54カ国の成人の障害発生率

リハ協ブログ2013年10月4日より転載

米国フォーダム大学のソフィ・ミトラらは、2002年-2004年に実施された世界保健調査(World Health Survey:WHS)を使い、世界54カ国のデータの回顧的分析を行いました。すなわち、身体機能と活動において、「できない」、または、「困難」と答えた人を数えました。その結果、障害者の発生率は14%であることがわかりました。また、低・中所得の国では、高所得の国に比べて障害者の出現率がより高く、労働年齢では、12%であるが、高齢者は39%であること、男性よりも女性の方が出現率が高いなどがわかりました。報告書は、http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2329676からダウンロードできます。(寺島)

menu