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創立20年史 財団法人日本身体障害者スポーツ協会

No.32

19.昭和58年度事業

1.第19回全国身体障害者スポーツ大会

群馬県前橋市
昭和58年10月29日~30日
参加選手1,101人 役員等791人 合計1,892人
スローガン「飛び出そう今ひかりの中に」

1 大会の趣旨と群馬大会開催のいきさつ

  1. 趣 旨
     「失われたものを数えるな,残されたものを最大限に生かせ」とは,身体障害者スポーツ大会の生みの親,ルードイッヒ・グットマン博士の言葉である。全国身体障害者スポーツ大会は,この趣旨のもとに全国の身体障害者の代表選手が一堂に会し,お互いがスポーツを通じて体力の維持と機能回復に努力してきた成果を発揮しあうものである。したがって,この大会は,単に記録を競いあうものではなく,身体障害者が自らの障害を克服し,明るい希望と勇気をもってたくましく生きて行く能力を育てるとともに,一般社会の正しい認識を深めることを目的としている。
  2. 開催のいきさつ
     昭和39年11月に開催された東京パラリンピック第1部(世界22ヵ国から369名が参加した国内大会)が,ともに大成功のうちに終ったのを契機として,身体障害者スポーツに対する国民の関心が急速に高まってきた。国は,昭和40年の岐阜国体が開催されるにあたり,毎年秋季国民体育大会の開催県において全国身体障害者スポーツ大会を開催することとした。以来この大会は,国民の深い理解のもとに年々充実発展し,昭和58年には本県において第38回国民体育大会(秋季大会)終了直後に第19回全国身体障害者スポーツ大会が開催されることになった。
     なお,この大会は,その県の福祉水準を示す大会であると言われている。

2 大会開催の基本方針
 第19回全国身体障害者スポーツ大会は,第38回国民体育大会(秋季大会)の終了直後に,敷島公園群馬県営陸上競技場を主会場として,皇太子殿下,皇太子妃殿下の御臨席を仰ぎ,全国からの選手,役員をはじめ一般観客の参加のもとに,次の基本方針に基づき実施する。

  1. 身体障害者の社会参加への旺盛な意欲を助長する「希望と友愛の祭典」とし,あわせて県民の社会福祉への理解と関心をより一層深める。
  2. 第19回大会(群馬県大会)を記念するにふさわしいスローガンを広く県民から募集し,このスローガンのもとに全国からの参加者を,真心をもって温かく迎え,ふれあいと福祉の心にみちた大会とする。
  3. 広く県民の参加を求めて,身体障害者に対する理解の輪を広げ,「小さな親切」「大きな友情」の心を育てる県民運動を展開する。

3 準備,運営に関する業務方針

  1. 大会の主催者
     この大会における地元主催者は,群馬県,前橋市,(社福)群馬県社会福祉協議会,(社)群馬県身体障害者福祉団体連合会とする。
  2. 業務推進の体制
     この大会の準備及び運営を円滑に推進するため,業務の推進母体となる実行委員会を,昭和56年度当初において設立し,挙県一致の体制をもってこれにあたる。
  3. 大会の開催地
     厚生省社会局長通知では,「国民体育大会に使用された施設を利用する。」とあり,本県では,あかぎ国体の主会場となる前橋市でこの大会を開催する。
  4. 競技の実施種目
     実施種目は,(財)日本身体障害者スポーツ協会が定める身体障害者スポーツ競技規則により行うものであり,その内容は,次のとおりである。
    1. 肢体不自由者部門 陸上,水泳,アーチェリー,卓球,スラローム及び車椅子競走,車椅子バスケットボール
    2. 視覚障害者部門 陸上,水泳,盲人卓球,盲人野球
    3. 聴覚障害者部門 陸上,水泳,卓球,バレーボール

皇太子殿下のおことば

 晴れわたった空のもと,全国身体障害者スポーツ大会が,各地から参加された選手並びに役員の皆さんを迎えて,ここ群馬県において開催されますことを真に喜ばしく思います。
 このスポーツ大会も本年で19回目を迎えました。18年前,岐阜県で開かれた最初の大会を思い起こすとき,この大会の着実な歩みに深い感慨を覚えるものであります。今日のこの充実した姿は,身体障害者の福祉に対する国民の関心の高まりの中で,大会関係者の献身的な努力によって生み出されたものと思います。ここに,関係者の皆さんに対して深く敬意を表します。
 この大会にさまざまな困難を乗り越えて参加された選手の皆さんが,日ごろ培った力を十分に発揮して競技に臨むとともに,スポーツを通じて友情を深め,楽しい思い出をつくられるよう期待しております。
「飛びだそう,今,ひかりの中に」をスローガンとして,県民の協力の下に行われるこの「愛のあかぎ大会」が実り多いものとなるよう願い,大会に寄せる言葉といたします。

主催者の業務分担

業務事項
主催者の別
主たる業務内容 備考
前橋市 1 市民への広報活動
2 市内の歓迎装飾
3 すばらしい前橋市民活動協議会との連携及び親切と友情の輪を広げる推進協議会への協力
4 大会時の協議会場,練習会場の設営及び運営等に対する協力
5 観客の把握及び輸送に対する協力 6 記念品等の贈呈
7 選手の育成強化への協力
8 市内関係機関 団体との連絡調整
9 消防防災対策及び環境衛生対策の協議
市広報紙の活用(特集号発行を含む。),記録映画の上映,市民大会の開催,各種会議での広報 懸垂幕,大会旗の掲揚,歓迎看板,歓迎塔,商店街の歓迎装飾,飾花

市職員等の動員による協力,仮説物設置への協力

観覧希望者の調査,市有車の活用,市有又は私有駐車場の使用協力 市長記念品,観光パンフレット等 練習会場の便宜供与,選手の発掘
群馬県社会福祉協議会 1 広報活動
2 県民運動の運営
3 大会旗受託パレード
機関誌の活用(特集号発行を含む。),記録映画の上映,推進大会等の開催,作文コンクール,関係団体の参加協力,友愛の広場の企画運営,関係団体の指導
群馬県身体障害者福祉団体連合会 1 広報活動
2 県民運動への協力
3 選手団宿舎訪問
4 選手の発掘
機関誌の活用(特集号を含む。),宣伝パレード, 大会成功祈願祭の実施,記録映画の上映

