平成9年度 札幌市地域リハビリテーション研究大会ガイドブック概要

概要

このシンポジウムでは、地域で実践的な活動に取り組んでおられる方々から、活動に取り組むことになった契機やその内容、変わってきた地域像などを率直に語っていただきたいと思います。そして、これらを受けて、総合司会より地域をリハビリテーションしていく今後の方向性や必要となってくるさまざまな活動について提言していただき、私たちが地域に向けたアプローチを行う上でのヒントを見出していきたいと思います。

第1分科会―この分科会では、「病院」から「在宅生活」へ戻る際に求められる各領域の連携方法、安心した「在宅生活」を続けるためのシステムづくりなどにっいて、在宅医療ケアの現状や介護保険法のモデル事業の現状にふれながら、介護保険法導入後を視野に入れつつ課題や問題点に迫ります。

第2分科会―この分科会では、地域に根ざしたボランティア活動に取り組んでいる立場、一人ひとりの自由な意志と主体性に基づくボランティアネットワークの立場、地域の作業所の運営にあたってボランティアを組織する立場からそれぞれ提言をいただき、私たちがともに手をたずさえて生きていくための、これからのボランティア活動について考えていきたいと思います。

第3分科会―この分科会では、さまざまなかたちで地域で活動する場を用意している方々から提言をいただき、「閉じこもらない」支援をどのように展開するかを学び、地域活動の場のあり方を考えていきたいと思います。

第4分科会―この分科会では、交流づくりや地域参加をすすめている方々から提言をいただき、生きがいを創出し、QOLを探究していくさまざまな試みについて実践で生かせるノウハウを勉強したいと思います。

目次

 プログラム

12:00~ 受付

13:00~ 開会・シンポジウム

テーマ「地域をリムビリテーションする」

~ 地域を変えていくための仕掛け

15:00~ 休憩

15:15~ 分科会

・第1分科会「在宅生活を安心して過ごすために」

・第2分科会「これからのボランデイア活動を考える」

・第3分科会「地域活動の場を考える」

・第4分科会「社会参加と仲間づくり」

17:00~ 閉会

menu