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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2006年7月号

編集後記

今月号の特集は、途上国の障害分野における国際協力と支援。一見、私たちの普段の生活となじみのない分野だが、読むと、このところの地震や津波などの大災害や紛争、戦争等によって破壊されたまちの復興支援と絡んでそこで生み出される障害者や貧困者と呼ばれる人たちに対する支援の必要性が理解できる。偶然かもしれないが執筆者に女性が多かった。国際的に活躍する人やグループに、また草の根といわれる活動に女性が多いことにうれしさを感じる。本誌編集委員の中西由起子さんも20年以上前になるが、バンコクで仕事をされていた時に私もおじゃましたことがある。夫の中西正司さんと現在も途上国の障害者支援に携わっておられる。(S)


4月号から視覚障害のある方を対象に本誌テキストデータ版の販売をはじめた。テキスト版作成にあたり、視覚障害のある編集委員や編集同人の方々を中心にサンプルをお送りしてご意見をうかがった。最初に指摘をうけたのは、データをファイルに分けることだった。当初、全内容を一つのファイルに収めていたので、読みたいところを探すのに時間がかかってしまう。そこで目次を見て、読んでみたいところから読みはじめられるように、目次とコーナーごとにファイルを分けることにした。さらに読みやすくするための改善点は、まだあると思っている。内容に関するご感想をはじめ、テキスト版の使い勝手のことなど、ご意見をお寄せください。(K)