第19回全国身体障害者スポーツ大会県民運動推進基本計画

 全国身体障害者スポーツ大会が群馬県で開催されるのを機会に,県民一人ひとり身体障害者に対する正しい理解と関心を深め,広く社会福祉の高揚を図るとともに,この大会の成功を期するため県民の協力を得て,積極的に県民運動を展開する。

  1. 基本目標
     この運動の目的を達成するため,次の事項の実践を図る。
    1. 大会参加者を温かく迎える。
    2. ふれあいと友情を深める。
    3. 啓蒙活動を推進する。
  2. 推進組織
     この運動を円滑に推進するため,親切と友情の輪を広げる県民運動推進協議会(仮称,以下「協議会」という。)を設置する。
  3. 運動期間
     この運動の期間は協議会発足の日から昭和59年3月末日までを目途とするが,更に,将来にわたって,この運動が継続発展し県民生活に定着することをめざす。
  4. 推進方法
    1. この運動の目的について,県民の理解と協力を深め自発的実践活動として盛り上げる。
    2. 運動の推進にあたっては,関係機関,団体等がそれぞれの特性に応じて実践活動を展開する。
    3. あかぎ国体その他の県民運動事業との関係については,必要に応じ連絡協議を図り,この運動の効果的な運用を図る。

親切と友情の輪を広げる運動推進協議会規約

(目 的)
第1条 この規約は,第19回全国身体障害者スポーツ大会県民運動推進基本計画に基づき,協議会の組織及び運営の基本を定めることにより,運動の県民全体の自発的な活動として,積極的,かつ,効果的に推進することを目的とする。

(名 称)
第2条 この会は,親切と友情の輪を広げる運動推進協議会(以下「協議会」という。)と称する。

(組 織)
第3条 協議会は,この運動の趣旨に賛同し,これを実践する別表(省略)に掲げる機関及び団体(以下「構成団体」という。)とその代表者をもって構成する。

(事 業)
第4条1 協議会は,第1条の目的を達成するため,次の運動を行う。 

  1. 福祉の街づくり運動
  2. ふれあいと友情を育てる運動

2 前項の運動を円滑に推進するため,協議会は,次の業務を行う。

  1. 実践活動推進計画に関すること。
  2. 実践活動の啓発及び指導に関すること。
  3. 実践活動の推進に関すること。
  4. 関係機関,団体との連絡調整に関すること。
  5. その他,この運動を推進するために必要なこと

(役 員)
第5条1 協議会に次の役員を置く。

  1. 会長 1名
  2. 副会長 若干名

2 会長は,群馬県社会福祉協議会長をもって充てる。
3 副会長は,構成団体の代表のうちから会長が指名する。
4 会長は,協議会を代表し,会務を総理する。
5 副会長は,会長を補佐し,会長に事故あるときは会長があらかじめ定めた順序により,その職務を代理する。

(役員の任期)
第6条 役員の任期は,昭和59年3月末日までとする。

(顧 問)
第7条1 協議会に顧問を置くことができる。

2 顧問は,会長が委嘱する。
3 顧問は,重要事項について会長の諮問に応ずる。

(会 議)
第8条 協議会に次の会議を置く。

  1. 総会
  2. 代表委員会
  3. 専門部会

(総 会)
第9条 総会は,会長が招集し,その議長となり,この運動の推進に関する重要事項について協議する。

(代表委員会)
第10条1 代表委員会は,会長,副会長及び専門部会の正副部会長をもって構成する。
2 代表委員会は,会長が招集し,その議長となり,次の事項を協議するとともに,専門部会相互の連絡調整の場とする。

  1. 総会を招集するいとまのないときの緊急事項。
  2. その他,協議会の運営上,会長が必要と認めた事項。

(専門部会)
第11条1 この運動を具体的に推進するため,協議会に次の専門部会を置く。

  1. 福祉の街づくり運動部会
  2. ふれあいと友情を育てる運動部会

2 部会の構成は,会長が別に定めるものとする。
3 部会には,部会長1名,副部会長若干名を置き,会長が指名する。
4 部会は,部会長が招集し,その議長となり,次の事項について協議する。

  1. 具体的な運動内容の企画立案及び実践について
  2. 総会から委任された事項について

(報 告)
第12条 代表委員会及び専門部会で協議した事項については,必要に応じて,次の総会に報告するものとする。

(事務局)
第13条 協議会の事務局は,第19回全国身体障害者スポーツ大会群馬県実行委員会事務局に置く。

(補 則)
第14条 この規約に定めるもののほか,協議会の運営について必要な事項は,会長が別に定める。

 附 則
 この規約は,昭和57年7月8日から施行する。

親切と友情の輪を広げる運動推進協議会

会長   群馬県社会福祉協議会長 高橋照治
副会長 群馬県社会福祉協議会理事長 太原順三
      群馬県地域婦人団体連合会長 秋山伊都子
     群馬県観光協会長 木暮武太夫
      群馬県商工会議所連合会長 佐田一郎
      群馬県青年団連合会長 内海博光
      群馬県身体障害者福祉団体連合会長 山崎仲雄
      日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会長 岩間静夫

