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問10 平日の過ごし方

 (1)就学前の子供の6人中4人は自宅にいる。
 (2)学校へ通っている人では、障害児のための学校と学校の普通学級はほぼ同じ割合である。
 (3)学校を卒業されている人では、78.8%の人が自宅で過ごしており、その殆どが、50歳~80歳代の人である。
  就職されている人は14.7%ある。
問10 平日の過ごし方 の回答グラフ

問11 自由時間の過ごし方

 テレビ・ラジオ・新聞(31.4%)、心身の疲労回復、休息(20.6%)、家族との団らん(12.2%)で過ごされる人が多く、スポーツ(2.7%)や、仕事や学校の学習及び勉強(1.7%)は低調である。
 また、町内会・PTA等の地域活動やサークル活動で過ごしている人は、極めて少なくなっている。
問11 自由時間の過ごし方 の回答グラフ

問12 生きがい

 生きがいについては、家族(43.9%)、趣味(18.4%)が多くなっている。
問12 生きがい の回答グラフ

問13 地域の人とのつきあい

 地域の方とのつきあいについては、挨拶をかわす程度が40.6%であり、つき会いはしていない(13.7%)を含めると約半数を占めている。
 次いで、世間話をする(26.9%)、一緒に遊ぶ(8.5%)が続いている。
問13 地域の人とのつきあい の回答グラフ

問14 外出頻度

外出頻度については、ほぼ毎日外出される方が45.3%あり、次いで、週に2~3回(25.9%)、月に2~3回(10.4%)、年に数回(5.2%)となっており、全く無い方については12.7%ある。
問14 外出頻度 の回答グラフ

問15 外出目的

 通院(28.2%)が最も高く、次いで、買い物(22.2%)、散歩(16.1%)となっている。
問15 外出目的 の回答グラフ

問16 外出時の交通手段

 外出時の交通手段については、介護者運転(20.0%)が最も高く、本人運転(15.9%)を合わせると35.9%となっている。
 自動車以外では、徒歩(13.6%)、タクシー(12.5%)となっている。
問16 外出時の交通手段 の回答グラフ

問17 外出時に困難に思うか

 外出を困難に思われる方が53.8%となっている。
問17 外出時に困難に思うか の回答グラフ

問18 外出時に困ることの理由

 外出を困難に思われる理由は、道路に段差が多い(19.5%)、道路や駅に段差が多い(14.6%)、車等が多く危険を感じる(13.0%)、障害者用の設備が整っていない(9.2%)となっている。
問18 外出時に困ることの理由 の回答グラフ

問19 外出しない理由

 外出されない方の理由は、重度障害の為が70.4%を占めており、次いで、介助者がいない、歩道等の整備ができていない、外出したくないが、それぞれ7.4%となっている。

問19 外出しない理由 の回答グラフ

問20 日常動作について

 日常生活動作については、いづれの項目も、一人でできるが多く、次いで全介助を必要とする人が多い。
(1)食事は、一人でできる・時間をかければ一人でできるが80.2%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、70歳代に多くみられる。
(2)トイレは、一人でできる・時間をかければ一人でできるが76.9%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、60歳・70歳・80歳代に多くみられる。
(3)入浴は、一人でできる・時間をかければ一人でできるが68.4%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、60歳・70歳・80歳代に多くみられる。
(4)衣服の着脱は、一人でできる・時間をかければ一人でできるが74.5%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、70歳・80歳代に多くみられる。
(5)家の中を移動するは、一人でできる・時間をかければ一人でできるが76.4%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、70歳・80歳代に多くみられる。
(6)外出をするは、一人でできる・時間をかければ一人でできる61.3%を占めており、一部介助及び全介助を必要とする人は、重度障害であり、また、60歳・70歳・80歳代に多くみられる。
問20 日常動作について の回答グラフ

問21 主な介助者

 介助者は、半数が配偶者(51.2%)となっており、そのほかでは、家族、親戚が介助にかかわっている場合が多い。
問21 主な介助者 の回答グラフ

問22 介助・援護の内容

 介助の内容は、入浴や食事・トイレ等の身辺介助(33.8%)、掃除や洗濯、調理等の家事(31.4%)、外出時の付添(30.9%)の順になっている。
問22 介助・援護の内容 の回答グラフ

