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問29 仕事の有無

 仕事をしていない人は68.9%。仕事をしている人は29.7%で、そのほとんどが20歳から39歳の重度障害者以外の人である。また、重度障害者以外の人の内、仕事をしている人が5割を上回る。
問29 仕事の有無 の回答グラフ

問30 勤務形態

 仕事の勤務形態では、自営や正規の職員・社員は31.8%にすぎず、臨時職員等は27.3%、その他の36.4%は投産施設に通所している人である。
問30 勤務形態 の回答グラフ

問31 仕事に就くきっかけ

 仕事に就くきっかけは、学校等の指導や紹介が36.4%と多く、次いで親族や知人からの紹介が31.9%となっている。職業安定所の紹介や新聞・広告等で探した人はまれである。
問31 仕事に就くきっかけ の回答グラフ

問32 仕事による月収

 月収1万円未満が45.5%あり、重度障害者全員がここにはいる。また、自営や正規の職員・社員が3割いるにもかかわらず、10万円以上の人が1割にもみたず、賃金や給料の低さがうかがわれる。
問32 仕事による月収 の回答グラフ

問33 仕事をしていない理由

 就学、技術習得中(15人)のため、やむをえず仕事に就けない人を除くと、重度障害のため(52.8%)が半数以上で、病気や高齢など身体的な理由を含めると77.7%にのぼる。しかし、働く場がないと答えた人も11.1%ある。
問33 仕事をしていない理由 の回答グラフ

問34 今後の働き方について

 今後の働き方については、現在仕事をしている人の半数近くが今のままでよいと答え、仕事をしていない人の3割が何らかの形で働きたいと考えている。また、無回答が40.5%を占めている。
問34 今後の働き方について の回答グラフ

問35 収入源について

 障害年金や手当が全体の収入の69.2%を占めるが、日常での介助を必要とする人は、障害年金、手当の収入や家族からの援助がほとんどである。また、介助を必要としない人は、障害年金、手当の収入や家族からの援助以外に給料や賃金収入も得ている。
問35 収入源について の回答グラフ

問36 公的年金受給の有無

 公的年金を受給している人が64.4%を占めており、その全てが障害に起因する年金である。受給していない人は13.7%となっている。
問36 公的年金受給の有無 の回答グラフ

問37 公的年金名について

 受給している公的年金は、すべて国民年金である。
問37 公的年金名について の回答グラフ

間38 公的手当受給の有無

 公的手当を受給している人が54.8%。受給していない人は35.6%となっている。
間38 公的手当受給の有無 の回答グラフ

問39 公的手当名について

 受給している公的手当の中では、田辺市重度障害者等福祉年金が51.6%と多く、次いで特別児童扶養手当25.8%、特別障害者手当9.7%、障害児福祉手当6.5%、在宅重度障害児福祉手当4.8%、福祉手当1.6%の順となっている。
問39 公的手当名について の回答グラフ

問40 所得保障について

 経済的な援護や所得保障についての希望は、障害の程度や障害者の年齢にあまりかかわりなく、年金や手当の増額・在宅障害者の年金や手当の増額が合わせて50.1%、次いで税金や公共料金の減額12.5%の順となっており、介助者への手当の支給、年金や手当の所得制限の緩和及び支給対象者の拡充等の希望は少ない。また、特に希望がない人も9.6%いる。
問40 所得保障について の回答グラフ


主題(副題):田辺市障害者福祉に関するアンケート調査 報告書

発行者:田辺市

発行年月:1996(平成8)年3月

文献に関する問い合わせ先:
〒646-8545 和歌山県田辺市新屋敷町1
電話 (0739)22-5300