%)
入院治療中 19 6 40 2 67( 7.9%)
その他 44 10 9 1 64( 7.5%)
不 明 0 1 3 2 6( 0.7%)
合 計 474 192 177 7 850(100.0%)
割 合(%) 55.8% 22.6% 20.8% 0.8% 100%

(6)介護者の状況

 主な介護者としては、母親が549人で64.6%と最も高く、以下祖父母69人、8.1%、兄弟姉妹41人、4.8%、兄弟姉妹の配偶者34人、4.0%、父親33人、3.9%、の順となっている。
 また、介護者の年齢層をみると、60歳以上の高齢の介護者が296人で34.8%となっている。

介護者の年齢層<表A5>

(単位:人)

20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳以上 不 明
7 76 231 159 176 120 81

 また、主な介護者が急病等の場合代わって介護される方は、父親、兄弟姉妹、祖父母の順であるが、代わって介護する方がいない者が112人で13.2%となっており、介護者が不在となった場合の対策が急がれる。

介護者の代理<表A6>

(単位:人)

A-父親 229 26.9%
B-母親 81 9.5%
C-配偶者 4 0.5%
D-祖父母 115 13.5%
E-兄第姉妹 140 16.5%
F-兄弟姉妹の配偶者 41 4.8%
G-甥・姪 18 2.1%
H-その他 33 3.9%
I-いない 112 13.2%
J-不 明 77 9.1%
合  計 850  


5 福祉施設の利用

(1)利用希望の有無

 福祉施設の利用を希望する又は希望しているのは、障害者本人で141人で16.6%、家族では419人で49.3%と、家族の施設指向が強い。
 家族が施設利用を希望すると回答したもので、障害者本人の日中の生活状況をみると、「学校で就学中」が126人、以下、「小規模作業所」が51人、「何もしていない」が48人となっている。
 学校卒業後の進路の一つとして、福祉施設利用が考えられている。

利用希望(本人・年齢層別)<表A7>

(単位:人)

  6歳未満 6~15歳 16~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上 不 明
希望する 3 24 23 30 23 18 11 8 1
希望しない 3 20 55 87 47 62 36 20 0
無回答 17 124 48 81 51 25 22 9 2

利用希望(家族・年齢層別)<表A8>

(単位:人)

  6歳未満 6~15歳 16~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上 不 明
希望する 14 131 57 84 54 39 27 11 2
希望しない 8 30 66 95 52 59 33 20 1
無回答 1 7 3 19 15 7 9 6 0

利用希望(本人・日中の生活別)<表A9>

(単位:人)

  自営業 就労 通所 作業所 児施設 学校 就学前 家事 何も 入院 その他 不 明
希望する 10 18 15 20 2 29 1 5 19 11 11 0
希望しない 16 110 11 19 1 50 2 46 40 5 30 0
無回答 9 23 32 32 27 112 15 7 42 51 23 6

利用希望(家族・日中の生活別)<表A10>

(単位:人)

  自営業 就労 通所 作業所 児施設 学校 就学前 家事 何も 入院 その他 不 明
希望する 17 37 34 51 25 126 13 10 48 34 24 0
希望しない 15 100 21 16 1 61 5 45 44 21 34 1
無回答 3 14 3 4 4 4 0 3 9 12 6 5

福祉施設の利用を希望している障害者本人と家族の両者の意向をみると、本人、家族共に「希望する」が129人の15.2%に対し、両者共に「希望しない」が262人の30.8% となっている。

福祉施設の利用希望(本人・家族)<表A11>

(単位:人)

  希望する(本人) 希望なし(本人) 不 明(本人)
希望する(家族) 129 52 238
希望なし(家族) 5 262 97
無回答(家族) 7 16 44

(2)希望の理由

 福祉施設の利用を希望する家族の理由をみると、「学校卒業後の進路として」と「専門的な指導・訓練を受けさせたい」がそれぞれ93人で22.2%、次に、「介護者が高齢又は病気である」が84人で20.O%となっている。

<表3>

希望の理由(家族) 人数 率(%)
学校卒業後の進路として 93 22.2%
障害が重く在宅での介護等が困難である 48 11.5%
介護者が日中働いており不在である 25 6.0%
介護者が高齢、又は病気である 84 20.0%
同居の兄第姉妹が近く結婚する 2 0.5%
専門的な指導・訓練を受けさせたい 93 22.2%
その他 59 14.1%
不 明 15 3.6%
419 100.0%

(3)希望の時期

 福祉施設の利用を希望する障害者本人及び家族の利用時期をみると、「すぐ利用したい」が本人は39人で27.7%、家族が107人で25.5%、「近い将来利用したい(2~3年後)」が本人は49人で34.8%、家族が115人で27.4%、「数年後利用したい」が本人は31人で22.O%、家族が183人で43.7%となっている。

福祉施設利用希望の時期(本人)<表A12>

(単位:人)

A-すぐに利用 39 27.7%
B-近い将来利用 49 34.8%
C-数年後利用 31 22.0%
D-不 明 22 15.6%
合  計 141  

福祉施設利用希望の時期(家族)<表A13>

(単位:人)

A-すぐに利用 107 25.5%
B-近い将来利用 115 27.4%
C-数年後利用 183 43.7%
D-不 明 14 3.3%
合  計 419  

(4)利用施設の形態(施設の種類)

 どのような福祉施設を利用したいかみると、障害者本人では、更生施設、授産施設、福祉工場がそれぞれ21人で14.9%、以下、グループホーム、小規模作業所、療育訓練施設の順となっている。
 また、家族では、更生施設が111人で26.5%、授産施設が80人で19.1%、以下、療育訓練施設、福祉工場、グループホームの順となっている。
 この結果、本人及び家族の双方共に、更生、授産施設及びグループホームの利用希望が多く、さらには福祉工場への期待も大きい。

福祉施設の形態(本人)<表A14>

(単位:人)

A-療育訓練施設 11 7.8%
B-更生施設 21 14.9%
C-授産施設 21 14.9%
D-小規模作業所 17 12.1%
E-グループホーム 20 14.2%
F-福祉工場 21 14.9%
G-短期入所施設 1 0.7%
H-デイサービス 1 0.7%
I-その他 3 2.1%
J-不 明 25 17.7%
合  計 141  

