リハ協ブログ2014年4月18日より転載
米国の国際選挙制度財団(International Foundation for Electoral Systems:IFES)と全国民主研究所(National Democratic Institute:NDI)は、障害者が選挙や政治に参加できるようにするためのマニュアル「平等なアクセス:障害のある人をどのように選挙や政治に参加できるようにするか(Equal Access: How to Include Persons with Disabilities in Elections and Political Processes)」 を公表しました。
選挙は、障害者に対する一般の認識を変えるための有効な機会となり、障害者がより大きな政治的な発言力を持つことができることから、障害者が同等な市民として認められるためには、選挙や政治に参加できるようにする必要があります。このマニュアルは、それをどのように実現するかについて記述しています。
マニュアルでは、選挙前の取り組み、選挙中の取り組み、選挙後の取り組みなど、時間の経過に沿った内容や、ドミニカ共和国の事例などが紹介されており、具体的な取り組み方法について多く記述されています。また、選挙へのアクセスについての歴史も記述されており、参考になります。
マニュアルは、下のサイトからダウンロードできます。(寺島)
https://www.ifes.org/publications/equal-access-how-include-persons-disabilities-elections-and-political-processes