[福祉機器]聴覚障害者が会議に参加できるアプリ

リハ協ブログ2014年10月20日より転載

トランスセンス(transcence)というスマートホン用のアプリケーションが開発されました。このソフトをグループディスカッションの参加者がインストールし、自分のスマートホンに向かって声を発することで、話した内容が自動的に文字に変換され、そのディスカッションに参加している聴覚障害者のスマートホンの画面に発言内容として表示されるものです。

聴覚障害者が会議などで複数の話者とコミュニケーションすることは難しいですが、このアプリケーションソフトはそれを解決するためのものです。開発したのは、カルフォルニア大学バークレー校やサンフランシスコ大学を卒業した技術者グループです。

現在は、アンドロイドOS専用のベータ版になっていますが、クラウドのプラットフォームを立ち上げる費用を集めるためのキャンペーンを実施しており、資金が集まれば、iOSへの移植なども行い実際に運用したいとのことです。 詳しくは、http://www.transcense.com/ をご覧ください。(寺島)

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