福祉施設の形態(家族)<表A15>

(単位:人)

A-療育訓練施設 54 12.9%
B-更生施設 111 26.5%
C-授産施設 80 19.1%
D-小規模作業所 30 7.2%
E-グループホーム 42 10.0%
F-福祉工場 51 12.2%
G-短期入所施設 12 2.9%
H-デイサービス 6 1.4%
I-その他 18 4.3%
J-不 明 15 3.6%
合  計 419  

(5)利用施設の形態(入所・通所の別)

 入所、通所の別をみると、障害者本人及び家族ともに通所施設を希望しているのが概ね40%となっている。

入所、通所の別<表A16>

(単位:人)

入所(県内) 本人 9
家族 30
入所(庄内) 本人 22
家族 105
通所施設 本人 21
家族 105
不 明 本人 1
家族 5

 また、通所できる地域は次のとおりとなっている。

通所できる地域<表A17>

(単位:人)

鶴岡周辺 本人 5
家族 41
酒田周辺 本人 4
家族 22
市町村内 本人 11
家族 36
庄内地域 本人 1
家族 5
不 明 本人 0
家族 1

(6)施設希望者の状況

 家族が福祉施設の利用を希望する各施設毎の障害の程度別、希望時期別、地域別をみると次のようになっている。

 1 療育訓練施設

 重度障害者の家族の希望が多く、すぐに庄内地域へ入所、通所したいという希望が高い。

療育訓練施設(障害の程度別)<表A18>

(単位:人)

療育(県内入所) 障害A 6
障害B 0
手帳無 0
療育(庄内入所) 障害A 16
障害B 7
手帳無 1
療育(通所) 障害A 13
障害B 7
手帳無 3
療育(不明) 障害A 1
障害B 0
手帳無 0

療育訓練施設(希望の時期別)<表A19>

(単位:人)

療育(県内入所) すぐに 4
近将来 1
数年後 1
療育(庄内入所) すぐに 7
近将来 6
数年後 11
療育(通所) すぐに 12
近将来 1
数年後 9
療育(不明) すぐに 1
近将来 0
数年後 0

療育訓練施設(地域別)<表A20>

(単位:人)

療育(県内入所) 鶴岡市 0
酒田市 2
北町村 1
南町村 3
療育(庄内入所) 鶴岡市 8
酒田市 5
北町村 5
南町村 6
療育(通所) 鶴岡市 9
酒田市 6
北町村 4
南町村 4
療育(不明) 鶴岡市 0
酒田市 1
北町村 0
南町村 0

 2 更生施設

 重度障害者の家族の希望が多く、その9割以上が庄内地域への入所、通所を望んでいる。
 また、入所施設では「すぐに利用したい」「近い将来利用したい(2~3年後)」を合わせると48人となっている。更に地域別にみると、鶴岡市、南町村在住者の希望者が多く、入所、通所合わせて65人となっている。

更生施設(障害の程度別)<表A21>

(単位:人)

更生(県内入所) 障害A 6
障害B 6
手帳無 0
更生(庄内入所) 障害A 40
障害B 17
手帳無 3
更生(通所) 障害A 27
障害B 11
手帳無 1

更生施設(希望の時期別)<表A22>

(単位:人)

更生(県内入所) すぐに 7
近将来 3
数年後 2
更生(庄内入所) すぐに 22
近将来 16
数年後 22
更生(通所) すぐに 7
近将来 13
数年後 19

更生施設(地域別)<表A23>

(単位:人)

更生(県内入所) 鶴岡市 4
酒田市 1
北町村 5
南町村 2
更生(庄内入所) 鶴岡市 22
酒田市 14
北町村 11
南町村 13
更生(通所) 鶴岡市 16
酒田市 10
北町村 5
南町村 8

3 授産施設

 中・軽度障害者の家族の希望が多く、その5割以上が通所を望んでいる。
 また、地域別にみると、酒田市、北町村在住者の利用希望者が多くなっている。

授産施設(障害の程度別)<表A24>

(単位:人)

授産(県内入所) 障害A 2
障害B 9
手帳無 1
授産(庄内入所) 障害A 1
障害B 20
手帳無 0
授産(通所) 障害A 9
障害B 33
手帳無 1
授産(不明) 障害A 1
障害B 3
手帳無 0

授産施設(希望の時期別)<表A25>

(単位:人)

授産(県内入所) すぐに 3
近将来 2
数年後 6
無回答 1
授産(庄内入所) すぐに 7
近将来 5
数年後 9
無回答 0
授産(通所) すぐに 7
近将来 17
数年後 18
無回答 1
授産(不明) すぐに 0
近将来 2
数年後 2
無回答 0

授産施設(地域別)<表A26>

(単位:人)

授産(県内入所) 鶴岡市 3
酒田市 6
北町村 0
南町村 3
授産(庄内入所) 鶴岡市 7
酒田市 6
北町村 3
南町村 5
授産(通所) 鶴岡市 15
酒田市 19
北町村 5
南町村 4
授産(不明) 鶴岡市 1
酒田市 0
北町村 2
南町村 1

4 小規模作業所

 中・軽度障害者の家族の希望が多い。希望時期は「数年後利用したい」「近い将来利用したい(2~3年後)」の順となっている。また、地域別にみると、鶴岡市、酒田市、北町村で多く、南町村では少ない数となっている。

小規模作業所(障害の程度別)<表A27>

(単位:人)

障害A 施設希望者 7
障害B 施設希望者 22
手帳無 施設希望者 1

小規模作業所(希望の時期別)<表A28>

(単位:人)

すぐに 施設希望者 1
近将来 施設希望者 13
数年後 施設希望者 16

小規模作業所(地域別)<表A29>

(単位:人)

鶴岡市 施設希望者 11
酒田市 施設希望者 8
北町村 施設希望者 9
南町村 施設希望者 2

5 グループホーム

 中・軽度障害者の家族の希望が圧倒的に多い。希望時期は「数年後利用したい」ものが多く、地域別では、グループホームがある鶴岡市で高い数となっている。

グループホーム(障害の程度別)<表A30>

(単位:人)