問23 介助・援護を受ける時間

 介助を受ける時間は、10時間以上(40.7%)が最も多く、次いで、2~3時間(12.8%)、1~2時間(10.5%)となっている。
問23 介助・援護を受ける時間 の回答グラフ

問24 介助者に対する費用

 介助者に対する費用については、家族、親戚等の介助が多いことから、ほとんどが0円(82.6%)となっている。
問24 介助者に対する費用 の回答グラフ

問25 介助者の年齢

 介助者の年齢は、60歳代(30.2%)が最も多く、60歳以上では、51.1%となっている。次に、40歳代(17.4%)、50歳代(15.1%)となっており、障害者の高齢化が介助者の高齢化につながっていくと考えられる。
問25 介助者の年齢 の回答グラフ

問26 介助者が介助できない時

 介助者が介助できない場合に、親族(同居・別居を含めて)に介助・援助を求めている人が50%となっており、親族以外では、施設・病院の一時入所サービス(19.7%)、公的ヘルパー(18.6%)への要望が高い。
問26 介助者が介助できない時 の回答グラフ

問27 今後の介助等への希望

 今後の介助等への希望については、介助手当を支給し、障害者が介助者を自由に雇えるようにして欲しい(16.1%)や、介助している家族への経済的援助(14.4%)、ホームヘルパー等を増やして欲しい(14.4%)という希望が高い。
問27 今後の介助等への希望 の回答グラフ

問28 悩みについて

 悩みについては、健康状態が悪い(27.1%)が最も高く、年をとるとともに高くなっている。次いで、特になし(21.8%)、将来の生活について(15.7%)、経済的に苦しい(8.9%)となっている。
問28 悩みについて の回答グラフ

問29 悩みの相談相手について

 悩みの相談相手は、家族及び親族が52.1%を占め、次いで、医師(14.5%)、友人及び知人(11.2%)となっており、専門相談機関(3.9%)、民生児童委員(3.6%)、障害者団体(1.8%)、身体障害者相談員(1.8%)は低調である。
問29 悩みの相談相手について の回答グラフ

問30 福祉情報の入手について

 福祉関係の情報の入手については、広報たなべ(33.9%)が最も高く、次いで、テレビ・ラジオ・新聞(16.9%)、障害者団体(12.8%)と続いている。
問30 福祉情報の入手について の回答グラフ

問31 住居形態

 住居形態は、持ち家及び家族の持ち家を合わせると75.5%を占め、持ち家率は高くなっており、入所施設(2.4%)やグループホーム(0%)は、低くなっている。
問31 住居形態 の回答グラフ

問32 住居で困っていること

 住居で困っていることは、特になしが54.3%となっているが、困っている内容については、階段及び段差に苦労するが15.3%、浴室・トイレ等の設備が不便14.0%となっている。
問32 住居で困っていること の回答グラフ

問33 住宅改造について

 住宅改造については、76.7%の方が希望しているが、改造できない理由として、改造したいが資金がない(21.7.7%)が最も高く、次いで、改造したいが空間的に余裕がない(16.7%)、改造したいが家主、管理者の許可がでない(6.6%)となっている。
問33 住宅改造について の回答グラフ

問34 住宅改造の希望場所

 住宅改造の希望場所については、風呂(26.8%)、トイレ(25.8%)、階段(14.4%)が高くなっている。
問34 住宅改造の希望場所 の回答グラフ

問35 今後の住宅についての希望

 今後の住宅についての希望は、住宅改造への助成(17.5%)が最も高く、次いで住宅改造費の貸付の拡充(11.5%)、公営住宅を障害者が利用可能なものに(10.0%)となっており、主に下肢及び体幹機能障害者が希望している。
問35 今後の住宅についての希望 の回答グラフ

問36 将来誰と暮らしたいか

 将来誰と暮らしたいかについては、分からない、息子夫婦と一緒に暮らしたいが共に28.3%と高くなっており、一人で生活したい、親と一緒に暮らしたいが共に3.8%、気の合う知人や
友人と一緒に暮らしたい(0.9%)は低くなっている。
問36 将来誰と暮らしたいか の回答グラフ


主題(副題):田辺市障害者福祉に関するアンケート調査 報告書

発行者:田辺市

発行年月:1996(平成8)年3月

文献に関する問い合わせ先:
〒646-8545 和歌山県田辺市新屋敷町1
電話 (0739)22-5300