  1. 福祉の街づくり運動部会
    部会長 群馬県社会福祉協議会理事長 太原順三
    副部会長 群馬県老人クラブ連合会理 事長 清水俊助
           群馬県商店街振興組合連合会長 関口親之
           群馬県VYS連絡協議会長 塚越昇
  2. ふれあいと友情を育てる運動部会
    部会長  群馬県地域婦人団体連合会長 秋山伊都子
    副部会長 前橋商工会議所会頭 佐田一郎
           前橋市地区婦人会連絡協議会長 鈴木あい
           前橋市社会福祉協議会長 前田みつ
           前橋商工会議所青年部代表幹事 池下洋一
           前橋青年会議所理事長 高浦孝好
           前橋市青少年団体連絡協議会長 小林正男
           前橋市連合青年団長 岩上高三
親切と友情の輪を広げる運動推進内容
運動項目 推進項目 実践内容(例示)
1福祉の街づくり運動 (1)住みよい街づくり ○身体障害者の生活圏の拡大―環境の整備協力要請,点検,交通機関の便宜促進
(2)身体障害者に対する理解を深める(大会趣旨の周知) ○パンフレット等(県民運動のしおり,身体障害者へのエチケット集)の作成配布 ○機関紙,広報紙の応用 ○映写会開催 ○会議等での協力,参加の呼びかけ ○推進大会開催 ○大会記念行事の実施
2ふれあいと友情を育てる運動 (1)歓迎装飾 ○駅頭,街,会場周辺等の装飾(三連旗,横断幕,懸垂幕等)
(2)歓送迎 ○駅等での送迎,案内,介助 ○案内所,接待所での湯茶等接待○選手団宿舎の激励訪問
(3)友愛の広場 ○民芸コーナー ○芸能コーナー ○ふるさとの味コーナー ○福祉コーナー○ふれあいコーナー ○希望と友情の塔建設
(4)友情の贈り物 ○希望の鈴 ○友情の絵はがき ○郷土の特産品 ○花束,レイ○手作りの品物 ○贈呈袋,観覧袋の袋詰
(5)物品の運搬奉仕 ○贈呈袋,観覧袋の運搬 ○湯茶接待所等の器具運搬
(6)後夜祭 ○鼓笛隊パレード ○プレゼント交換 ○郷土芸能 ○飲食物のサービス○音楽演奏 ○手作り作品コーナー ○サイン交換コーナー
(順不同)
項目 構成団体
(1)住みよい街づくり 県社会福祉協議会 中部社会福祉協議会 西部社会福祉協議会 北部社会福祉協議会 東部社会福祉協議会 多野郡社会福祉協議会 甘楽郡社会福祉協議会 吾妻郡社会福祉協議会 利根郡社会福祉協議会 佐波郡社会福祉協議会邑楽郡社会福祉協議会 前橋市社会福祉協議会 高崎市社会福祉協議会 桐生市社会福祉協議会 伊勢崎市社会福祉協議会 太田市社会福祉協議会 沼田市社会福祉協議会 館林市社会福祉協議会 渋川市社会福祉協議会 藤岡市社会福祉協議会 富岡市社会福祉協議会 安中市社会福祉協議会 県民生委員児童委員連絡協議会 前橋市民生委員児童委員連絡協議会 県老人クラブ連合会 日本看護協会県支部協議会 日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会 県VYS連絡協議会 県子ども会育成団体連絡協議会 県地域婦人団体連合会 県公民館連合会 小さな親切運動県本部 県小中学校PTA連合会 県商工会議所連合会 県商工会連合会 県商店街振興組合連合会 前橋市行政自治委員会 県旅館環境衛生同業組合 県バス協会 県ハイヤー協会 前橋市地区ハイヤー協議会
(2)身体障害者に理解を深める(大会趣旨の周知) 全団体

県民運動

 各都道府県 政令指定都市から参集する選手 役員等を,県民総参加で,まごころをもって歓迎し,ふれあいと友情を深めるとともに,これを機会に,広く県民の参加を求めて,身体障害者に対する理解の輪を広げ,「小さな親切」「大きな友情」の心を育てる県民運動を展開した。

