[EU]欧州議会のリーダーとEDF会長が会合し、障害者の権利を守るための宣言を採択

リハ協ブログ2013年6月11日より転載

2013年6月5日、欧州議会の主な5つの政治会派のリーダー達が、ヨーロッパ障害フォーラム(EDF)会長のヤニス・ヴァルダカスタニィス氏と会談し、ヨーロッパの障害者の権利を強化し、完全なインクルージョンを達成するための宣言を採択しました。

ブリュッセルで会談した欧州議会の5つの政治会派のリーダー達は、欧州人民党グループ(EPP)代表のジョセフ・ダウル氏、社会民主進歩同盟グループ(S&D)代表のハンネス・スウォボダ氏、欧州自由民主同盟(ALDE)の副代表のアンネリ・ヤッテーンマキ氏、欧州緑グループ・欧州自由連盟 (Greens-EFA)の共同代表レベッカ・ハルムス氏、欧州統一左派・北方緑の左派同盟グループ (GUE-NGL)代表のガブリエレ・ツィンマー氏です。これらの政治会派は、議員数では、順に1、2、3、4、6番目であり、5番目の欧州保守改革グループ(ECR)の代表は加わっていませんが、議員数でいえば、5つの政治会派全体で、欧州議会の9割の議員が所属していることになります。

宣言の内容は、会派横断的な委員会を作り障害者権利条約の推進をすること、障害者を経済的危機から守ること、議会選挙でのアクセシビリティを確保すること、等を掲げています。(寺島)

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