障害A 施設希望者 10
障害B 施設希望者 32
手帳無 施設希望者 0

グループホーム(希望の時期別)<表A31>

(単位:人)

すぐに 施設希望者 9
近将来 施設希望者 8
数年後 施設希望者 25

グループホーム(地域別)<表A32>

(単位:人)

鶴岡市 施設希望者 17
酒田市 施設希望者 9
北町村 施設希望者 9
南町村 施設希望者 7

6 福祉工場

 中・軽度障害者の家族の希望が圧倒的に多い。希望時期は「近い将来利用したい(2~3年後)」「数年後利用したい」ものが多くなっている。地域別では鶴岡市の希望が多いものの、北町村の希望も多いことが注目される。

福祉工場(障害の程度別)<表A33>

(単位:人)

障害A 施設希望者 7
障害B 施設希望者 41
手帳無 施設希望者 1
不 明 施設希望者 2

福祉工場(希望の時期別)<表A34>

(単位:人)

すぐに 施設希望者 11
近将来 施設希望者 19
数年後 施設希望者 19
不 明 施設希望者 2

福祉工場(地域別)<表A35>

(単位:人)

鶴岡市 施設希望者 20
酒田市 施設希望者 11
北町村 施設希望者 13
南町村 施設希望者 7

7 短期入所施設

 重度障害者の家族の希望が圧倒的に多い。短期入所施設のない南町村の希望がない。

8 デイサービス

 デイサービスヘの希望は少数となっている。

9 全体的に

 重度障害者は入所施設と緊急時に対応できる短期入所施設の希望が多く、中・軽度の障害者は通所施設、就労や生活を支援するような福祉施設の希望が多くなっている。
 利用したい時期は、「数年後利用したい」とするものが最も多くなっているが、「すぐに利用したい」ものが100人を超えている。
 地域別にみると、北町村で56.6%、他の3地域でも半数近くのものが何らかの福祉施設の利用を希望したい回答している。

10 施設希望状況一覧<表4>

  障害の程度 利用の時期 地域別
障害A 障害B 手帳無 不 明 すぐに 近将来 数年後 不 明 鶴岡市 酒田市 北町村 南町村
療育(県内入所) 6 0 0 0 4 1 1 0 0 2 1 3
療育(庄内入所) 16 7 1 0 7 6 11 0 8 5 5 6
療育(通所) 13 7 3 0 12 1 9 1 9 6 4 4
療育(無回答) 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0
小 計 36 14 4 0 24 8 21 1 17 14 10 13
更生(県内入所) 6 6 0 0 7 3 2 0 4 1 5 2
更生(庄内入所) 40 17 3 0 22 16 22 0 22 14 11 13
更生(通所) 27 11 1 0 7 13 19 0 16 10 5 8
更生(無回答) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小 計 73 34 4 0 36 32 43 0 42 25 21 21
授産(県内入所) 2 9 1 0 3 2 6 1 3 6 0 3
授産(庄内入所) 1 20 0 0 7 5 9 0 7 6 3 5
授産(通所) 9 33 1 0 7 17 18 1 15 19 5 4
授産(無回答) 1 3 0 0 0 2 2 0 1 0 2 1
小 計 13 65 2 0 17 26 35 2 26 31 10 13
小規模作業所 7 22 1 0 1 13 16 0 11 8 9 2
グループホーム 10 32 0 0 9 8 25 0 17 9 9 7
福祉工場 7 41 1 2 11 19 19 2 20 11 13 7
短期入所施設 11 1 0 0 2 3 7 0 4 4 4 0
デイサービス 4 1 1 0 2 2 2 0 2 1 1 2
その他 9 9 0 0 4 4 9 1 2 3 9 4
無回答 5 10 0 0 1 0 6 8 9 0 4 2
合  計 175 229 13 2 107 115 183 14 150 106 90 73

(注)北町村は、立川町、余目町、遊佐町、八幡町、松山町、平田町の6町
   南町村は、藤島町、羽黒町、櫛引町、三川町、朝日村、温海町の6町村

(7)通所できる地域

 通所を希望している家族は、通所できる地域を「鶴岡市及びその周辺」としているのは南地区の市町村が、「酒田市及びその周辺」としているのは北地区の市町村が可能と回答している。なお、遊佐町、温海町では通所地域を自分の町村内と回答しているものが多い。

<表5>

 




























 
鶴岡周辺地域 28 3 0 1 0 0 0 1 1 4 0 1 0 2 41
酒田周辺地域 2 16 0 1 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 22
自分の市町村 10 13 0 0 5 0 2 1 1 1 0 0 0 3 36
庄内地域 0 3 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 5
不   明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
合  計 40 35 0 2 5 3 2 2 3 5 0 2 0 6 105

(8)希望しない理由

 福祉施設の利用を希望しない理由をみると、障害者本人では、「現状でよい」が132人で40.O%、「就職し自立」が79人で23.9%、以下、「自宅で生活、介護可」の順となっている。
 また、家族では、「現状でよい」が148人で40.7%、「自宅で生活、介護可」が91人、25.0%、以下、「就職し自立」の順となっている。
 この結果、本人、家族ともに「現状生活でよい」とするものが最も多く、次に「自宅で生活、介護可」と「就職し自立」がほぼ同数となっている。

福祉施設を希望しない理由<表A36>

(単位:人)

  就職し自立 自宅で生活 施設へのわだかまり 現状でよい その他 不 明
本人 79 62 15 132 14 28
家族 70 91 11 148 30 14

(9)希望しない理由「現状でよい」

 家族が福祉施設を希望しない理由で多い、「現状でよい」と回答した障害者本人の年齢層をみると6~15歳代がを除き年齢層が上がるに従ってその割合が高くなっている。

希望しない理由「現状でよい」<表A37>

(単位:人、%)

  6歳未満 6~15歳 16~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
5 3 23 34 26 28 18 11
21.7 1.8 18.3 17.2 21.5 26.7 26.5 29.7

 また、日中の生活状況をみると、「何もしていない」が16.2%、「家事を担当」が15.5%で在家庭が31.7%を占め、「会社等で就労」「自営業」で自立していると考えられるものが16.9%、「通所施設」「小規模作業所」の施設利用者が16.9%、「就学前」「学校で就学中」が12.9%となっている。