  1. 推進協議会の設立
     県民運動の推進組織として,昭和57年7月8日に県内の関係121団体から構成する「親切と友情の輪を広げる運動推進協議会」(会長群馬県社会福祉協議会会長)を設立した。
  2. 運動項目
     運動の柱を(1)福祉の街づくり運動と(2)ふれあいと友情を育てる運動の2つとし,福祉の街づくり運動として,①住みよい街づくり運動②身体障害者に対する理解を深める運動を展開した。
     また,ふれあいと友情を育てる運動では,①歓迎装飾②歓送迎③友愛の広場④友情の贈り物⑤物品の運搬奉仕⑥後夜祭と,大会に直接結びついた推進項目を定め,各項目ごとに責任団体を中心に,構成団体がそれぞれの立場で運動を推進した。
  3. 主な実践事項
    1. 住みよい街づくり運動
      1. 身体障害者の生活圏の広める運動として,公共施設,デパート,銀行等の実態調査を行った。また,身体障害者も自由にバスやタクシーが利用できるよう乗務員の講習会を開催した。
      2. 黄色いハンカチ運動は,手助けがほしい障害者と,手助けをしたい健常者が,このハンカチにより種々のトラブルを克服し,素直に実現できるよう始められたもので,今後,広く県民運動として推進される。
      3. あかぎ国体県民運動推進協議会と一体となり,(ア)親切の輪を広げる運動(イ)まちやむらを美しくする運動(ウ)花いっぱい運動(エ)ふるさとを緑でつつむ運動を実践した。
    2. 身体障害者に対する理解を深める運動
      1. 広報活動の推進
         「身体障害者へのエチケット」集を作成し,先催県の記録映画を活用するとともに,推進団体が発行する印刷物や広報媒体を利用して,大会及び運動の周知を図った。
      2. 推進大会の開催
         近づく大会の周知を図り,身体障害者に対する理解と認識を深めるとともに,福祉の輪が広がることを願って,次のとおり推進大会を開催した。
        1. 昭和57年10月26日,群馬県民会館ホールにおいて2000名の参加のもとに,あかぎ国体県民運動推進協議会と合同による「1年前推進大会」を開催した。
        2. 昭和58年7月26日,群馬県民会館大ホールにおいて2000名の参加のもとに「愛のあかぎ大会100日前推進記念群馬県社会福祉大会」を開催した。
      3. 大会成功祈願パレード
         大会機運の盛り上げと,大会への参加を呼びかけるため,キャラバン隊を組織と,昭和58年9月28日,県内各地を巡回し,あわせて大会の安全と成功を祈願した。
    3. 歓迎装飾
      1. 装飾
         街路,店頭,宿舎等を各推進団体が,連旗や看板等により歓迎した。
      2. 清掃運動を次のとおり実施した。
        1. 高崎駅及び前橋駅の周辺
        2. 敷島公園群馬県営陸上競技場及びその周辺
        3. 各競技会場及びその周辺
    4. 歓送迎
       全国から大会参加のために来県される役員選手団等を歓迎し,また,歓送する事業を次のとおり実施した。
      1. 駅等での送迎,案内,介助
        1. 前橋駅及び高崎駅での歓迎及び歓送
        2. 大会会場での案内及び介助
        3. 選手団観光先での送迎,案内,介助
      2. 案内所,接待所での湯茶等接待
      3. 選手団宿舎の激励訪問
         10月28日,17時から13班編成(各班4名)で,参加選手団の指定宿舎を訪問して,選手を激励した。なお,この際,郷土の民芸品と菓子を持参した。
    5. 友愛の広場
       敷島公園群馬県営陸上競技場南アルプステント(29m×36m)と,同県営プール南ピラミッドテント(16m×24m)を使い,大会参加者の休憩 対話 交流の場を提供し,心のふれあいを深めるとともに,あわせて本県の福祉の現況等を周知することにより,県民福祉の向上を図った。
      1. 芸能コーナー
         郷土芸能の披露,手話劇,音楽演奏を行い,大会参加者をねぎらった。
      2. 福祉展コーナー
        1. パネル作品の展示
           本県の福祉全般のパネルや,大会準備概要の写真を展示し,福祉に対する理解を深めた。
        2. 福祉機器の展示
           補装具,自助具,福祉電話,介護用自動車等を紹介し,身体障害者の日常生活に対して理解を求めた。
        3. 作品の展示
          障害福祉施設及び障害教育校等の作品を展示,紹介した。
      3. ふるさとの味コーナー
         民間企業,団体の協賛により,次のとおり無料サービスをした。
        1. 飲物 お茶 牛乳 甘酒 コーヒー ジュース
        2. 食物 煮込みおでん 豚汁 つけもの
      4. ふれあいコーナー
         黄色いハンカチ運動の啓蒙と,配布を行った。
      5. 即売コーナー
         社会福祉施設及び障害者福祉作業所等における作品を展示し,希望者に即売した。
      6. 物産 観光コーナー
         県内観光地のパネルを展示するとともに,観光ビデオの放映を行った。また,本県の代表的民芸品であるこけしとだるまの制作実演を実施した。
      7. 希望と友情の塔建設
         県建築市事務所協会のデザインにより,敷島公園群馬県営陸上競技場西側入口付近へ,全国ライオンズクラブの寄付金により,愛のあかぎ大会のシンボルとして建設し,長く保存することとした。
    6. 友情の贈り物
      1. 希望の鈴
         音をたよりとする視覚障害者への温かな配慮として,コンパニオンが着用するとともに,閉会式典時,コンパニオンとガールスカウトにより,役員選手団に贈呈された。
         この鈴は,本県特産のまゆ玉と桑の葉をデザインした和紙を使い,鈴の音とともに,大会参加者の友愛の輪が全国にひろがることを願った。
      2. 愛の折鶴
         前橋市内39小学校の児童が,歓迎用レイとして折紙で鶴を製作し,役員選手団へコンパニオンやボランティアの人たちから贈呈された。愛の折鶴には,製作者の激励の言葉と,氏名 住所を書いた,県花れんげつつじを形どった短冊を付けた。大会後,選手団とのあたたかい文通が,多く始まっている。
      3. 手作りの品物
         自己の障害を克服して参加される選手を励まし,明るくたくましく生きていくよう「つつじのコサージ」「まゆ玉人形」「馬のぬいぐるみ」など,本県にちなんだ品物を,各推進団体が製作し,贈呈した。
      4. 郷土の特産 記念品
