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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2006年3月号

編集後記

本会理事でもある全国特別支援教育推進連盟理事長の三浦和先生が第19回「辻村賞」を受賞された。文部省(現 文部科学省)初代特殊教育課長、国立特殊教育総合研究所初代所長の辻村泰男氏のご遺族の寄付により設けられた「辻村基金」によるもの。お祝会に出席して、とても良い気持ちで帰ってきた。一つは先生のご家族がお孫さんを含めて全員出席し、花束やお祝いの言葉の他にこの日まで練習してきたであろうリコーダーやギターの演奏を披露された。家族全員でお祝いする気持ちが伝わってきて、「家族っていいな」としみじみ感じ入った方も多いと思う。もう一つは、最後に全員で「星影のワルツ」を合唱した。3番に歌詞が行く頃には大合唱になり、腕を組むなどした皆さんの晴れ晴れとした表情が印象的だった。歌の持つ力は大きいなぁ。(S)


エンジョイライフに登場していただいた今福義明さんは、交通バリアフリーのエキスパート。会議で地方に行った時にも、ちょっと足を伸ばして注目の路線にのってみることもあるそうだ。今福さん愛用の万能棒は、落ちた物をひろったり引き寄せたりするだけでなく、U字部分を使ってものを挟んだり乗せたりすることもできる、文字通りの「万能棒」。すごく便利そうなのでどこで販売しているのか聞いたところ、アクティブな今福さん仕様に作られたものということだ。今回紹介していただいた工夫の他に、どんなことができるのだろう。興味津々。(K)