[アクセシビリティ]エミレーツ航空が機内ビデオに音声解説を導入

リハ協ブログ2014年8月4日より転載

アラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ航空(Emirates)は、7月30日、機内のエンターテイメントシステムで上映する映画に音声解説をつけることを発表しました。同航空は、聴覚障害者のために2007年から字幕をつけており、今回は、視覚障害者に対応したものです。ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ・フィルム配給の「アナと雪の女王」「ウォルト・ディズニーの約束」「カーズ2」「モンスターズ・ユニバーシィティー」「アベンジャーズ」「トイ・ストーリー3」などの16本の映画が音声解説つきで鑑賞できるということです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。

http://www.theemiratesgroup.com/english/news-events/news-releases/news-details.aspx?article=1780665

本年4月にはオーストラリアのカンタス航空の国内線でiPadで機内のエンターテイメントにアクセスでき、ボイスオーバーが使えるようになったという報告もありました。このような技術が機内だけでなく日常でも活用できればと思います。これについては下のブログをご覧ください。(寺島)

http://davidwoodbridge.blogspot.com.au/2014/04/big-big-surprise-on-qantas-inflight.html

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