         選手としては,団体競技を除き,一生に一度しか参加することができないことから,関係機関及び団体の協賛を得て,本県の特産品や民芸品を,大会記録として贈呈した。
      5. 贈呈袋 観覧袋の袋詰め
         大会に必要な資料を配布し,参加者の便宜をはかるとともに,本県の特産品や記念品を一括して贈呈するため,10月23日に県スポーツセンターで,前橋市小中学校PTA連合会の協力を得て,袋への詰め込み作業を実施した。
    7. 後夜祭
       10月30日の閉会式終了後,前橋青年会議所を中心とした後夜祭実行委員会が,県庁前交差点から日本銀行前橋支店前までの道路及び周辺の駐車場を歩行者天国として,午後4時から8時まで「愛あいまつり」を開催した。会場は,約3万人の人たちであふれ,選手団と県民が一体となり,歌い踊るなど,心のふれあいの輪が広がった。
      1. パレード
         会場へ到着した選手団は,前橋市立荒牧小学校鼓笛隊の先導により,県庁前及び日本銀行前からあかぎステージへと,オープニングパレードした。
      2. あかぎステージ(前橋市駐車場)
         全盲のエレクトーン奏者の演奏に始まり,開会式を行い,歌手岩崎宏美ショー,各地の八木節競演で舞台と会場が一体となり,フィナーレへと続いた。
      3. はるなステージ(県庁前交差点)
         前橋華龍太鼓で祭りムードを盛り上げ,しゃぼん玉ショー,草津温泉の民踊と湯もみを実演と体験で楽しんだ。
      4. みょうぎステージ(2丁目交差点)
         奈良たんぽぽの家のわたぼうしコンサートと,手話コーラス,県内アマチュアバンドによる音楽演奏を行った。
      5. きぼうの広場(前橋市中央公民館駐車場)
         役員選手団相互交流の場として,手作り人形等贈呈物品の配布,もちつきや茶席コーナー等を設けるとともに,おでん,豚汁,焼まんじゅう,果物,牛乳,地酒等の飲食物を無料サービスした。
      6. ゆうじょうの広場(前橋合同庁舎前)
         役員選手団と県民との交歓の場として,フォークダンス(八木節)の実演と体験,もちつき,ふるさと電話コーナーを開設するとともに,各種の飲食物を無料サービスした。
    8. 県民の善意の寄附
       本大会の成功への一助にと,また,大会を契機として,身体障害者福祉向上のためにと,多くの方がたから,まごころのこもった寄附が寄せられた。
    9. 大会協力者の配置
       親切と友情の輪を広げる運動推進協議会の協力者配置状況は,別表のとおりである。
順不同
推進項目()内は責任団体 構成団体
(1)歓迎装飾(前橋商工会議所) 県老人クラブ連合会 前橋市老人クラブ連合会 県青少年赤十字指導者協議会 県青年赤十字奉仕団 日本ボーイスカウト県連盟 ガールスカウト日本連盟県支部 前橋市地区婦人会連絡協議会 住みよい高崎をつくる市民活動協議会連合会 高崎市福祉のまちづくり推進協議会 前橋商工会議所 前橋中心商店街協議会 前橋周辺商店街連絡協議会 前橋大型店連絡協議会 県観光協会 前橋市観光協会 高崎鉄道管理局 前橋市行政自治委員会 県旅館環境衛生同業組合 前橋旅館協同組合 前橋旅館組合 クリーン前橋運動推進協議会 前橋保護区保護司会 前橋母子会
(2)歓送迎(前橋市地区婦人会連絡協議会) 中部社会福祉協議会 西部社会福祉協議会 北部社会福祉協議会 東部社会福祉協議会 多野郡社会福祉協議会 甘楽郡社会福祉協議会 吾妻郡社会福祉協議会 利根郡社会福祉協議会 佐波郡社会福祉協議会邑楽郡社会福祉協議会 前橋市社会福祉協議会 高崎市社会福祉協議会 桐生市社会福祉協議会 伊勢崎市社会福祉協議会 太田市社会福祉協議会 沼田市社会福祉協議会 館林市社会福祉協議会 渋川市社会福祉協議会 藤岡市社会福祉協議会 富岡市社会福祉協議会 安中市社会福祉協議会 県民生委員児童委員連絡協議会 前橋市民生委員児童委連絡協議会 県身体障害者福祉団体連合会 県保育協議会 県母子福祉協会 県農業青年クラブ協議会 県地域婦人団体連合会 県特殊学校PTA協議会 住みよい高崎をつくる市民活動協議会連合会 高崎市福祉のまちづくり推進協議会 前橋ライオンズクラブ 前橋中央ライオンズクラブ 前橋西ライオンズクラブ 前橋東ライオンズクラブ 前橋敷島ライオンズクラブ 前橋ロータリークラブ 前橋西ロータリークラブ 前橋東ロータリークラブ 前橋北ロータリークラブ 国際ソプロテミスト前橋 高崎鉄道管理局 県温泉旅館協同組合 前橋市地区婦人会連絡協議会
(3)友愛の広場(群馬県社会福祉協議会) 県社会福祉協議会 前橋市社会福祉協議会 前橋市民生委員児童委員連絡協議会 県母子福祉協議会 県手話サークル連絡会 県青年団連合会 県農業協同組合婦人部連絡協議会 県経済農業協同組合連合会 県牛乳販売協同組合連合会 県物産振興協会 県観光協会 県食品衛生協会 前橋更生保護婦人会 前橋市婦人ボランティア連絡会 県民謡連盟 県青年赤十字奉仕団
(4)友情の贈り物(前橋市社会福祉協議会) 県小中学校PTA連合会 県保育協議会 前橋市老人クラブ連合会 前橋市地区婦人会連絡協議会 前橋市小中学校PTA連合会 県農業協同組合中央会 県特産協会 県経済農業協同組合連合会 県物産振興協会 前橋ライオンズクラブ 前橋中央ライオンズクラブ 前橋西ライオンズクラブ 前橋東ライオンズクラブ 前橋敷島ライオンズクラブ 前橋ロータリークラブ 前橋西ロータリークラブ 前橋東ロータリークラブ 前橋北ロータリークラブ 国際ソロプチミスト前橋 県小学校長会 前橋市小中学校長会 前橋市社会福祉協議会 前橋市更生保護婦人会 前橋市婦人ボランティア連絡会
(5)物品の運搬奉仕(前橋市連合青年団) 県青年赤十字奉仕団 県青年団連合会 前橋市連合青年団
(6)後夜祭(前橋青年会議所) 前橋市社会福祉協議会 県手話サークル連絡会 日本看護協会県支部協議会 日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会 前橋市地区婦人会連絡協議会 すばらしい前橋市民活動協議会 県特産協会 県経済農業協同組合連合会 前橋商工会議所 前橋商工会議所青年部 前橋中心商店街協議会 前橋周辺商店街連絡協議会 前橋大型店連絡協議会 前橋市観光協会 前橋ライオンズクラブ 前橋中央ライオンズクラブ 前橋西ライオンズクラブ 前橋東ライオンズクラブ 前橋敷島ライオンズクラブ 前橋ロータリークラブ 前橋西ロータリークラブ 前橋東ロータリークラブ 前橋北ロータリークラブ 国際ソロプチミスト前橋 県民謡連盟 前橋更生保健婦人会 前橋母子会 前橋市青少年団体連絡協議会 ボーイスカウト前橋地区協議会 ガールスカウト前橋連合団 前橋VYS 前橋BBS会 前橋YMCA 前橋市連合青年団 県ユースホステル協会前橋支部 県青年赤十字奉仕団前橋分団 前橋フォークダンス協会 前橋郵便友の会 前橋青年会議所 前橋ユネスコ協会青年部