希望しない理由「現状でよい」<表A38>

(単位:人)

A-自営業 6 4.1%
B-会社等で就労 19 12.8%
C-通所施設 17 11.5%
D-小規模作業所 8 5.4%
E-学校で就学中 14 9.5%
F-就学前 5 3.4%
G-家事を担当 23 15.5%
H-入院治療中 12 8.1%
I-何もしていない 24 16.2%
J-その他 19 12.8%
K-不 明 1 0.7%
合  計 148  

(10)希望しない理由「自宅で生活、介護できる」

 家族が福祉施設を希望しない理由で次に多い、「自宅で生活、介護できる」と回答した障害者本人の年齢層をみると50歳代以降にその割合が高くなっている。

希望しない理由「自宅で可」<表A39>

(単位:人、%)

  6歳未満 6~15歳 16~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
1 16 12 17 11 13 12 8
4.3 9.5 9.5 8.9 9.1 12.4 17.4 21.6

 また、日中の生活状況をみると、「家事を担当」が17.6%、「何もしていない」が16.5%で「在家庭」が34.1%を占めている。「学校で就学中」が24.2%、「会社等で就労」「自営業」で自立していると考えられるものが20.9%、「通所施設」「小規模作業所」「児童施設」の施設利用者が合わせて7.7%となっている。

希望しない理由「自宅で可」<表A40>

(単位:人)

A-自営業 7 7.7%
B-会社等で就労 12 13.2%
C-通所施設 3 3.3%
D-小規模作業所 3 3.3%
E-学校で就学中 22 24.2%
F-児童施設 1 1.1%
G-家事を担当 16 17.6%
H-入院治療中 1 1.1%
I-何もしていない 15 16.5%
J-その他 11 12.1%
合  計 91  


6 福祉二一ズ

(1)現在、困っていること、悩んでいること

 「現在、困っていること、悩んでいること」についてみると、障害者本人では、「就労・自立のこと」122人で14.4%、「将来の介護のこと」104人で12.2%、「経済的問題」と「働く場が少ないこと」がそれぞれ91人で1O.7%、以下、「家族との生活のこと」、「施設が少ないこと」、「地域の理解がないこと」の順となっている。
 また、家族では、「将来の介護のこと」が382人で44.9%、「就労・自立のこと」213人で25.1%、「施設が少ないこと」147人で17.3%、「働く場が少ないこと」141人で16.6%、以下、「経済的なこと」、「家族との生活のこと」の順となっている。
 従って、障害者本人、家族ともに「将来の介護」への不安が強く、次に「就労・自立」、「働く場」で悩んでいる。

困っていること等(本人)<表A41>

(単位:人、%)

経済的問題 回答者 91
割合(%) 10.7
家族との生活 回答者 77
割合(%) 9.1
将来の介護 回答者 104
割合(%) 12.2
就労・自立 回答者 122
割合(%) 14.4
地域の理解 回答者 21
割合(%) 2.5
療育訓練の場 回答者 14
割合(%) 1.6
施設が少ない 回答者 32
割合(%) 3.8
医療機関 回答者 13
割合(%) 1.5
働く場がない 回答者 91
割合(%) 10.7
その他 回答者 17
割合(%) 2

困っていること等(家族)<表A42>

(単位:人、%)

経済的問題 回答者 118
割合(%) 13.9
家族との生活 回答者 114
割合(%) 13.4
将来の介護 回答者 382
割合(%) 44.9
就労・自立 回答者 213
割合(%) 25.1
地域の理解 回答者 35
割合(%) 4.1
療育訓練の場 回答者 63
割合(%) 7.4
施設が少ない 回答者 147
割合(%) 17.3
医療機関 回答者 56
割合(%) 6.6
働く場がない 回答者 141
割合(%) 16.6
その他 回答者 45
割合(%) 5.3

 また、これを日中の生活状況の中で合わせて全体の5割以上を占める「学校で就学中」の191人、「会社等で就労」の151人、「何もしていない」の101人の3つみると次のようになっている。

1 学校で就学中

 「就労・自立」が51.3%を占めており、「働く場がない」の28.7%を合わせて考えると、就労・自立への不安と期待が極めて強くなっている。
 また、「将来の介護」が27.2%、「施設が少ない」が23.6%という回答から生活面の不安も抱えていることが窺える。

学校で就学中(191人)<表A43>

(単位:人、%)

経済的問題 回答者 24
割合(%) 12.6
家族との生活 回答者 10
割合(%) 5.2
将来の介護 回答者 52
割合(%) 27.2
就労・自立 回答者 98
割合(%) 51.3
地域の理解 回答者 7
割合(%) 3.7
療育訓練の場 回答者 28
割合(%) 14.7
施設が少ない 回答者 45
割合(%) 23.6
医療機関 回答者 20
割合(%) 10.5
働く場がない 回答者 55
割合(%) 28.7
その他 回答者 9
割合(%) 4.7

2 会社等で就労

 「将来の介護」が31.8%、「家族との生活」が17.9%、合わせて49.7%と、生活面の不安が強いとともに、「働く場がない」不安も26.5%のものが抱えている。

会社等で就労(151人)<表A44>

(単位:人、%)

経済的問題 回答者 25
割合(%) 16.6
家族との生活 回答者 27
割合(%) 17.9
将来の介護 回答者 48
割合(%) 31.8
就労・自立 回答者 26
割合(%) 17.2
地域の理解 回答者 10
割合(%) 6.7
療育訓練の場 回答者 3
割合(%) 2
施設が少ない 回答者 12
割合(%) 7.9
医療機関 回答者 2
割合(%) 1.3
働く場がない 回答者 40
割合(%) 26.5
その他 回答者 13
割合(%) 8.6

3 何もしていない

 「将来の介護」が60.4%と圧倒的に多くなっている。

何もしていない(101人)<表A45>

(単位:人、%)

経済的問題 回答者 11
割合(%) 16.6
家族との生活 回答者 19
割合(%) 18.8
将来の介護 回答者 61
割合(%) 60.4
就労・自立 回答者 10
割合(%) 9.9
地域の理解 回答者 4
割合(%) 4
療育訓練の場 回答者 9
割合(%) 8.9
施設が少ない 回答者 16
割合(%) 15.8
医療機関 回答者 10
割合(%) 9.9
働く場がない 回答者 8
割合(%) 7.9
その他 回答者 6
割合(%) 5.9

