[補装具]プロダンサーのための義足

リハ協ブログ2014年3月26日より転載

エイドリアン・ハスレット・デイビス(Adrianne Haslet-Davis)さんは、プロの社交ダンスのダンサーでしたが、昨年のボストンマラソン爆破テロで左下腿を失いました。ボストンのリハビリテーション病院で入院していましたが、事故後200日でダンスをできるようになったとのことです。

この義足を開発したのは、MITメディアラボの生物機械工学グループの責任者のヒュー・ヘア氏(Hugh Herr)です。彼自身も登山の際の凍傷のために両足の下腿を失いました。彼は、ダンスの際にどのように筋肉が興奮するかを調べ、その動きを義足内のマイクロチップに記憶させることでダンスを滑らかに行うようにしたとのことです。

このダンスの様子は、2014年3月17-21日にカナダのバンクーバーで開催されたTED2014というイベントで披露されたとのことです。写真などがTEDの下のブログにアップされています。(寺島)

http://blog.ted.com/2014/03/19/a-first-dance-on-a-next-generation-bionic-limb-hugh-herr-and-adrianne-haslet-davis-at-ted2014/?utm_content=buffer90b02&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

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