表1 発達障害:診断分類の比較

図 表1 発達障害:診断分類の比較


DSM-Ⅳ(1994年) DSM-5(2013年) ICD-10(1992年)
通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害 精神遅滞 神経発達障害 知的障害 精神遅滞
コミュニケーション障害 コミュニケーション障害 心理的発達の障害 会話および言語の特異的発達障害
広汎性発達障害 自閉症スペクトラム障害 広汎性発達障害
学習障害 特異的学習障害 学力の特異的発達障害
運動能力障害 運動障害 運動機能の特異的発達障害
    混合性特異的発達障害
他の神経発達障害 他の心理的発達の障害
注意欠如および破壊的行動障害 注意欠如・多動性障害 小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害 多動性障害
チック障害 チック障害 チック障害
幼児期または小児期早期の哺育障害、排泄障害、幼児期・小児期または青年期の他の障害   行為障害、小児期に特異的に発症する情緒障害、小児期および青年期に特異的に発症する社会的機能の障害、など