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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2008年7月号

編集後記

6月14日、岩手・宮城内陸地震が起こった。元の形はどんなだったかわからないほどの山の変わりよう。震えあがるほどの自然の脅威。この日は前夜から子どもが夜行バスで青森に向かい、朝8時頃予定より1時間以上早く着いたという電話があったばかりだった。これがもう少し遅かったらと思うとあらためて安堵した。岩手と宮城には不思議と友人、知人が多く安否を心配したが、それぞれに無事な声を聴いて安心した。今回、列島縦断に執筆してくれたステップアップのある栗原市は震度6強を観測。本文に出てくる「高森ファーム」の椎茸栽培の棚が崩れ落ち大変だったようだが、建物には被害が無かったという。そんな中での原稿、本当にありがとうございました。(S)


今年は9月にパラリンピックが開催される。障害者スポーツはメディアで取り上げられる機会が多くなってきたせいか、一般の人たちも興味をもつ人が増えているようだ。車椅子バスケットボールの日本選手権を見に行った時、観戦しているのは関係者の人たちだけでなく、若い人たちの姿も多くみかけた。さて、今月号から3回に渡ってパラリンピックで注目される選手をグラビアで紹介する。1回目は陸上競技の山本篤選手。取材は海外遠征前の忙しい時にもかかわらず受けていただいた。本番に向けて練習や試合などで忙しい毎日を送っている。次号では、車椅子バスケットボール女子を紹介する。どうぞお楽しみに。(K)