[バリアフリーテクノロジー]視覚障害者のための周囲認識アプリ

リハ協ブログ2018年5月17日より転載

私たちの身の回りにある情報の8割以上は、視覚から得られると言われています。このため、視覚障害は、別名情報障害とも言われています。

Googleが発表したアプリLookOutは、スマートフォンのカメラ機能を使って、周囲の情報を音声化して利用者に伝えることができるアプリです。このためにスマートフォンのカメラ部分が外を向くようにポケット入れたり、ストラップで吊るしたりする必要があります。

アプリを起動すると4つのモードがあって、利用するシーンから選びます。例えば”家”を選ぶとソファーが何時の方向にあるのか音声で伝えてくれます。”仕事と遊び”を選ぶと階段やエレベーターの場所を音声で伝えてくれます。また文字があればその情報も読み上げてくれるモードもあります。

今年中に米国で入手可能になるようです。日本での利用について期待しましょう。

発表内容詳細は、下記を参照ください。

(英語)http://www.blog.google/topics/accessibility/lookout-app-help-blind-and-visually-impaired-people-learn-about-their-surroundings/

(西澤)

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