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公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会

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障がい者制度改革推進会議

DINFのお知らせ

シンポジウム 「もっと知ろう、デイジー教科書を!」
日時:2013年02月03日(10:30~16:00)
場所:戸山サンライズ 大研修室
 

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第2回目の推進会議について

ちてきしょうがいのことを、ほかの委員にもわかってもらいながら会議をすすめて いくことでちてきのこんなんもしっていくことにつながるし、ほかの 委員もわかったのかかくにんがひつようです。 おなじ会議をしている委員としても おたがいにわかっていけるのじゃないのかとおもいます。 えいごもききなれないことばでいってもそのいみもわからないままにしない えいごでいゆうのはべんりなところもあるのですがつかっている 委員だけがわかってもぜんたいにわからなければ ごうりてきはいりょがしていないとゆうことになるのかとおもいます。 ぎちょうもはいりょしていくべきです。 おたがいのこんなんをしっていくこともひつようです。 わたしにひとつひとつりかいできているか かくにんをしてください。 そうでなければ、わたしがおいていかれる。 きほん法は当事者主体、自己選択、自己けっていはいまのままでも いまもけんりとして ほしょうされてないから入所施設にとじこめられている。 これからひつようなことはちいきでのひつようでてきせつな福祉 サービスがうけられる法律がひつようです。 きほん法ができて40年間仲間たちはつぎつぎに入所施設にとじこめられた。 まず、だいいいちにこのさべつをやめることです。

2010年1月19日(火)
ピープルファースト北海道
土本秋夫


第2回推進会議にむけて

奈良、札幌、こんどは兵庫でも ながいことぎゃくたいをされていた仲間がいたことがわかった。 ながいことぎゃくたいをうけてもだれにもいえなく、ぎゃくたいをうけ つづけてきた。 ながいことほっとかされていた。 ぎゃくたいをされてもいえなかった。 こと奈良大橋製作所でもなぐられたこともまわりの人たちにいえなかった。 自分たちのことをしっている学校の先生がききそれでなぐられたことが わかった。 それまではいえなく自分たちでだまっていたこともあったりして なぐられつづけるといえなくなる。 ながいことしらずにいた15年30年もほっとかされていた。 自分たちはぎゃくたいほっとかされ、せまいところにおしつけられて 施設でもいいかげんなこともやっている。 いくらやかんの職員がふやそうがもとにある入所施設そのものがなくし、 それぞれのこんなんをかかえていることをしり、 ちいきでもひつようでてきせつな福祉サービス支援があればとおもいます。 自分たちはしょうがいしゃである前に1人の人間としてあつかえと いいつづけている。 まわりの人たちも、しょうがいしゃであっても1人の人間としてみていくことだとおもいます。 ぎゃくたいやけんりしんがい、きほんてき人権をうばわれつづけて いきている。 自分たちはなんのために人としていきているのか全国に自分たちがしらないところで ところでいまもぎゃくたいけんりしんがいをうけつづけている。 自分たちはいつまでなきねいりをしなければならないのか。 もうやだ仲間たちのことをみろといいたいです。

2010年1月21日(木)
ピープルファースト北海道
土本秋夫


毎日新聞

知的障害者施設:瑞穂学園が改善報告書を件に提出
夜間の増員など/専門家
「どこでも起こり得る問題」と警鐘

 厚生労働省令に反した入所者の処遇などで福岡県から文書指導を受けた 同県赤村の知的障害者厚生施設「瑞穂学園」が、 20日までに県に対し夜間職員を増員するなどの改善報告書を提出した。 県障害者福祉課は今後、内容を精査し改善状況を確認する。
 同学園を巡っては△1室の定員を男女別に4人以下と定めた省令に反し、 男女約10人を同室で生活させていた▽女性入所者が意識不明であることを確認しながら、 病院搬送が約5時間後だった(後死亡)▽病院から入所者に処方された 薬の一部を焼却処分していた--ことが、毎日新聞の取材などで判明。 県は昨年11月、施設の立ち入り調査に入った。
 その結果、薬の廃棄については適切な管理を口頭で指導。 さらに省令違反の居室待遇と入所者の搬送遅れについては▽原因分析と 今後の対応▽管理者の責任と役割の明確化--など、8項目の改善を文書で 指導していた。
 これに対し、瑞穂学園は第三者を入れた虐待防止委員会を設置。 夜間担当の職員を3人から4人に増やすほか、居室の定員超過を解消し、 ベッドに赤外線センサーを付けて入所者の転落や外出など職員室で気づく ようにする。また、入所者の病状などに応じた対応マニュアルと、 職員から看護師、施設責任者への連絡体制の整備などを報告した。
県はこれによって改善されると判断した場合、関係市長村に内容を通知し、  報告書通りの改善が行なわれているか、立ち入り調査などで確認する。 報告内容が不十分な場合は再報告を求めるとしている。
【障害者施設取材班】