水泳競技

身障者スポーツ大会所感あれこれ

増田弥太郎

元国立身体障害センター体育官
 先頃国体の後,10月29,30の両日,第19回全国身障者体育大会が群馬県に開催されました。設備にも運営にも寸分の隙のない,おそらく,世界が嘗て経験したことのない最も大規模にしてよく整った豪華な身障者競技大会であったかと思います。参加者数にしても、開催の為に要した経費にしても,時代のずれはあるけれども,往年の東京パラリンピックと思い合わせ感慨無量です。大会の組織の拡充,発展速度の爆発的であることなど,偶々国の経済伸長という時運に恵まれたこともあったにせよ,実に驚くばかりではありませんか。これは,遡って20年前の創始者達の先見の明と,当時から引続き,全国官民関係者達の熱烈な協力の然らしめる所であるとはいい,われひとと共に慶びに堪えない所であるといわなければなりません。
 われわれは,しかし,この驚異的ともいうべき事実に,ただ有頂天になってばかりはいられないと思います。国際競技の世界では先輩格のオリンピックにしても,19世紀の末葉,卓越した世界観から,近代オリンピックの発想を打出したクーベルタン男爵の気高い理想が,今や,政治的,経済的に未曾有の大きなゆさぶりをかけられていることは甚だ遺憾であり,憂慮に堪えないことといわなければなりません。この近代オリンピックから半世紀おくれて,別に,グットマン卿や欧州大陸の先覚者達が,身障者スポーツを開発しました。これは,身障者福祉の上で,実に偉大な事業というべきでしょう。しかし,われわれ身障者スポーツ関係者は,これら両者が相似ておりながら全く異質のものであることを認識し,両者を厳に峻別し,身障者スポーツ本来の姿を堅持しなければなりません。プロ化や商業主義には少しでも汚染されないよう厳重な警戒を要すると思います。聞く所によれば、来年のロサンゼルスオリンピックには,新に,身障者競技を加えるとかいっています。身障者と一般人とが一緒に同じ競技場に立つことは,少しも差支えがないばかりか,むしろ,望ましいことかも知れませんが,そのために両者の間に本質上の混乱が起きては大変です。これは絶対に避けなければなりません。
 身障者スポーツの指導者に,若し,この本質上の差異が本当に解っておるならば,従来屡々問題になったかも知れない大会におけるメダル数の多少とか,国内国外派遣選手の資格制限など,問題になる筈がないことは明白でしょうし,それよりも,私は大会についての形式内容のマンネリ化を虞れています。競技種目,用具,ルールなどの修正改廃等,重要課題は常に存在していませんか。また,たとえば,開会式の際受礼者に対する集団敬礼の形が,ナチスドイツにおけるヒットラーユーゲントの後塵を拝しているみたいだとか,法外に大型の府県の標識が地面を引きずるのは不様だなど,たといそれが些細な事柄であろうとも,世評の一つ一つも蔑ろにしないで,われわれは,もっと虚心坦懐に振返ってみる雅量と慎重さが欲しいものです。スポーツが日本に台頭した初頃から関係を持ってきた私は,これまで見聞したこと,考えたことを一つ二つをこの際拾上げてみました。われわれはこれからも身障者スポーツが,すっきりと成長発展するよう,皆で常に軌道の修正を怠らず,わが国身障者スポーツをして,正しい進路を驀進せしめ得るよう祈願して止みません。
1983年11月30日稿

親切と友情の輪を広げる運動推進協力者の配置表
場所 業務 23日(日) 27日(木) 28日(金) 29日(土) 30日(日) 31日(月) 1日(火)
高崎駅 環境美化 - 8 8 - - 8 8 32
湯茶接待 - 10 10 5 5 10 10 50
歓送迎 - 25 - - - 30 25 80
前橋駅 環境美化 - 8 8 - - 8 8 32
湯茶接待 - 15 10 7 7 10 10 59
歓送迎 - 100 100 - - 100 100 400
敷島公園
アーチェリー会場を含む
環境美化 24 - 150 150 150 - - 474
湯茶接待 10 - 7 24 17 - - 58
弁当引換 3 - - 6 6 - - 15
友愛の広場 - - 45 190 190 35 - 460
各種介助 - - - 58 58 - - 116
県スポーツセンター 袋詰め 300 - - - - - - 300
物品運搬 30 - - - - - - 30
環境美化 - - 10 10 10 - - 30
湯茶接待 - - - 11 11 - - 22
弁当引換 - - - 2 2 - - 4
各種介助 - - - 9 5 - - 14
前橋市温水プール 環境美化 - - 10 - 10 - - 20
湯茶接待 - - 5 - 12 - - 17
弁当引換 - - - - 2 - - 2
各種介助 - - 4 - 4 - - 8
前橋市民体育館 環境美化 - - 14 14 14 - - 42
湯茶接待 - - 5 20 20 - - 45
弁当引換 - - - 3 3 - - 6
各種介助 - - 10 10 10 - - 30
同南部基幹運動場 環境美化 - - 10 10 10 - - 30
湯茶接待 - - 5 10 5 - - 20
前橋工業高校 環境美化 - - 10 10 10 - - 30
湯茶接待 - - 6 6 6 - - 18
弁当引換 - - - 2 2 - - 4
総合体育センター 湯茶接待 - - 5 - - - - 5
前橋女子高校 湯茶接待 - - 5 - - - - 5
前橋商業高校 湯茶接待 - - 5 - - - - 5
県立ろう学校 湯茶接待 - - 5 - - - - 5
後夜祭 運営協力 - - - 50 856 50 - 956
物品運搬 - - - 20 20 20 - 60
前橋市内旅館 歓送迎 - 260 30 - 20 120 160 560
宿舎激励 - - 52 - - - - 52
古代文化コース(3ヵ所) 湯茶接待 - - - - - 48 - 48
妙義山コース(3ヵ所) 湯茶接待 - - - - - 65 - 65
赤城山コース(2ヵ所) 湯茶接待 - - - - - 112 - 112
榛名山コース(2ヵ所) 湯茶接待 - - - - - 44 - 44
浅間山コース(3ヵ所) 湯茶接待 - - - - - 30 - 30
湯茶接待 - 367 426 529 627 1465 690 321 4425
業務別総括表
環境美化 24 16 220 194 204 16 16 690
湯茶接待 10 25 68 83 83 319 20 608
歓送迎(激励) - 385 182 - 20 250 285 1122
弁当引換 3 - - 13 15 - - 31
友愛の広場 - - 45 190 190 35 - 460
各種介助 - - 14 77 77 - - 168
袋詰め 300 - - - - - - 300
物品運搬 30 - - 20 20 20 - 90
後夜祭 - - - 50 856 50 - 956

