障がい者制度改革推進会議 第32回(H23.5.23) 資料1 尾上浩二委員参考資料
尾上浩二委員 提出資料
〇●〇救援本部活動のご報告〇●〇
2011/04/12 東北関東大震災障害者救援本部 東京事務局発行
(1)被災地障害者支援センターの設立状況
3月19日、宮城県仙台市にて「被災地障がい者センターみやぎ」、3月24に福島県郡山市にて「被災地障がい者支援センターふくしま」が立ち上がりました。
その後、福島では日本障害フォーラム(JDF)東北関東大震災被災障害者総合支援本部との連携により、「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」として様々な団体と協力しながら活動を広げています。また現在、岩手県盛岡市においてに3ヶ所目の被災地障害者センターの開所準備を進めています。
<みやぎ支援センターのメンバー>
(2)現地センターの活動状況
各被災地障害者センターでは現在、物資の提供、障害者の安否と状況把握、ニーズの掘り起こしなどの活動を精力的に行っています。
【みやぎ】
CILたすけっとが事務局となり、県内の障害者および障害者活動拠点の被災状況、救援活動などについて、情報提供を呼びかけ、物資・人員等の提供を中心に活動しています。行政や社会福祉協議会が把握しきれていない障害者の状況把握とニーズ調査が現在の大きな課題であり、また今後、急増するであろう介助派遣のニーズに対応するため、ヘルパー養成講座等の開催について本部と共に検討を進めていきます。
<宮城県内の避難所等で配布されているチラシ>
【ふくしま】
地震・津波・原発の事故、それによる風評被害と三重四重の災害を被っている福島県では、あいえるの会が中心となり活動を行っています。これまで、JDFの動員により、県内の避難所や障害者施設・事業所における障害者の状況調査が進められてきました。しかし、被災地に取り残されている在宅の障害者の安否確認はほとんど進んでいません。現在、「総合相談窓口」の開設、障害当事者が避難所から地域へ戻ってきてからの支援のための体制づくりや、行政に対し、郡山市に在住している障害者の名簿開示等の交渉も行っています。
また、県内で支援活動を行っている団体や避難所へ、『障がいをお持ちの方に初めてサポートされる方へ』というパンフレットを作成し配布するなど、障害に対する理解と配慮を呼びかけています。
<ふくしまセンター事務所>
<4月9日蓮ほう大臣・金子恵美議員らが訪問>
(3)報道記事
<2011/04/11 福島民友>
<2011/04/05 号週刊SPA!>
<2011/04/05 東京新聞>
これまでの報道記事は救援本部ホームページにてご覧いただけます。
現地の様子等、写真もたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
<東京事務局>
全国自立生活センター協議会(JIL)内
〒192-0046 東京都八王子市明神町4-11-11 シルクヒルズ大塚1F
TEL:042-631-6620 E-mai:9enhonbu@gmail.com
ホームページ http://shinsai-syougaisya.blogspot.com/