 今回、瑞穂学園で明らかになった入所者の居室環境や健康管理の問題は、 耳目を集めやすい身体的虐待などとは質の異なる問題だ。 が、個人の資質による部分が大きい虐待に比べ、施設の運営・管理にかかわる事案だけに、 より根深い問題とも言える。背景には、多くの知的障害者施設が抱える、 職員不足と入所者の高齢化という問題がある。
 瑞穂学園では入所者約60人に対して夜間勤務は3人だった。 一方で、入所者の高齢化に伴ってトイレ介助などが必要な人が増え、 職員の負担は増大。目が届きやすいように重度障害者らを1室に集め、 室内に簡易トイレを置くなどの対応をしていた。意識不明者の搬送の遅れは、 1人しかいない看護師と職員の連絡態勢などに不備があったとされ、処方薬のずさんな扱いは管理の不備を指摘された。
 こうした状況について、障害者問題に詳しい専門家は「障害者更生施設が高齢者施設も兼ねる現状となり、職員の不足や疲弊が広がっていることも事実。それが入所者の待遇に かかわる問題を生んでいる面がある。今回のようなケースは全国どこで起きてもおかしくない」と話す。県も同じ危機感から、県内に184ある障害者施設すべてに、省令などで定めた生活基準の順守や虐待防止に向けた体制整備などを、改めて文書で通知した。
 折しも政府は13日、障害者自身や家族も参加して障害者行政を見直す「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)の初会合を開いた。検討項目の中には、不当な扱いや虐待について施設職員に通報を義務付け、通報者の不当な解雇などを禁じた「障害者虐待防止法」も制定も含まれる。外からは見えにくい、施設入所者の「生活の質」を守るために、実効性のある制度の構築が求められている。【反田昌平】


毎日新聞 2011年1月21日 大阪版朝刊

兵庫のパン工場
障害者従業員を15年暴行 容疑の専務を書類送検

◇熱い皿に腕押しつけ
 知的障害がある男性従業員(35)の腕を、熱せられた製パン皿に押しつけ、やけどを負わせたとして、兵庫県三木署は同県三木市のパン製造会社の専務(41)を傷害容疑で神戸地検に書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。書類送検は今月13日付けで、同署の聴取に対して専務は「殴るなどしたのは指導のつもりだった」と釈明したという。
 同社関係者によると、専務は日常的に男性に殴るなどしており、そうした状態が約15年間続いたという。男性は毎日新聞の取材に対し「殴られるのが怖くて言い出せなかった」と話している。
 捜査関係者によると、専務の書類送検の容疑は08年8月ごろ、男性が仕事に集中しないことなどに立腹し、パンを焼く際に使う、熱した鉄製の皿に男性の腕を押しつけるなどし、やけどを負わせたとしている。男性の腕には現在もやけどの跡が数ヶ所残っている。
 同社関係者らによると男性は92年に入社。中度の知的障害のため、仕事に集中しにくく、専務は入社半年後ごろから殴るなどし始めた。「こんなこともできないのか」などと言い、従業員らが専務に注意しても聞き入れなかったという。
 男性は昨年、退職。同6月、同社関係者と同署に被害届を出した。 同社従業員約30人で、給食用のパンを納入するなどしている。
 専務は毎日新聞の取材に対し、日常的に頭を殴るなどしていたことを認めたうえで 「工場内はやけどをしやすいため、注意するつもりの行為だった。今回の男性のやけどにはかかわっていない」と説明している。【村上正】

原文PDF:(270KB)