4 将来の介護のこと

 家族で最も多かった「将来の介護のこと」と回答した障害者本人の年齢層をみると、20歳を超えると5割近くになり、「30~39歳」で52.1%、「40~49歳」で53.3%、「50~59歳」で53.6%、「60歳以上」で56.8%と、年齢層が上がることにより次第に将来の介護に対する不安の割合が高くなっている。

年齢層による割合<表A46>

(単位:人、%)

6歳未満 全 体 23
将来の介護 9
割合(%) 39.1
6~15歳 全 体 168
将来の介護 61
割合(%) 36.3
16~19歳 全 体 126
将来の介護 38
割合(%) 30.2
20~29歳 全 体 198
将来の介護 95
割合(%) 48
30~39歳 全 体 121
将来の介護 63
割合(%) 52.1
40~49歳 全 体 105
将来の介護 56
割合(%) 53.3
50~59歳 全 体 69
将来の介護 37
割合(%) 53.6
60歳以上 全 体 37
将来の介護 21
割合(%) 56.8

(2)希望すること

 暮らしやすくなるために、もっと望んでいることとしては、障害者本人では、「企業・会社の理解」、「地域の理解」、「経済的援助」の順であるが、家族では、「行政の取組」が最も多く、以下、「地域の理解」、「経済的援助」の順となっている。

希望すること<表A47>

(単位:人、%)

地域の理解 本人回答 149
割合(%) 17.5
家族回答 268
割合(%) 31.5
企業の理解 本人回答 150
割合(%) 17.6
家族回答 239
割合(%) 28.1
行政の取組 本人回答 116
割合(%) 13.4
家族回答 428
割合(%) 50.4
経済的援助 本人回答 122
割合(%) 14.4
家族回答 266
割合(%) 31.3
ボランティア活動 本人回答 31
割合(%) 3.6
家族回答 67
割合(%) 7.9

 さらに、家族の回答を障害者本人の年齢層別にみると、60歳以上を除くすべての階層で「行政の取組」が最も高い割合を占めている。
 また、15歳未満では「地域の理解」が、16~19歳及び20~29歳では「企業・会社の理解」の割合が高い。

希望すること(家族)<表A48>

(単位:%)

6歳未満 地域の理解 60.9
企業の理解 17.4
行政の取組 69.6
経済的援助 21.7
ボランティア活動 13
6~15歳 地域の理解 42.9
企業の理解 34.5
行政の取組 69.6
経済的援助 29.8
ボランティア活動 7.7
16~19歳 地域の理解 21.4
企業の理解 42.1
行政の取組 48.4
経済的援助 33.3
ボランティア活動 12.7
20~29歳 地域の理解 27.8
企業の理解 33.3
行政の取組 49.5
経済的援助 32.3
ボランティア活動 8.6
30~39歳 地域の理解 34.7
企業の理解 27.3
行政の取組 45.5
経済的援助 34.7
ボランティア活動 5.8
40~49歳 地域の理解 28.6
企業の理解 15.2
行政の取組 39
経済的援助 27.6
ボランティア活動 5.7
50~59歳 地域の理解 27.5
企業の理解 7.2
行政の取組 37.7
経済的援助 27.5
ボランティア活動 5.8
60歳以上 地域の理解 18.9
企業の理解 5.4
行政の取組 29.7
経済的援助 37.8
ボランティア活動 2.7

 また、日常生活の状況からみると、ほとんどすべての分野で「行政の取組」が最も多くなっている。各分野別にみると、就学前と学校で就学中のものは「地域の理解」を求めており、会社等で就労中と学校で就学中のものは「企業・会社の理解」を、家事を担当しているものは「経済的援助」を、何もしていないものと小規模作業所へ通っているものでは「ボランティア活動」の援助を望む回答がそれぞれ高くなっている。

希望すること(家族)<表A49>

(単位:%)

自営業 地域の理解 28.6
企業の理解 20
行政の取組 40
経済的援助 22.9
ボランティア活動 8.6
会社等で就労 地域の理解 27.8
企業の理解 40.4
行政の取組 32.5
経済的援助 27.2
ボランティア活動 6.6
通所施設 地域の理解 27.6
企業の理解 29.3
行政の取組 70.7
経済的援助 32.8
ボランティア活動 6.9
小規模作業所 地域の理解 26.8
企業の理解 19.7
行政の取組 57.7
経済的援助 29.6
ボランティア活動 14.1
児童施設 地域の理解 30
企業の理解 10
行政の取組 76.7
経済的援助 36.7
ボランティア活動 3.3
学校で就学 地域の理解 37.7
企業の理解 45
行政の取組 62.3
経済的援助 33
ボランティア活動 6.8
就学前 地域の理解 72.7
企業の理解 22.2
行政の取組 77.8
経済的援助 16.7
ボランティア活動 11.1
家事を担当 地域の理解 15.5
企業の理解 17.2
行政の取組 37.9
経済的援助 39.7
ボランティア活動 1.7
何もしていない 地域の理解 31.7
企業の理解 13.7
行政の取組 46.5
経済的援助 31.7
ボランティア活動 14.9
入院治療中 地域の理解 35.8
企業の理解 7.5
行政の取組 37.3
経済的援助 29.9
ボランティア活動 7.5

 地域別の状況は次のとおりとなっており、地域的な特異性はなく、「行政の取組」、「経済的援助」、「地域の理解」、「企業の理解」の順となっている。

希望すること(家族)<表A50>

(単位:%)

鶴岡市 305人 地域の理解 28.2
企業の理解 24.3
行政の取組 43.9
経済的援助 27.9
ボランティア活動 8.2
酒田市 229人 地域の理解 28.4
企業の理解 37.1
行政の取組 59
経済的援助 39.7
ボランティア活動 9.2
北町村 159人 地域の理解 33.3
企業の理解 24.8
行政の取組 54.1
経済的援助 30.8
ボランティア活動 6.3
南町村 157人 地域の理解 39.5
企業の理解 24.8
行政の取組 45.2
経済的援助 26.1
ボランティア活動 7
庄 内 850人 地域の理解 31.5
企業の理解 28.1
行政の取組 50.4
経済的援助 31.3
ボランティア活動 7.9

