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病気だけでなく“廃用症候群”の予防も大事

- 動かないと動けなくなる -

“廃用症候群”は生活が不活発であることが原因である「生活不活発病」です。

震災のため、
「動くに動けない」状況が起っています。
「生活を活発」にすることで防げます。

Ⅰ.地震前から リスクがあった人

  • 介護保険を受けていた人
  • 外出が難しくなっていた人
  • 外出が少なくなっていた人等
廃用症候群が加わり急速に悪化 個々の状況に応じた指導が必要です。
難しくなった身の回り動作ができるように指導してください。(杖類の活用)

こんな点にも注意を!
病気のある人は
⇒ 安静をとりすぎないように

疲れやすく なっている ので
⇒休みをとりながら、回数多く動くように (少量頻回の原則) 医療・保健専門家向け

交差した矢印

Ⅱ.歩きにくくなった人

  • 身の回り動作が難しくなった人
廃用症候群が
進みはじめている

啓発・一般的指導が必要です

  • 「日中横にならないように」
  • 「なるべく歩くように」
  • 動く機会を増やす

(役割をもって動いてもらう)
等に留意してください。

Ⅲ.生活全般が
不活発になっている人
廃用症候群の
リスクが大きい

<廃用症候群>

  • 病気の時だけでなく、「生活が不活発」になると、全身の機能が低下します(体も、頭の働きも、心も)。
  • 「動いていないから症状が目立たないだけ」と思いましょう。
  • 高齢者ほど生じ易く、一旦おきると悪循環を生じて、進行していきやすいのです。