[ミャンマー]ユニセフが障害児教育に関する調査を実施

リハ協ブログ2014年12月17日より転載

ミャンマータイムズ紙2014年12月8日号によれば、ユニセフは、2015年1月から障害児教育の実態とニーズについて分析するための調査を実施するとのことです。

ミャンマーの障害児は、家族、地域社会、学校などいろいろな場所で、スティグマ視されており、暴力を振るわれることさえあるとのことです。2010年に実施された調査によれば、ミャンマーの全人口の2.3パーセントが障害者であり、16歳未満の障害児は30万人超であるとのことですが、世界の障害者の人口比が10-15%であることに比較すればかなり低い値になっています。また、6-16歳の障害児の60%は学校に通学しておらず、教師が障害児に対する訓練を受けていないとのことです。

国連は、ミャンマーの社会福祉省と障害児の保健、教育、福祉を中心に据えるための協議を続けてきました。また、2010年には障害者が国の開発に貢献するための機会を確保できるようにするための障害者行動計画が作成されました。さらに、障害者に関する新しい法律も議会で検討されています。しかし、2005年にミャンマーは、インクルーシヴ教育制度を採用したにもかかわらず、昨年、盲児は、それから除外してしまったとのことです。

記事は、下のサイトで読めます。(寺島:参照Empowerment Cafe Weekly Bulletin - 6 - 12 December 2014)

http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/12458-unicef-to-study-education-for-disabled.html

menu