こんなとき、どうすればいいか?!⑤
- トイレが和式しかないこともある。
→ はじめての場合にはとても不安になり、トイレを我慢してしまう子がいます。できるだけ普段から練習しておくといいでしょう。また、和式のトイレの上にかぶせて洋式風にできる台座のようなものを活用しましょう(事前に避難所に準備しておく方が良い)。これも、はじめて使うよりも、普段から練習しておきます。匂いがダメな子もいますが、その場合にはマスクをするように話します。水が流れないこともあり、バケツの水で流すという方法があることやおしりふきや手洗いをウェットティッシュですませることも練習しておくといいでしょう。トイレに行くことを我慢すると体に悪いことを伝え、ひとりで行けるようになっている場合にも、必要なら付き添うようにします。
- 知らない間に怪我をしたり、怪我をしても気がつかないままでいたりして、怪我の治りが遅くなったり、発熱などして具合が悪くなったりすることがある。
→ 自分の体の感覚がとても敏感な子がいる一方、逆に鈍感である子もいます。そのため、怪我に気付かず、そのまま放置されて重傷化することがあるので注意しましょう。避難したら、親が体をチェックするようにします。血が出ていないか、腫れているところがないか、熱はないか、顔色はどうかをみて、問題がある場合には、すみやかに治療を受けるようにうながします。
- 急に予定が変わることがある。
→ 「突然の変更」はとても苦手です。できるだけ早い段階で、変更の内容を伝え、できたら紙に書いて、見えるところに貼ります。一日のスケジュールも書いておくと安心になります。