(3)福祉施設等の要望

 福祉施設などでもっと充実してほしいものとしては、障害者本人では「働く場」が123人で14.5%、「老人福祉施設」が86人で1O.7%、以下、「通所施設」、「入所施設」、「小規模作業所」の順となっている。

福祉施設等の要望(本人)<表A51>

(単位:人、%)

入所施設 回答者 65
割合(%) 7.6
通所施設 回答者 75
割合(%) 8.8
小規模作業所 回答者 48
割合(%) 5.6
療育訓練センター 回答者 24
割合(%) 2.8
グループホーム 回答者 33
割合(%) 3.9
働く場 回答者 123
割合(%) 14.5
デイサービス 回答者 7
割合(%) 0.8
短期入所施設 回答者 5
割合(%) 0.6
中期入所施設 回答者 4
割合(%) 0.5
老人福祉施設 回答者 86
割合(%) 10.1
ホームヘルパー 回答者 9
割合(%) 1.1
相談指導機関 回答者 41
割合(%) 4.8

 また、家族では、「老人福祉施設」が288人で33.9%、「入所施設」が175人で20.6%、「通所施設」が173人で20.4%、以下、「働く場」、「療育訓練センター」、「小規模作業所」の順となっている。

福祉施設等の要望(家族)<表A52>

(単位:人、%)

入所施設 回答者 175
割合(%) 20.6
通所施設 回答者 173
割合(%) 20.4
小規模作業所 回答者 95
割合(%) 11.2
療育訓練センター 回答者 102
割合(%) 12
グループホーム 回答者 47
割合(%) 5.5
働く場 回答者 167
割合(%) 19.6
デイサービス 回答者 43
割合(%) 5.11
短期入所施設 回答者 45
割合(%) 5.3
中期入所施設 回答者 20
割合(%) 2.4
老人福祉施設 回答者 288
割合(%) 33.9
ホームヘルパー 回答者 12
割合(%) 1.4
相談指導機関 回答者 101
割合(%) 11.9

 福祉施設等への要望を、さらに年齢層別、日中の生活別、地域別にみると次のとおりとなっている。

1 年齢層別状況

 入所施設は各年齢層で、「通所施設」及び「小規模作業所」は学齢期の年齢層で特に希望が多くなっている。「療育訓練センター」は就学前から学齢期の年齢層に、「働く場」は学齢期から30歳代にわたり希望している。
 また、「老人福祉施設」は20~40歳代に多くなっている。

<表6>

(単位:人)

年齢層福祉施設等  6歳未満23人 6~15歳168人 16~19歳126人 20~29歳198人 30~39歳121人 40~49歳105人 50~59歳69人 60歳以上37人 不 明3人
入所施設 3 22 25 42 36 25 14 7 1
通所施設 9 77 27 32 13 9 5 1 0
小規模作業所 1 40 9 16 13 10 6 0 0
療育訓練センター 15 44 12 13 11 4 2 1 0
グループホーム 1 9 10 12 6 6 2 1 0
働く場 2 34 42 52 24 9 4 0 0
デイサービス 2 11 4 9 5 5 4 3 0
短期入所施設 0 18 8 8 5 1 2 1 2
中期入所施設 0 4 3 4 3 5 0 1 0
老人福祉施設 1 32 33 80 51 45 26 18 1
ホームヘルパー 0 0 2 1 2 2 4 1 0
相談指導機関 1 16 22 30 12 11 7 2 0

2 日中の生活別状況

 いづれの分野においても「老人福祉施設」の希望が多く老後対策が望まれている。
 「入所・通所施設」は学校で就学中の者の希望が最も多くなっているが、「小規模作業所」へ通っている者の5割以上が希望していることが注目される。
 「働く場」は、学校で就学中の者及び会社等で就労中の者に多く、また、「通所施設」及ぴ「小規模作業所」へ通っている者からの希望も多くなっている。
 さらに、児童施設入所中及び入院治療中の者をみると「入所施設」の希望が最も多くなっている。児童施設から者施設への移行が困難なこと、庄内地域に重度心身障害者のための専門医療機関、施設がないこと等が理由と考えられる。

<表7>

(単位:人)

日中の生活福祉施設等  自営業35 会社等151 通施設58 小規模71 児施設30 学 校191 就学前18 家 事58 何 も101 入 院67 その他64
入所施設 6 19 14 22 19 20 3 10 20 27 14
通所施設 5 14 13 15 7 81 7 3 17 5 5
小規模作業所 2 12 4 8 2 40 2 5 11 4 3
療育訓練センター 3 6 7 4 8 39 13 6 9 4 3
グループホーム 1 14 5 5 2 7 1 0 4 4 4
働く場 1 42 11 10 1 62 0 9 10 3 17
デイサービス 3 0 2 1 1 10 1 3 11 7 4
短期入所施設 3 1 4 7 1 17 1 0 11 0 0
中期入所施設 1 2 1 4 1 3 0 3 5 0 0
老人福祉施設 12 56 28 33 5 41 1 17 36 24 31
ホームヘルパー 1 1 1 0 0 0 0 2 6 0 1
相談指導機関 7 27 8 5 2 24 3 4 8 4 8

3 地域別状況

 「老人福祉施設」に対する要望が各地域で多い中で、鶴岡市で最も多い数となっている。
 「働く場」については市部で多く、特に酒田市において突出して希望が多くなっている。
 施設をみると、「通所施設」が市部で多いが、「入所施設」では地域的な特異性はみられない。

 「相談指導機関」について酒田市に多いのが注目される。

福祉施設等の要望(家族)<表A53>

(単位:人)

