障害者権利条約委員会
2016年12月31日に任期満期の9名の委員の後任選挙
18名の委員で構成されている障害者権利条約委員会は、2016年6月14日～16日に開催される第9回障害者権利条約締約国会議の間に、 同年12月31日に任期を終える9名の委員の後任選挙を行う。
現在の障害者権利条約委員会の委員
| 名前 | 国籍 | 任期満了年月 |
|---|---|---|
| Mohammed AL-TARAWNEH | ヨルダン | 2016年12月31日 |
| Danlami Umaru BASHARU | ナイジェリア | 2018年12月31日 |
| Munthian BUNTAN | タイ | 2016年12月31日 |
| Maria Soledad CISTERNAS REYES | チリ | 2016年12月31日 |
| Theresia DEGENER | ドイツ | 2018年12月31日 |
| Hyung Shik KIM | 韓国 | 2018年12月31日 |
| Stig LANGVAD | デンマーク | 2018年12月31日 |
| Lászlo Gábor LOVASZY | ハンガリー | 2016年12月31日 |
| Diane KINGSTON | 英国 | 2016年12月31日 |
| Martin Babu MWESIGWA | ウガンダ | 2016年12月31日 |
| Carlos Alberto PARRA DUSSAN | コロンビア | 2018年12月31日 |
| Safak PAVEY | トルコ | 2016年12月31日 |
| Ana PELAEZ NARVAEZ | スペイン | 2016年12月31日 |
| Coomaravel PYANEANDEE | モーリシャス | 2018年12月31日 |
| Silvia Judith QUAN-CHANG | グアテマラ | 2016年12月31日 |
| Jonas RUSKUS | リトアニア | 2018年12月31日 |
| Damjan TATIC | セルビア | 2018年12月31日 |
| Liang YOU | 中国 | 2018年12月31日 |
現在の18名の委員を男女別、地域別に表すと以下の通りである。
| 2016年任期満了者 | 2017年以降委員継続者 | |
|---|---|---|
| 男女別 | ||
| 男性 | ４名 | ８名 |
| 女性 | ５名 | １名 |
| 地域別 | ||
| 中南米 | ２名 | １名 |
| アフリカ | １名 | ２名 |
| アジア太平洋 | ２名 | ２名 |
| 東欧 | １名 | ２名 |
| 西欧、他地域 | ２名 | ３名 |
後任選挙のプロセス
- 2016年2月：候補者擁立を求める手紙が全ての障害者権利条約締約国に送られる。
- 4月14日：締約国による候補者選出の締切 ジュネーブにある国連人権高等弁務官の事務所に、候補者の経歴を提出
- 6月14日：第９回障害者権利条約締約国会議で候補者の中から9名の委員を選出
- 2017年1月1日：選出された委員の着任
障害者権利条約第34条に基づき、委員は２期務めることができる。2016年に任期満了の９名の委員のうち、以下の５名は再選される資格がある1）。
- Monthian Buntan タイ
- Lászlo Gábor LOVASZY ハンガリー
- Diane Kingston 英国
- Martin Babu Mwesigwa ウガンダ
- Safak Pavey トルコ
６名の女性委員のうち、５名が１２月の任期が切れるため、権利委員会は締約国に、委員会の委員の候補者として、女性を推薦するように促している。
注釈
関連ウェブサイト
・国連人権高等弁務官
障害者権利委員会 2016年12月31日に任期満期の９名の委員の後任選挙 （英語）
http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CRPD/Pages/Elections2016.aspx
・日本障害者リハビリテーション協会
障害者権利委員会 手続規則 Ⅲ 委員会の委員
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/rightafter/G1349672jp.html#C3