音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2009年9月号

編集後記

子育て支援の特集だったが、自分のことを振り返ってみても、周りの協力というか助けというか随分お世話になった。子どもは社会が育ててくれるということを読んだことがあるが、なるほどと思う。子育て中の不安と閉塞感一杯の状況で「それでいいの、気にしなくていいの」ということが分かるのは人と関わり、大勢の中で自分や子どもを見直すことができた時だ。わが家の子どもも、小さい頃から男のいとこと遊びもまれ親戚にかわいがられて育ってきた。今思うと有り難い得難い体験をさせてもらった。8月末、成人に達した長女と衆議院選挙に行った。友人の影響か新聞に目を通し候補者のチラシを眺め、マニフェストとか言いながら、楽しみと言っていた初投票が終わった。(S)


何年か前に「ヨッテク」の会場で車いすに乗った人形やアニメのキャラクターが展示されているのを見かけた。その時「あれはどこの団体がもっているものだろう?」と気になっていたが、今回、それは本誌編集同人の沖川さんのコレクションであることが分かった。そして、偶然にも、職場にプレイモービル・シリーズの(たぶん)「車いすと患者さん」を持っているスタッフがいた。ずいぶん前に購入したものだという。車いすのキャスターやフットプレートが動き、背もたれには取り外しができるクラッチが付いていて、細かいところまでよくできている。見ても触っても楽しめることが体験できた。(K)