はじめに ~ 多様性のDからの出発 ~
- こうした彼らを理解し支援するには、発達障がいの 「障害(Disorder)」のDは「多様性(Diversity )」のDでもある、と私たちが気づくことが必要である。
- この冊子は、発達障がいならびに、その疑いがあるとされる子どもや、そうした子どもを抱える家族が知っておくと良いと思うことをまとめている。
- また、そばにいる人が、発達障がいなのかな?と思ったり、自分にもそんなところがあるなと思ったりしたときに、意識しておくと良いことも含められている。
この冊子の誕生に際し、岩手県宮古市の岡崎さんをはじめ岩手県や宮城県の発達障がい児・者を支援する人たち、東京にいる発達障がいの子どもの育ちに日々奮闘中の私の友人たちの多くの声が後押ししてくれた。
印刷は、北村弥生氏が率いる研究班が協力してくれた。仲間がいること、ひとりではないこと、これらに支えられ続けた前川が編集責任を負っている。問い合わせなどは前川(東京女子大学)までお願いしたい。