全国身体障害者スポーツ大会の開催状況

回次 開催県 大会実施年月日 皇太子殿下 皇太子妃殿下御臨席の状況 秋季国体実施年月日
第1回 岐阜県 昭和40.11.6(土)~7(日) 皇太子殿下 昭和40.10.24~29
第2回 大分県 昭和41.11.5(金)~6(土) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和41.10.23~28
第3回 埼玉県 昭和42.11.4(金)~5(土) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和42.10.22~28
第4回 福井県 昭和43.10.12(土)~13(日) 皇太子殿下 昭和43.10.1~6
第5回 長崎県 昭和44.11.8(土)~9(日) 皇太子殿下 昭和44.10.26~31
第6回 岩手県 昭和45.10.24(土)~25(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和45.10.10~15
第7回 和歌山県 昭和46.11.6(土)~7(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和46.10.24~29
第8回 鹿児島県 昭和47.11.11(土)~12(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和47.10.22~27
第9回 千葉県 昭和48.10.27(土)~28(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和48.10.14~19
第10回 茨城県 昭和49.11.2(土)~3(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和49.10.20~25
第11回 三重県 昭和50.11.8(土)~9(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和50.10.26~31
第12回 佐賀県 昭和51.11.6(土)~7(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和51.10.24~29
第13回 青森県 昭和52.10.15(土)~16(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和52.10.2~7
第14回 長野県 昭和53.10.28(土)~29(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和53.10.15~20
第15回 宮崎県 昭和54.10.27(土)~28(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和54.10.14~19
第16回 栃木県 昭和55.10.25(土)~26(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和55.10.12~17
第17回 滋賀県 昭和56.10.24(土)~25(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和56.10.13~18
第18回 島根県 昭和57.10.16(土)~17(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和57.10.3~8
第19回 群馬県 昭和58.10.29(土)~30(日) 皇太子殿下 皇太子妃殿下 昭和58.10.15~20

 

