音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ


WWW を検索 サイト内を検索 Google

メールマガジン登録

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会

障害者情報ネットワーク

日本障害者リハビリテーション協会の活動にご支援をお願いします。(ご寄付)

JDF東日本大震災被災障害者総合支援本部

被災者生活支援ニュース(厚生労働省)

マルチメディアDAISY(デイジー)で東日本大震災に関わる情報を

障がい者制度改革推進会議

DINFのお知らせ

シンポジウム 「もっと知ろう、デイジー教科書を!」
日時:2013年02月03日(10:30~16:00)
場所:戸山サンライズ 大研修室
 

Enjoy Daisy 読めるって楽しい!

公益財団法人日本リハビリテーション協会は国際シンボルマークの取扱いを行なっています。

障害者福祉の総合月刊情報誌『ノーマライゼーション』発売中

マルチメディアDAISYのCD-ROM付き絵本『赤いハイヒール』発売中

平成20年度 教育職員に係る懲戒処分等の状況について

別紙1 わいせつ行為等に係る懲戒処分等事案の具体的な状況について

■本調査における「わいせつ行為等」の定義について

  • 「わいせつ行為等」とは、わいせつ行為及びセクシュアル・ハラスメントをいう。
  • 「わいせつ行為」とは、強姦、強制わいせつ(13歳以上の者への暴行・脅迫によるわいせつ行為および13歳未満の者へのわいせつ行為。)、公然わいせつ、わいせつ物頒布等、買春、痴漢、のぞき、陰部等の露出、青少年保護条例等違反、不適切な裸体・下着姿等の撮影(隠し撮り等を含む。)、わいせつ目的をもって体に触ること等をいう。
  • 「セクシュアル・ハラスメント」とは、他の教職員、児童生徒等を不快にさせる性的な言動等をいう。

(1)被処分者の性別

被処分者の性別 人数(人) 割合(%)
男性 171 97.2
女性 5 2.8
合計 176 100.0

(2)被処分者の年齢層

被処分者の年齢層が最も多かったのは、「30歳代」であり、全体の29.0%(51人)を占めている。続いて、「40歳代」(26.7%、47人)、「50歳代」(26.1%、46人)となっている。

(2)被処分者の年齢層

被処分者の年齢層 人数(人) 割合(%)
20歳代 32 18.2
30歳代 51 29.0
40歳代 47 26.7
50歳代以上 46 26.1
合計 176 100.0

(3)被処分者の過去におけるわいせつ行為等に係る処分歴の有無

被処分者の処分履歴 人数(人) 割合(%)
あり 1 0.6
なし 175 99.4
合計 176 100.0

※処分歴とは、過去にわいせつ行為等により「懲戒処分等」を受けた前歴のこと。

(4)被処分者の所属する学校種

(4)被処分者の所属する学校種

学校種 人数(人) 割合(%)
小学校 34 19.3
中学校 64 36.4
高等学校 65 36.9
中等教育学校 0 0.0
特別支援学校 13 7.4
合計 176 100.0

被処分者の所属する学校については、「高等学校」が全体の36.9%(65人)を占めている。続いて、「中学校」(36.4%、64人)、「小学校」(19.3%、34人)となっている。

(5)わいせつ行為等の相手の性別

相手の性別 人数(人) 割合(%)
男性 10 5.7
女性 163 92.6
特定の被害者なし 3 1.7
合計 176 100.0

(注)「特定の被害者なし」の態様は、「わいせつビデオ等の販売」が2件、「陰部等の露出」1件である。

(6)わいせつ行為等の相手の属性

(6)わいせつ行為等の相手の属性

相手の所属 人数(人) 割合(%)  
自校の児童 8 4.5 児童・生徒等
自校の生徒 79 44.9
自校の卒業生 5 2.8
18歳未満の者 27 15.3
小計 119 67.5  
教育実習生 1 0.6 教職員等
自校の教職員 26 14.8
他校の教職員 1 0.6
小計 28 16.0
その他一般人 29 16.5  
合計 176 100.0  

わいせつ行為の相手方の属性として、最も多かったのが「自校の生徒」(44.9%、79人)であり、続いて、「その他一般人」(16.5%、29人)、「18歳未満の者(自校の児童生徒等以外)」(15.3%、27人)となっている。

(7)わいせつ行為等が発覚した要因

(7)わいせつ行為等が発覚した要因

わいせつ行為等が発覚した要因 件数(件) 割合(%)  
校長等管理職への相談 36 20.5 教職員への相談
管理職以外の一般の教職員への相談 34 19.3
スクールカウンセラーへの相談 3 1.7  
セクハラ相談窓口への相談 3 1.7  
本人又は保護者からの教委への通報 13 7.4  
本人又は保護者以外の者から学校や教委への通報 24 13.6  
警察からの連絡等(教育関係者を介さず直接) 46 26.1  
現場を目撃 2 1.1  
その他 15 8.5  
合計 176 100.0  

わいせつ行為等が発覚した要因で最も多かったものは「警察からの連絡等(教育関係者を介さず直接)」であり、全体の26.1%(46件)を占めている。続いて、「校長等管理職への相談」(20.5%、36件)となっており、これに「管理職以外の一般の教職員への相談」をあわせた「教職員への相談」は39.8%(70件)である。

(8)わいせつ行為等が行われた場面

(8)わいせつ行為等が行われた場面

わいせつ行為等が行われた場面 件数(件) 割合(%)
授業中 13 7.4
放課後 19 10.8
休み時間 5 2.8
部活動 21 11.9
学校行事 2 1.1
通勤時間中 9 5.1
長期休業期間中 5 2.8
その他勤務時間外 102 58.0
合計 176 100.0

わいせつ行為等が行われた場面で最も多かったのが、「その他勤務時間外」であり、全体の58.0%(102件)を占めている。続いて、「部活動」(11.9%、21件)、「放課後」(10.8%、19件)となっている。

(9)わいせつ行為等が行われた場所

(9)わいせつ行為等が行われた場所

わいせつ行為等が行われた場所 件数(件)
ホテル 24
自動車内 23
電車・バスなどの公共交通機関 14
保健室、生徒指導室等 33
自宅 12
運動場、体育館、プール等 13
職員室 4
教室 10
その他 43
合計 176

「その他」を除き、わいせつ行為等が行われた場所で最も多かったものは「保健室、生徒指導室等」であり、33件となっている。続いて、「ホテル」24件、「自動車内」23件となっている。

※該当事項が複数ある場合には、最も当てはまるものひとつを選択回答。

(10)わいせつ行為等の態様

(10)わいせつ行為等の態様

わいせつ行為等の態様 件数(件)
体に触る 64
性交 31
盗撮・のぞき 19
接吻 17
会話などにおける性的いやがらせ 9
痴漢行為 9
陰部等の露出 3
文書・画像等(メール等を含む)による性的いやがらせ 10
わいせつなビデオ・DVDの販売・頒布等 2
その他 12
合計 176

わいせつ行為等の態様で最も多かったものは「体に触る」であり、64件となっている。続いて、「性交」31件、「盗撮・のぞき」19件となっている。

※該当事項が複数ある場合には、最も当てはまるものひとつを選択回答。

引用:“別紙1わいせつ行為等に係る懲戒処分等事案の具体的な状況について.”文部科学省.http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/_icsFiles/afildfile/2009/12/25/1288132_16.pdf,(参照2010-07-06).