[アクセシビリティ]GMATがスクリーンリーダーを使って受験可能に

リハ協ブログ2014年11月7日より転載

GMAT(Graduate Management Admission Test)は、大学院レベルにおいてビジネスを学ぶために必要な分析的思考力、言語能力(英語)、数学的能力があるかを測定する試験で、世界の多くのMBA (Master of Business Administration)を取得するためのビジネススクール(経営大学院)がこののスコアの提示を求めているために、事実上の入学適性テストとなっています。

2014年10月29日、GMATの評議会GMAC(Graduate Management Admission Council)は、GMATをJAWS(世界で多く用いられているスクリーンリーダー)に対応することで、視覚障害者が補助者なしでGMATを受験できるようにしたと発表しました。JAWSと立体コピーにより、文字を見ることができない視覚障害者が補助者なしでGMATを受験できるようにしたとのことです。なお、2013年10月には、ZoomTextという画面拡大ソフトも利用できるようにしており、今回はそれに続くものです。詳しいことは次のサイトをご覧ください。(寺島)

http://newscenter.gmac.com/press-releases/in-addition-to-live-readers-blind-test-takers-can-1154614

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