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2 調査結果

1.身体障害者(調査A)

1 調査の目的 田辺市障害者に係る新長期計画に関する参考資料として
2 調査内容  身体障害者の生活実態と行政等への要望
3 調査地域  田辺市全域
4 調査対象者 田辺市全域(市外の施設入所者を含む)の身体障害者手帳所持者
5 調査標本数 220
6 調査回収率 96%
7 調査方法  調査員による聞き取り調査
8 調査の期間 平成6年8月15日~平成6年8月31日

問1 本人の年齢

 60歳以上が58.5%となっており、18歳末満の児童福祉法の対象者は6.6%と少なく、大半は身体障害者福祉法の対象者である。
 障害等級別にみると、18歳末満の児童は75.0%、60歳以上の方では62.4%が1・2級の重度障害である。

問1 本人の年齢 の回答グラフ

問2 性別・配偶者の有無等

 性別では、男性が118人で、構成割合は55.7%で女性よりやや多く、59.4%の人は配偶者がいる。女性は93人で、同じく43.9%であり、配偶者のいる人は39.6%となっている。
 また、障害を受けた年齢を殆どの方が理解しており、障害を受けられた年齢は、0~6歳(20.6%)が最も高く、次いで50代(19.1%)、60代(16.6%)となっている。

性別
問2 性別・配偶者の有無等(性別) の回答グラフ

配偶者有無
問2 性別・配偶者の有無等(配偶者有無) の回答グラフ

障害を受けた年齢
問2 性別・配偶者の有無等(障害を受けた年齢) の回答グラフ

障害を受けた年齢
問2 性別・配偶者の有無等(障害を受けた年齢) の回答グラフ

問3 障害の原因

 障害の原因については、疾病による障害(59.0%)、先天性による障害(17.9%)に集中している。

問3 障害の原因 の回答グラフ

問4 障害等級

 障害等級については、1・2級の重度障害66.6%、3・4級の中度障害27.8%、5・6級の軽度障害5.6%となっている。

問4 障害等級 の回答グラフ

問5 障害の種類

 肢体障害者53.3%、内部障害者18.4%、視覚・聴覚障害者はそれぞれ約10%となっており、肢体障害者では、下肢横能障害、上肢機能障害の割合が高くなっている。
問5 障害の種類 の回答グラフ

問6 主な障害

 重複障害者の主な障害については、上肢横能障害27.6%、下肢機能障害と体幹機能障害がそれぞれ22.4%となっており、肢体障害が全体の72.4%を占めている。次に聴覚障害19.7%、視覚障害4.0%、音声・言語・そしゃく横能障害2.6%、腎臓機能障害1.3%となっている。
問6 主な障害 の回答グラフ

問7 合併の状況

 身体以外に障害をお持ちの人は、精神障害2.8%、精神発達遅滞0.5%となっており、低い数値を示している。
問7 合併の状況 の回答グラフ

問8 同居の家族の人数

 一人暮らしの方は9.0%、2人家族は36.8%となっており、合わせて45.8%となり5割近くを占めている。
 また、6人以上の大家族も12.7%を占めている。

問8 同居の家族の人数 の回答グラフ

問9 同居の家族の該当者

 同居家族の内容については、配偶者(31.2)、息子(15.4%)、母親(9.7%)、孫(8.9%)が上位を占めている。


主題(副題):田辺市障害者福祉に関するアンケート調査 報告書
発行者:田辺市
発行年月:1996(平成8)年3月
文献に関する問い合わせ先:
〒646-8545 和歌山県田辺市新屋敷町1
電話 (0739)22-5300