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問49 医者にかかっているか

 通院等医者にかかっている人は77.4%おり、その内、通院している方は64.2%を占めており、次いでに入院(7.1%)、往診(6.1%)となっている。
問49 医者にかかっているか の回答グラフ

問50 障害が起因して

 障害が起因して医師にかかっているかについては、内科26.2%、整形外科13.31%、眼科9.3%となっている。
問50 障害が起因して の回答グラフ

問51 通院回数

 通院回数は、月に1・2回が54.9%と最も高く、次いで1週間に1・2回(15.2%)、1週間に3回以上(11.0%)の順になっている。
問51 通院回数 の回答グラフ

問52 定期検診の有無

 定期検診の有無は、病院等による検診(38.7%)が最も多く、市による検診等を含めると52.4%の方が定期検診を受けている。受けていない人も46.2%ある。
問52 定期検診の有無 の回答グラフ

問53 保健等についての希望

 地域で安心して暮らせるための保健・医療・訓練については、医療機関や各種訓練が受けられる所が家の近くにあること(31.0%)、医療機関が必要時にいつでも利用ができること(29.0%)、相談がどこでもできること(13.1%)、医療や各種訓練のサービスが利用できること(12.5%)の順となっている。
問53 保健等についての希望 の回答グラフ

問54 在宅福祉サービスの課題

 在宅福祉サービスの課題では、障害者に係る年金・手当の増額(17.8%)が最も高く、次いで、介助手当の支給(12.4%)、ホームヘルパー等による介助体制の充実(10.7%)、障害者のための相談体制(10.1%)の順となっている。
問54 在宅福祉サービスの課題 の回答グラフ

問55 社会参加のサービスの課題

 社会参加のサービスの課題では、障害者が利用しやすい生活環境の整備(22.8%)が最も高く、次いで、働く場の確保(17.7%)、障害者向け各種貸付制度の充実(11.9%)、専門的な機能回復訓練の充実(11.3%)の順となっている。
問55 社会参加のサービスの課題 の回答グラフ

問56 行政に対する希望

 行政に対する希望については、60名が記入されており、その主な内容は次のとおりとなっている。
 1 道路・施設等の整備          15件
 2 年金・手当等所得保障に関すること  8件
 3 各種給付・派遣制度の充実       8件
 4 行政の支援体制に関すること      5件
 5 就労対策の充実             4件
 6 その他                   8件
問56 行政に対する希望 の回答グラフ

補足1 点字の読解について

 点字が理解できる方は、22人中5人(22.8%)である。
補足1 点字の読解について の回答グラフ

補足2 手話の理解について

 手話が理解できる方は、31人中7人(22.6%)である。
補足2 手話の理解について の回答グラフ

補足3 団体への加入の有無

 団体への加入率は、23.6%、未加入率は75.0%となっている。
補足3 団体への加入の有無 の回答グラフ

補足4 加入していない理由

 加入していない理由としては、重度障害者のため会に参加出来ない(31.4%)が最も高く、次いで、団体の存在を知らない(24.5%)、加入してもメリットがあると思わない(18.9%)、団体の活動内容を知らないから(14.5%)となっており、団体の活動内容を広報することにより、加入率がアップすると考えられる。
補足4 加入していない理由 の回答グラフ

(自由回答)

年齢 性別 要望
60~69
(上肢1級)

  • 子供達と一緒に住めれは、主人が倒れていても経済も安定できるのだが、借家のためできず、娘にだけ負担がかかり心苦しい。
  • 紙おむつを使用すると皮膚がかぶれる体質のため、尿パットの補助がほしい。
50~59
(視覚1級)

  • 障害者用の会館がほしい。
60~69
(下肢5級)

  • 色々催し物があっても、仕事の関係上、休める日が決まってないので参加するのが困難。
70~79
(体幹2級)

  • 金融機関等、公的施設と言える建物は、できるだけ段差をなくすよう行政で指導してほしい。
  • 経済活動することが、生活の基礎です。
  • 保健、医療、福祉の連携を密にして下さい。
  • 現業機関として横健を果たすように個人の家に出向いてほしい。
  • シルバーハラスメントの防止、防止の為の啓発。施設職員に対しても同様のことを望む。
60~69
(心臓5級)

  • 現在は夫婦で住んでいるが、妻一人になったときの支援体制を充実させて欲しい。
70~79
〔音声・言語そしゃく2級)

  • 市にリフト付きの送迎車があれば良いと思う。タクシー代わりに利用できたらよい。
80~89
(体幹1級)

  • 高齢者に対する医療は充実していると思うが、若い人に対する医療費用についても充実する方向にして欲しい。
  • 車イスの更新期間が現在3ヶ月だが、期間が短いのでもっと長くしてほしい。
70~79
(下肢1級)

  • 寝たきりではないが、寝たきりのような状態なので介護手当がほしい。
7~19
(視覚1級)

  • 老人だけでなく、ホームヘルパーの制度を設けてほしい。
60~69
(腎臓1級)

  • 障害者に対しての、メリットの情報が少ないと思います。多数の人は、その知識を知らな過ぎると思います。
70~79
(上肢2級)

