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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年8月号

編集後記

残された時間は今しか無い、と春兆先生から言われた時にはっとした。特養の自室から送られてくるメールは深夜の時もあり、普段気に留めることなく接してきたのは先生がそのそぶりを見せなかったからだ。今年87歳、もっと気遣わなくてはならなかった。今号に掛ける先生の思いが編集委員会の了承を得、新連載に引き継がれる。7月は他に以下の項目をあげたい。7/3東弁主催のシンポ(尊厳死法案に関する)、もっと議論する時間が必要だ。毎週金曜夜6時からの官邸周辺での反原発市民デモ、家族連れや若者、高齢者も多いという、参加者は万単位に。諦めない運動はここにもある。7/26コバケンとその仲間たちオーケストラin横浜、コバケンの心配りと優しさに溢れた感動の舞台にブラボー!(S)


ロンドンオリンピックがはじまった。今年は両足義足のオスカー・ピストリウス選手が出場する。そして8月29日からパラリンピックがはじまる。日本代表選手の中には本誌グラビアや特集で登場していただいた選手もいる。昨年8月号の特集「スポーツを楽しもう」では、ロンドンパラリンピック注目の選手として、土田和歌子さんと藤田征樹さんにお話をうかがった。その時2人ともパラリンピックは特別だということを話してくれた。その大会を目指すという目標があるからこそ、4年間厳しい練習にも耐えることができるのだと改めて思う。選手たちがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても楽しみだ。(K)