2 調査結果
2.知的障害者(調査B)
1 調査の目的 田辺市障害者に係る新長期計画に関する参考資料として
2 調査内容 身体障害者の生活実態と行政等への要望
3 調査地域 田辺市全域
4 調査対象者 田辺市全域(市外の施設入所者を含む)の療育手帳所持者
5 調査標本数 80
6 調査回収率 92%
7 調査方法 調査員による聞き取り調査
8 調査の期間 平成6年8月15日~平成6年8月31日
7歳~19歳(22.9%)、20歳~29歳(29.7%)、30歳~39歳(14.8%)と39歳以下が67.4%を占めている。
障害の程度別にみると、39歳以下は重度と中・軽度はほとんど同数であるが、6歳以下をみると75%が重度である。
問2 性別・配偶者の有無等
性別については、男女ともほとんど同数である。また、20歳以上の90.4%は独身である。
障害を受けた年齢は81.1%が判り、その内の91.7%が6歳までである。
性別
配偶者有無
受けた年齢
受けた年齢
問3 障害の程度
A1・A2の重度は58.1%、B1・B2の中・軽度は41.9%である。
問4 合併の状況
他の障害との重複がないケースが59.4%、身体障害との重複が31%、精神障害との重複が6.8%、その他が1.4%みられる。
問5 手帳の有無等
身体障害との重複の内で、1・2級の重度障害が47.9%、3級~6級までが30.4%であり、身体に障害を持っていても障害者手帳の交付を受けていない人が21.7%もある。
問6 障害の種類
身体障害との重複の内、体幹機能障害が38.1%と多く、次に視覚障害、音声・言語・そしゃく機能障害がそれぞれ19%、下肢機能障害が14.3%、上肢機能障害、心臓機能障害がそれぞれ4.8%でその他の障害との重複は見当たらない。
問7 同居家族の人数
同居家族については、4人以上が55.4%と5割を上回り、その内6人以上の大家族が13.5%、また、一人暮らしや2人家族も21.6%を占めている。
問8 同居家族の該当者
同居家族については、父親(26%)、母親(28.3%)、兄弟(18.7%)と同居している人が多くみられる。
主題(副題):田辺市障害者福祉に関するアンケート調査 報告書
発行者:田辺市
発行年月:1996(平成8)年3月
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