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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2014年4月号

特集 発達障害の理解のために

発達障害については、平成17(2005)年の「発達障害者支援法」施行以来、社会的にも徐々に認知されるようになってきた。しかし、目に見えない障害であることから「育てにくい」「変わり者」などと見られ、早期に支援につながり安定した生活を送る人がいる一方で、適切な支援につながらない人も少なくない。

特集では、あらためて発達障害の医学的特性をはじめ、発達障害者支援法により整備されてきた支援体制を確認するとともに、早期療育の効果や教育、就労支援の現状と課題、当事者研究の意義についてご紹介いただく。また、発達障害の特徴や困難性を理解することによりさらにどのような支援が求められるのかを考える。