  • 現在障害を持ちながら体の健康診断もろくに出来ず、将来の健康について大勢の人が不安を感じている。障害者の為の健康診断を特別に設定して戴きたい。一般の人と同時、同室では出席したくとも障害者は出席できない心情を察して下さい。
60~69
(無回答・3級)

  • 同じ3級の手帳を持っている人で、収入も倍以上である人でも民生を受けられるのに、不公平である。
  • 住宅の保障をしてほしい。少ない年金で生活していくのは大変。
70~79
(視覚2級)

  • 福祉活動の現況と、活動していただける範囲が判らない為、具体的な説明をしてほしい。
  • 施設等へ入所する場合、重度障害で不安である。また、入所させてもらえないのではないか心配である。
80~89
(下肢1級)

  • 重度障害者の家庭に対する国、市の援助をしてほしい。
  • 挽制にとらわれず、弾力的な運用をしてほしい。
80~89
(聴覚4級)

  • 老齢年金の障害者加算をしてほしい。
40~49
(下肢2級)

  • 事務の簡略化とスピード化をよろしくお願いします。

40~49
(下肢5級)

  • 自分の障害に対してどの様な福祉サービスがあるのかわかる様にしてほしい。(個々に通知があればよい。)
20~29
(上肢2級)

  • 障害者の就労対策を充実してほしい。
80~89
(下肢1級)

  • 真寿苑の様な施設をもっと増やしてほしい。(個人の年金額で入所出来る施設)
30~39
(下肢2級)

  1. 働く場の確保と働くことの意義づけ。働く場が少ない中で働きにでることを勧められながらも、働くことによって収入が増えると、年金等の所得制限があるため、働いても何のために働いたのかと言わざるをえない。
  2. 年金の所得制限をなくすこと。障害ゆえに年金があるのであれば、所得制限を設けるべきでない。1のように働く意義がなくなる。
  3. 施設の改善は、障害者の立場、視点に立ってすすめること。行政の施設は、健常者の視点ですすめられていることが多い。障害者の声がもっと反映されるようにしてほしい。
70~79
(体幹1級)

  • 特別養護老人ホームの、ショートステイの受け入れ枠を増やしてほしい
30~39
(腎臓1級)

  • 今後、子供達が大きくなるにつれ、金鈍的な面で大変不安に思います。妻が働いて、そして自分が年金をもらって本当にギリギリの生活です。将来、子供が高校、大学などに行きたいと申しましても、とてもそんな事は無理だと思います。元気なら何でも仕事はしようと思うけれど、身体がどうにもならない。
50~59
(上肢2級)

  • 54才女性。6年前脳梗塞になり現在半身不随です。
  • 障害者年金、月62,000円受給中です。一人の人間が生きていくには、とても足りないと思います。ぜいたくは申しません。もう少し年金が上がることを期待しながら生きております。
60~69
(心臓1級)

  • 市役所とは、「市民に役立つところ」と申されている市長が山陰にあります。わが田辺市長も、このような心構えで市職員と共に励んでくれていると存じます。窓口に行った時には、気持ちよく親切、丁寧に対応してほしい。
60~69
(視覚1級)

  • 身体障害者手帳を見せることで、全ての税金を免除できるようにしてほしい。
60~69
(下肢2級)

  • 障害者になれば、親戚も誰にも頼れないから、介護する者が大変です。年も同じ位なので、こちらの介護する者が弱ってます。頼れるものは、市のやすらぎ対策課だけです。デイサービスを週に2回位出来たらと思います。共倒れになるのが辛いから、口頭ばかりでなく実行してほしい。県外は大変進んでいるようです。
  • 市の老人ホームを、もっと建設してほしい。
  • 介護者と行政との話し合いの場をもって下さったら幸せです。
60~69
(無回答・2級)

  • 貸し付けたお金は確実に回収して、次の困っている人に貸してほしい。
  • 障害年金がほしい。
7~19
(体幹2級)

  • 心身の重度障害ですので、生活能力、生産能力がありません。現在は就学年齢ですので平穏にくらしていますが、将来両親が介護できなくなると、施設が必要になります。家族は出来る限りの努力をしますが、それにも限りがあり、行政のカが頼りです。福祉がより充実することを願ってます。
60~69
(呼吸1級)

  • タクシー券の増刷。
70~79
(聴覚2級)

  • 年金の増額を望みます。
  • 生活保障がほしい。
60~69
(聴覚3級)

  • 家賃、保険代をもっと安くしてほしい。
  • 病院側に希望することとして、もっと親身になって相談にのってほしい。
  • 働く場がほしい。。
  • 生活の保障がほしい。なるべく福祉で世話にならないようにしたいと思い働いてきたが、今は体の調子が悪く収入がなく、息子と2人の生活なので心細い。
  • 老人医療をもっと安くしてほしい。5件いけば、5000円必要になるので高い。
70~79
(聴覚2級)

  • 経済的な援助がほしい。
  • 補装具をもっと支給してほしい。
90~99
(視覚1級)

  • 市役所に行った時、親切にしてくれたので嬉しかった。これからも同じようによくしてほしい。
30~39
(聴覚1級)