入所施設 鶴岡市 53
酒田市 40
北町村 39
南町村 43
通所施設 鶴岡市 62
酒田市 60
北町村 29
南町村 22
小規模作業所 鶴岡市 30
酒田市 30
北町村 19
南町村 16
療育訓練センター 鶴岡市 36
酒田市 24
北町村 20
南町村 2e
グループホーム 鶴岡市 19
酒田市 13
北町村 11
南町村 4
働く場 鶴岡市 43
酒田市 72
北町村 29
南町村 23
デイサービス 鶴岡市 16
酒田市 11
北町村 6
南町村 10
短期入所施設 鶴岡市 15
酒田市 15
北町村 7
南町村 8
中期入所施設 鶴岡市 7
酒田市 6
北町村 3
南町村 4
老人福祉施設 鶴岡市 94
酒田市 73
北町村 56
南町村 64
ホームヘルパー 鶴岡市 2
酒田市 7
北町村 0
南町村 3
相談指導機関 鶴岡市 24
酒田市 40
北町村 20
南町村 17

ま  と  め


1 アンケート調査への反応等

(1)高い回答率

 今回のアンケート調査では、各機関、調査員の協力のもとで調査対象者の理解により90%を超える高い回答率を得ることができた。
 また、調査の性格上、各種トラブルの発生も予想したところであるが、各世帯に理解され協力的で計画どおりの調査が行われた。

(2)アンケート調査、行政への期待

 どちらかといえば取り組みが遅れていた障害者福祉について、「ようやく取り組んでくれた、待っていた」という家庭が多く、行政に対する期待が感じられた。
 また、家庭訪問の際は、「話をしたい、聞いてもらいたい」という家庭が多く、身近に相談相手がいないのではという印象を受け、福祉事務所の日常活動における相談、訪問活動をさらに重視しなければならない。


2 調査結果から

(1)重度心身障害児者

 障害の程度が重度で、かつ障害等級1又は2級に該当する重度心身障害児者が14.4%を占め、在宅介護の困難な重度化対策を強化しなければならない。

(2)在宅者の社会参加の促進

 日常生活で、何もしていない障害者が11.9%を占め、その約半数は何らかの社会参加が可能と思われることから、積極的な社会参加対策が望まれる。

(3)介護者の高齢化、世代交替等

 60歳以上の高齢の介護者が34.8%を占めるとともに、介護者の14.2%が兄弟姉妹及びその配偶者となっている。さらに、主な介護者が急病等の場合代わって介護される方がいないと回答した者が13.2%となっている
 また、福祉施設の希望理由でも「介護者が高齢、病気である」が20%を占めていることからも、障害者の老後に不安のないように、障害者高齢対策は重要な課題となっている。

(4)学校卒業後の進路

 福祉施設の利用希望で、最も高い希望者、割合を占めているのが児童・生徒の父兄であり、卒業後の進路に不安を抱いているものと思われる。従って、就労自立対策と併せて生活支援策を、就労自立の困難な場合には福祉的な進路を、それぞれの希望により選択できるようにしなけれぱならない。

(5)自宅から通える施設、身近な施設の利用

 希望施設は、自宅から通える通所施設及び小規模作業所が32.2%と入所施設と同じ割合を占め、各地に通所型施設の整備が望まれている。
 また入所施設では希望者の77.8%が庄内の施設を希望していることからも、住み慣れた地域内での施設整備が望まれている。

(6)小規模作業所から認可施設へ

 小規模作業所へ通っている障害者の世帯の5割以上が運営上または処遇上も安定した認可施設への入所(通所)を希望している。

(7)自立・就労のための施設

 施設希望者の22.2%が自立・就労を目標とするグループホーム及び福祉工場を望んでおり、職業的自立とともに生活面の支援機能の整備が望まれている。

(8)不安な将来の介護

 困っていること、悩んでいることですべての年齢層で将来の介護のことについて高い割合を占めており、福祉施設の充実でも老人福祉施設の要望が多く最重要課題となっている。

(9)行政の取り組み

 障害者に対する行政の取り組みへの期待が圧倒的に高く、県、市町村の福祉担当部局、福祉関係機関、保健医療、教育関係者との連携も図らなけれぱならない。

(10)働く場、企業・会社の理解

 働く場がない、企業・会社の理解がないと、障害者の自立・就労に向けての企業・会社等の積極的な取り組みに期待を寄せている。このためには、福祉担当部局と労働、商工関係者との協調を深める必要がある。


調査を終えて

 「誰もが安心して生活を送るために」と実施した今回の調査では、生活状況、福祉施設の利用等の実態について把握できたともに、数多くの障箸者世帯を訪問し、直接生の声をお聞きすることができました。
 どちらかといえぱ遅きに失した障害者、特に精神薄弱児者に対する行政の取り組みではありましたが、今回の調査を踏まえこれを契機として、一歩一歩ではありますが「誰もが安心して生活を送るために」努力して参りたいと思います。
 最後に、今回の調査に御協力いただきました皆様に感謝申し上げるとともに、今後の精神薄弱児者福祉の向上に御協力賜りますようお願いいたします。

~誰もが安心して生活を送るために~

「療育手帳所持者等へのアンケート調査」調査票

障害者又は介護者の立場でそれぞれの質間に対す
る答えを番号で回答欄に記入してください。

(平成6年11月1日現在)

市区町村名              

1 本人の状況についておたずねします

問1 本人の性別は 1.男  2.女 1  
問2 本人の年齢はいくつですか、 1.6歳未満  2.6~15歳
3.16~19歳  4.20~29歳
5.30~39歳  6.40~49歳
7.50~59歳  8.60歳以上
2 
問3 本人の療育手帳の障害程度はど
    うなっていますか
1.障害の程度はA  2.障害の程度はB
3.療育手帳は持っていない
3 
問4 本人は身体障害者手帳を持って
    いますか
1.持っている(障害1級又は2級)
2.持っている(障害3~6級)
3.持っていない
4 
問5 本人の障害により公的年金・手
    当などを受けていますか
1.障害基礎年金(1級)を受けている
2.障害基礎年金(2級)を受けている
3.特別児童扶養手当(1級)を受けている
4.特別児童扶養手当(2級)を受けている
5.特別障害者手当を受けている
6.障害児福祉手当を受けている
7.その他の年金・手当を受けている
8.何も受けていない、
5 

