[福祉機器]手を使わないで着られるコート

リハ協ブログ2018年4月23日より転載

オープン・スタイル・ラボ(Open Style Lab (OSL))は、2014年に設立された米国の公益非営利法人で、障害者の衣服など、身に着けるものを、テクノロジーを活用して、スタイル良く作ることを目指しています。そのために、デザイナー、技術者、作業療法士などがチームを組んで、新しい衣服などを開発しています。米国内では有名でそうで、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、CNNなどで取り上げられたり、ホワイトハウスからも関心を持たれているとのことです。

ウェブサイトやフェイスブックには、障害のために両手が使えない女性が手を使わないで着られるファッショナブルなコート(襟の部分が丈夫な素材で作られていて、机の上にコートを置いて頭をそこに入れて着る)、手を使わないでもメトロカードを通すことのできる器具(メトロカードを挟んだ器具を首からぶら下げて改札口を通過するときに器具の重みを活用してスライドさせる)などいろいろなものが紹介されています。

ウェブサイトは、下のURLをごらんください。(寺島)

http://www.openstylelab.com/

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