「ノーマライゼーション　障害者の福祉」　2014年8月号

編集後記

２０２０東京オリンピック開催までのカウントダウンが秒単位で表示されている私設の掲示板サイトがある。後６年あると思うより現実的で実感できると感じるのは私だけではないだろう。効果は十分だ。１０００字提言の篠原さんはストレッチャー用の車椅子で移動し、発言する時も寝た状態でマイクを持つ。エンジョイライフの三浦さんも人工呼吸器使用者ならではの外出時の工夫を紹介してくれたが、２０２０年東京大会の際はお二人のような重い障害のある人でも一観客として会場に行って応援できるような態勢を作ってもらいたい。そのためには諸々困難があっても外に出ること、それがアクセシビリティの改善、向上に役立って来たのは証明済みだ。但しこの時期、暑さ対策を忘れずに！（Ｓ）

電話リレーサービスを初体験しました。グラビアで紹介した小林さんとはメールでやり取りをしていましたが、電話リレーサービスを利用していることを聞いたのがきっかけです。オペレーターが入るので初めは話すタイミングに戸惑いましたが、すぐに慣れて、直接話をしているような感覚でした。今まで電話リレーサービスを利用した人の声やデモの様子は見聞きしていましたが、実際に利用してみて、内容の確認をしたい時やその場ですぐに知りたいことがある時などに便利だと感じました。日本ではまだ公的なサービスになっていませんが、この便利さをより多くの人に知ってほしいと思います。（Ｋ）