都道府県 政令指定都市別大会参加一覧表(単位:人)
都道府県
政令指定都市
役員 個人競技 団体競技 合計
男女別選手数 障害部門別選手数 盲人野球 車椅子
バスケットボール
バレーボール
合計 肢体(1) 肢体(2) 肢体(3) 視覚 聴覚
1 北海道 17 23 5 28 11 2 9 4 2 - - - 45
2 青森 15 7 4 11 4 0 6 0 1 15 - 12 53
3 岩手 17 11 2 13 4 1 2 3 3 - - - 30
4 宮城 14 11 3 14 9 0 1 3 1 - 10 - 38
5 秋田 7 9 2 11 3 0 1 3 4 - - - 18
6 山形 13 6 3 9 4 1 0 2 2 - - - 22
7 福島 10 10 5 15 7 1 2 2 3 - - - 25
8 茨城 17 9 4 13 2 1 5 2 3 15 - - 45
9 栃木 12 11 2 13 4 1 2 3 3 - - - 25
10 群馬 39 42 19 61 28 6 14 5 8 15 11 12 138
11 埼玉 17 17 2 19 1 7 1 6 4 - - - 36
12 千葉 12 7 8 15 2 1 4 3 5 - - - 27
13 東京 25 28 11 39 7 7 8 8 9 - 12 11 87
14 神奈川 16 8 4 12 1 3 3 3 2 - 12 - 40
15 新潟 10 11 4 15 6 1 1 4 3 - - - 25
16 富山 17 6 4 10 4 1 0 2 3 15 - - 42
17 石川 10 5 4 9 4 1 2 1 1 - - - 19
18 福井 11 5 3 8 2 1 0 3 2 - - - 19
19 山梨 12 6 2 8 4 0 0 3 1 - - - 20
20 長野 16 11 4 15 6 1 3 3 2 - 12 12 55
21 岐阜 10 10 3 13 9 1 1 0 2 - - - 23
22 静岡 16 15 2 17 6 3 2 2 4 - - - 33
23 愛知 18 14 2 16 6 0 1 5 4 14 - 12 60
24 三重 9 8 3 11 2 1 1 3 4 - - - 20
25 滋賀 25 11 2 13 8 0 2 1 2 15 - - 53
26 京都 10 6 3 9 4 1 0 2 2 - - - 19
27 大阪 13 13 7 20 4 2 1 5 8 - - 11 44
28 兵庫 13 15 5 20 7 4 2 3 4 - - - 33
29 奈良 15 11 3 14 4 3 1 2 4 - - - 29
30 和歌山 17 8 3 11 2 2 3 2 3 - - - 28
31 鳥取 18 8 0 8 6 0 0 0 2 - - 10 36
32 島根 13 17 3 20 14 1 1 1 3 - - - 33
33 岡山 10 13 2 15 6 1 3 3 2 - - - 25
34 広島 10 11 2 13 9 1 0 2 1 - - - 23
35 山口 10 10 2 12 3 1 3 4 1 - - - 22
36 徳島 10 5 5 10 2 0 2 3 3 - - - 20
37 香川 21 10 1 11 3 1 2 2 3 - 8 - 40
38 愛媛 14 8 6 14 2 2 3 3 4 13 - - 41
39 高知 16 7 2 9 1 2 3 2 1 - - - 25
40 福岡 12 18 3 21 7 1 5 5 3 - - - 33
41 佐賀 13 9 3 12 3 0 4 3 2 - - - 25
42 長崎 14 11 3 14 3 1 0 5 5 - - - 28
43 熊本 17 12 4 16 4 1 5 3 3 - - - 33
44 大分 13 8 5 13 4 3 3 2 1 - - - 26
45 宮崎 10 9 3 12 4 1 2 3 2 - - - 22
46 鹿児島 10 12 6 18 7 1 2 3 5 - - - 28
47 沖縄 13 6 2 8 3 1 0 2 2 - - 12 33
48 札幌市 10 9 1 10 4 2 2 1 1 - - - 20
49 横浜市 11 8 3 11 5 2 0 2 2 - - - 22
50 川崎市 13 6 2 8 3 2 0 1 2 - - - 21
51 名古屋市 9 8 3 11 3 2 2 2 2 - - - 20
52 京都市 12 7 3 10 2 1 1 3 3 - - - 22
53 大阪市 16 13 4 17 4 2 3 5 3 - 9 - 42
54 神戸市 10 6 4 10 3 1 0 4 2 - - - 20
55 広島市 6 7 1 8 1 0 2 3 2 - - - 14
56 北九州市 19 8 2 10 2 1 3 3 1 12 9 - 50
57 福岡市 8 7 2 9 2 1 0 4 2 - - - 17
合計 791 607 607 812 275 84 129 162 162 114 83 92 1892
種目別・障害別・参加一覧表(単位:円)
区分 肢体(1) 肢体(2) 肢体(3) 視覚 聴覚 合計
障害急歩 26 7 33 - - - 10 6 16 - - - - - - -36 13 49
競走 60m - 23 23 11 12 23 1 26 27 30 7 37 - - - 42 68 110
100m 49 - 49 26 - 26 31 - 31 18 12 30 36 23 59 160 35 195
200m - - - - - - - - - 8 5 13 18 3 21 26 8 34
400m 11 - 11 - - - - 2 2 7 2 9 10 6 16 28 10 38
800m - 1 1 - 4 4 13 - 13 - - - 4 - 4 17 5 22
1500m 13 - 13 9 - 9 - - - 16 - 16 10 - 10 48 - 48
5000m - - - - - - - - - - - - 3 - 3 3 - 3
小計 73 24 97 46 16 62 45 28 73 79 26 105 81 32 113 324 126 450
スラローム - - - 17 11 28 - - - - - - - - - 17 11 28
跳躍 高跳 - - - - - - - - - 2 - 2 - - - 2 - 2
走高跳 8 - 8 - - - - - - 4 4 8 6 7 13 18 11 29
立幅跳 54 10 64 - - - 12 2 14 34 6 40 - - - 100 18 118
走幅跳 37 9 46 - - - 27 12 39 20 10 30 41 21 62 125 52 177
立三段跳 - - - - - - - - - 2 - 2 - - - 2 - 2
三段跳 - - - - - - - - - 4 - 4 12 - 12 16 - 16
小計 99 19 118 - - - 39 14 53 66 20 86 59 28 87 263 81 344
投てき 砲丸投 39 7 46 8 - 8 10 6 16 23 - 23 15 11 26 95 24 119
槍投 23 3 26 - - - 4 - 4 - 1 1 11 8 19 38 12 50
こん棒投 - - - - - - - 1 1 - - - - - - - 1 1
槍正確投 38 5 43 6 - 6 13 4 17 - - - - - - 57 9 166
ソフトボール投 43 12 55 19 9 28 27 17 44 30 8 38 - - - 119 46 165
ハンドボール投げ 1 3 4 3 - 3 3 1 4 10 11 21 6 1 7 23 16 39
小計 144 30 174 36 9 45 57 29 86 63 20 83 32 20 52 332 108 440
陸上競技合計 342 80 422 99 36 135 151 77 228 208 66 274 172 80 252 972 339 1311
水泳 自由形 25m 21 1 22 1 1 2 3 2 5 10 3 13 - - - 35 7 42
50m 6 - 6 2 - 2 1 - 1 2 - 2 3 3 6 14 3 17
100m - - - - - - - - - - - - 5 1 6 5 1 6
平泳ぎ 25m 11 1 12 2 - 2 2 2 4 9 5 14 - - - 24 8 32
50m 3 - 3 - - - - - - 2 - 2 4 4 8 9 4 13
100m - - - - - - - - - - - - 8 - 8 8 - 8
背泳ぎ 25m 7 2 9 2 - 2 - - - 3 2 5 - - - 12 4 16
50m 1 1 2 - - - - - - 1 - 1 4 5 9 6 6 12
100m - - - - - - - - - - - - - - - - - -
水泳競技合計 49 5 54 7 1 8 6 4 10 27 10 37 24 13 37 113 33 146
アーチェリー 50 30mハーフラウンド 6 1 7 8 2 10 - - - - - - - - - 14 3 17
30mダブルラウンド 10 1 11 7 - 7 1 - 1 - - - - - - 18 1 19
合計 16 2 18 15 2 17 1 - 1 - - - - - - 32 4 36
卓球 卓球 49 7 56 7 1 8 14 5 19 1 3 4 20 15 35 91 31 122
盲人卓球 - - - - - - - - - 6 3 9 - - - 6 3 9
合計 49 7 56 7 1 8 14 5 19 7 6 13 20 15 35 97 34 131
個人競技合計 456 94 550 128 40 168 172 86 258 242 82 324 216 108 324 1214 410 1624
車椅子バスケットボール 82 1 83 - - - - - - - - - - - - 82 1 83
盲人野球 - - - - - - - - - 114 - 114 - - - 114 - 114
バレーボール - - - - - - - - - - - - 92 - 92 92 - 92
合計 456 94 550 210 41 251 172 86 258 356 82 438 308 108 416 1502 411 1913

団体競技成績トーナメント表、車椅子バスケットボール競技、盲人野球競技、バレーボール競技(聴覚障害者)(男子)


主題:
創立20年史 No.32

発行者:
財団法人日本身体障害者スポーツ協会

発行年月:
昭和60年3月31日

文献に関する問い合わせ先:
〒162
東京都新宿区戸山1-22-1
戸山サンライズ内
TEL 03-204-3993