第３期熊本県障害者計画
くまもと障害者プラン
はじめに
「ともに生きる」社会に向けて
この「くまもと障害者プラン」は、本県の障害福祉施策の基本となるものです。社会福祉基礎構造改革と呼ばれる大改革による時代の節目に当たって、これからの障害福祉の方向性をしっかりと示す必要性から、「地域で暮らしたい」という多くの障害者ご本人の思いを実現するため、地域生活支援を充実していくということに重点を置いています。
「ともに生きる」をプランの理念に掲げましたが、障害をお持ちの方々やご家族が感じられている問題を県民一人ひとりが自らの問題として理解しようとすることが、「ともに生きる」ということの第一歩となります。
この理念のもと、県民の皆様とともにプランを推進してまいります。
障害者プランとは？
「くまもと障害者プラン」は、障害者基本法に基づく「県における障害者のための施策に関する基本的な計画（県障害者計画）」です。障害を持った人達のために、行政や地域社会がどのような支援を行っていくべきかという県の指針を示したもので、福祉に限らず、教育、雇用・就業、まちづくり、スポーツ・文化、防犯・防災など、あらゆる分野の施策を網羅し、総合的に推進していきます。
プランの計画期間は、平成１５年度から平成２２年度までの８年間です。中間の平成１８年度に見直し
を行うこととしています。