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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年8月号

編集後記

挑戦!パラリンピックに登場していただいたウィルチェアーラグビー、実は6年前、本誌で取り上げてその時も私が取材に行った。当時は連盟ができてまもない頃で、試合も観客が少なく、タックルして(現在はコンタクトという表現に変わっている)車いすごとひっくり返る光景に、見慣れない私ははらはらしてしまった。さすがに今回は、車いす同士コンタクトして倒れても「おーっ」という歓声もほとんど聞かれなかったし、試合進行もスムーズだった。塩沢監督の言葉どおり、アテネの熱い地で、メダルゲームめざしたいい試合ができるに違いない。パラリンピックに出場するすべての選手のみなさん、思いっきりがんばってきてください。(S)


グラビアで紹介した竹内佳代さんは、高齢者施設のデイサービス介護職員として働いています。竹内さんをはじめ、どの方もいい表情、自然な笑顔。表情をみてもらえばみんなの気持ちが伝わってきます。

竹内さんは、大阪市職業指導センターで実施している知的障害者ホームヘルパー養成研修の修了生。竹内さんが仕事に就くまで、実習にかなり時間をかけたとうかがいました。彼女が希望していたのは高齢者施設。実際にいろいろな高齢者施設で実習をすることで、デイサービスで働きたいと決めることができたといいます。丁寧な支援があったことも忘れてはならないなと思います。(K)