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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2006年9月号

編集後記

以前このコーナーでも紹介したことのある岩手の「銀河の里」。認知症高齢者のグループホームに始まり、今は知的・精神障害者、高齢者が働くワークステージ銀河の里(TEL 0198―32―1788)が稼働しはじめた。米作り、野菜作り、に加えて、手作り冷凍餃子と焼売が仲間入りした。花巻市産の白金豚(はっきんとん)を使用したジューシーなものでしそ、エビなど3種類。売れ筋の「里の餃子」は10個入りで550円。餃子は手作りとこだわっていたわが家とはまた違うおいしさで、皮の厚さもいい具合い。これなら急場でも「はい1品」となる。支援法で収入が減り厳しいが、知恵と工夫と夢を持って乗り切りたい…と。販路拡大に向けて、何かお役に立ちたい。皆さんもぜひ、ご賞味下さい!(S)


ゆめ風基金がまとめた「障害者市民防災提言集」には、「私たちの15の提言」が並んでいます。「頼りになるのはお隣さんと、ふだんのつながり」「ところ変われば、サポート変わる」「届かない支援・情報、見直しを」など、メインのフレーズがコンパクトにまとめられています。被災された方々の体験に基づいているので、提案内容も具体的です。提言集をまとめるきっかけの一つは、阪神・淡路大震災の経験がほとんど生かされていないということからといいますが、今回偶然にも被災された他の方からも同様の言葉を聞きました。15番目は、「防災・減災はふだんのまちづくりから」。この機会にご一読を。(K)