  • ミシンで着物を縫う仕事をしています。もっと仕事をしたいと思います。
50~59
(心臓3級)

  • 現在3級であり、電車だったら半額、飛行機で25%の減額措置がとられているが、仕事上高速道路を利用する機会が多いので、高速道路の料金も減額の措置をとってほしい。
  • 国保であるので、医療費の減額もしてほしい。
50~59
(下肢1級)

  • もっと福祉に対し、力を入れてほしい。
30~39
(体幹2級)

  • 障害者の自立及び高齢化社会に向け、医療とリハビリとが一本化した総合セソターが田辺市にも必要ですが、こういう施設を造るには、長期な計画と、綿密な計算のもとに造らなければなりません。どうか、そういう事をお考えになり、総合福祉施設をお造り頂きたいと思います。
60~69
(上肢3級)

  • 一人暮らしの人には、声をかけ合って、地域の人と助け合えるようにしてほしい。
  • 救急システムを取り付けてほしい。
0~6
(心臓1級)

  • 文化会館や美術館を建てるのも必要でしょうが、もっと生命にかかわる緊張性の高い物に、限られたお金を使っていただきたいと思います。国立南和歌山病院に期待していましたが、入れものだけで中身がお襲い状態では大変困ります。専門医にかかろうと思うと最低でも和歌山市まで出向かなければならない。今ある病院に腕の良いお医者様を連れてきてほしい。
70~79
(下肢3級)

  • 電車を利用する際、構内に段差が多く不便。航空機は車イス用のス駅構内の改装に努力してほしい。
70~79
(体幹1級)

  • 介護手当の充実。
70~79
(視覚1級)

  • 各種サービスについての情報提供をしてほしい。
20~29
(視覚1級)

  • 障害者に対する協力体制の充実。
40~49
(視覚1級)

  • イベントヘの障害者の積極的に参加できる体制づくり。
  • 職員が障害者の立場に立って勉強してほしい。
  • 交流の場(イベント)を作ってほしい。
  • 啓発活動の充実。
40~49
(下肢1級)

  • 障害者に対する住宅、聯場、道路等の環境の整備を充実してほしい。
40~49
(呼吸3級)

  • 大阪の病院に毎月行くので、駅前駐車場の料金を無料か割引チケットにしてほしい。
50~59
(呼吸1級)

  • 病気についての知識を、外観だけでなく病人の身になって考えてほしい。障害の種類別に、専門の相談できる人、及び病院の施設の充実をお願いします。
60~69
(視覚1級)

  • 週に1回、曜日と時間を決めガイドヘルパーを派遣してほしい。「この時間はあなたの為に使える」という気がねなしに頼めるような制度にしてほしい。
  • 市全体の事や行事等は、図書館でのテープでわかるが、福祉関係のテープもあればよいと思う。
  • 日常生活用具、助成について。(もっと浸透させてほしい)
  • 行政面等、福祉についての情報が知りたい。
60~69
(下肢1級)

  • 障害者住宅の確保。
50~59
(上肢2級)

  • 障害者が安心して暮らせるようにしてほしい。
  • 障害者用住宅の確保。
70~79
(呼吸1級)

  • 行政で、日常生活用具の一種として、携帯酸素濃縮装置を貸してほしい。
80~89
(聴覚2級)

  • 病気の時は、福祉の方で医者の選定。
40~49
(聴覚1級)

  • 身体障害者連盟会員が年々高齢化しているので、呼びかけるとか聴覚部も、田辺協会新会員がほとんどろう学校卒ばかりなので、中失者、難聴者もたくさんいると思うので、聴覚部としてどのようにしたらいいのか?と思っている。

50~59
(聴覚1級)

  • 手話奉仕員を増やしてほしい。
  • 登録した奉仕員を医院等に派遣する時、市に連絡する前に来てほしい。後で市に報告すればよい。
  • 手話ボランテイア員を増やして、色々指導をしてもらって、地域のろう者と健聴者とのつながりを強くしてほしい。
20~29
(呼吸1級)

  • 自動車税に関する規定の見直しをしてほしい。
7~19
(心臓3級)

  • いつも多大なお世話をいただき、ありがとうございます。障害を持つと言うことは、生きていく上において本人はもとより、家族にもその苦しみを分け合い助け合って、日々本当に大変です。福祉行政におきましても、健康な人が揃っていても高齢化と言う中、この問題は切実なことであり、先だつ経済力にかかり、これは市県、及び国において重大な課題です。
     特にこれとの希望は今として浮かびませんが、障害を持ちながらの社会状況はとても複雑ですが、子供を持つ親として、先ず将来職業について悩む所です。今健康であっても、誰しも人ごとではない課題です。田辺市においての経済情勢の中、本当にご苦労なことですが、今後、出来る限りのご努力をお願いする次第です。

主題(副題):田辺市障害者福祉に関するアンケート調査 報告書

発行者:田辺市

発行年月:1996(平成8)年3月

文献に関する問い合わせ先:
〒646-8545 和歌山県田辺市新屋敷町1
電話 (0739)22-5300