2 本人及ぴ家族の生活状況についておたずねします

問6 本人はどこで生活していますか 1.自宅     2.自宅以外 6  
問7 自宅以外の場含、そこは次のい
    ずれですか
1.施設(施設名:         )
2.病院  3.学校寄宿舎  4.職親
5.グループホーム 6.下宿・アパート
7.その他(            )
7  
問8 一緒に生活している家族は何人
    ですか(自宅以外は出身世帯)
本人を含めた家族の人数を回答欄に
記入してください
8 
問9 家族のうち生計中心者(主に家
    計を支えている方)はどなたで
    すか
1.本人 2.父 3.母 4.配偶者
5.祖父母 6.兄弟姉妹 7.甥・姪
8.兄弟姉妹の配偶者 9.その他(  )
9  

3 本人の生活能カと介護者の状況についておたずねします

問10 本人は日常生活について自分で
     することができますか
  自分でできる 一部手助けが必要 全部手助けが必要   
食事 1 2 3 10  
トイレ 1 2 3 11 
洗面・入浴 1 2 3 12 
衣服の着脱 1 2 3 13 
歩行・移動 1 2 3 14 
問11 本人は日中どんなことをしてい
     ますか
1.自営業(手伝いを含む)
2.会社等で就労している
3.通所施設に通っている
4.小規模作業所に通っている
5.児童施設に入所している
6.学校(分教室を含む)で就学している
7.就学前の児童である
8.家事を担当している
9.何もしていない
10.その他(           )
15 
問12 本人が在宅の時、主にお世話
     (介護)する方はどなたですか
1.父 2.母 3.配偶者 4.祖父母
5.兄第姉妹 6.兄弟姉妹の配偶者
7.甥・姪 8.その他(      )
16 
問13 主にお世話する方の年齢は何歳
     ですか
1.20~29歳  2.30~39歳
3.40~49歳  4.50~59歳
5.60~69歳  6.70歳以上
17 
問14 お世話する方が急病などになっ
     た場合、代わってお世話できる
     万はどなたですか
1.父  2.母  3.配偶者
4.祖父母  5.兄弟姉妹
6.兄弟姉妹の配偶者  7.甥・姪
8.その他(   )  9.いない
18 

3 福祉施設の利用希望についておたずねします(本人と家族それぞれお答えください)

問15 障害児者のための福祉施設を利
     用する希望はありますか
1.希望する又は希望している→問16へ
2.希望しない          →問21へ
19本人は
 
20家族は
 
問16 福祉施設の利用を希望する家族
     の方に伺います 希望するのは、
     どのような理由からですか
1.学校卒業後の進路として
2.障害が重く在宅での介護が困難である
3.介護者が日中働いており不在である
4.介護者が高齢、又は病気である
5.同居の兄弟姉妹が近く結婚する
6.専門的な指導・訓練を受けさせたい
7.その他(                 )
21家族は 
問17 福祉施設の利用を希望する方に
     伺います
     希望の時期はいつ頃ですか
1.すぐ利用したい
2.近い将来利用したい(2~3年後)
3.数年後利用したい
22本人は
 
23家族は
 
問18 その場合、どのような福祉施設
     を利用したいと思いますか
1.療育訓練施設 →問19へ
2.生活指導・訓練の施設(更正施設)→問19へ
3.職業指導・訓練の施設(授産施設)→問19へ
4.簡単な作業を行う小規模作業所
5.生活寮のような施設(グループホーム)
6.福祉就労施設(就労収入がある施設)
7.緊急時に利用できる施設(短期間入所)
8.日中介護してくれる施設(デイサービスセンター)
9.その他(             )
24本人は
 
25家族は
 
問19 前の質間で1~3と回答した方
     に伺います。入所、通所のいず
     れを希望しますか
1.県内の入所施設ならどこでもよい
2.庄内の入所施設に限る
3.自宅等から通う通所施設がよい→問20へ
26本人は
 
27家族は
 
問20 前の質間で3と回答した方に伺
     います。
    自宅から通所できる地域はどの
     くらいですか
1.鶴岡周辺地域まで可能である
2.酒田周辺地域まで可能である
3.自分が住んでいる市町村内である
4.庄内地域なら可能である
28本人は
 
29家族は
 
問21 福祉施設の利用を希望しない方
     に伺います
     それは、どのような理由からです
     か
1.就職し自立している
2.自宅で生活、介護できる
3.施設へのわだかまりがある
4.現状でよい
5.その他(                   )
30本人は
 
31家族は
 

5 本人・家族の生活上の悩みと意見、要望についておたずねします

問22 現在困っていることや悩んでい
     ることがありますか
     主なものを2つ選んでください
1.経済的なこと
2.家族との生活のこと
3.将来の介護のこと
4.就労・自立のこと
5.地域の理解がないこと
6.療育訓練の場がないこと
7.施設が少ないこと
8.歯医者等の医療機関が少ないこと
9.働く場が少ないこと
10.その他(           )
32本人は
 
  
33家族は
 
問23 暮らしやすくなるだめに、もっ
     と望んでいることはなんですか
     主なものを2つ選んでください
1.障害者に対する地域の理解
2.障害者に対する企業・会社の理解
3.障害者に対する行政の取り組み
4.経済的援助
5.ポランティア活動
34本人は
 
35家族は
 
問24 福祉施設などでもっと充実して
     ほしいことは何ですか
     主なものを2つ選んでください
1.生活の場となる入所施設
2.自宅等から通える通所施設
3.簡単な作業を行う小規模作業所
4.療育訓練センター
5.グルーブホーム(生活寮)
6.働く場
7.日中介護してくれる施設(デイサーピスセンター)
8.短期間(1週間程度)入所施設
9.中期間(3か月程慶)入所施設
10.高齢になったら利用できる施設
11.ホームヘルパー
12.相談・指導機関
36本人は
 
37家族は
 

6 その他意見・要望がありましたら記載してください

ご協カありがとうございました


主題:
療育手帳所持者等へのアンケート調査結果報告書 1頁~45頁
-誰もが安心して生活を送るために-
<アンケート調査編>

発行者:
山形県庄内支庁 総務福祉部 福祉第二課

発行年月:
1995年2月

文献に関する問い合わせ先:
(事務局) 山形県庄内支庁 総務福祉部 福祉第二課
〒997-13 山形県東田川郡三川町大字横山字袖東19-1
電話0235(66)2111(代表)