リハ協ブログ2018年5月23日より転載
Microsoftの本社があるシアトルで5月上旬に開催された開発者向け会議Build2018で、AIによる障害者支援のプログラムが発表されました。
プログラムの名称は、”AI for Accessibility”で、今後5年間に2,500万ドル(日本円で約28億円)を投じることを発表しました。AI技術を適応することで、世界中の10億人を超える障害を持つ人びとを支援して、もっとインクルーシブな世界を実現しようと開発者に向かって呼びかけました。
具体的な事例として紹介されたのは、視覚障害者向けの文字や物の認識ソフト、聴覚障害者向けの音声認識ソフトなどです。
数年後には、AI技術の応用が広がるとともに、IOTで様々な物がネットワークに繋がることで、最初から様々な障害持つ利用者を前提にした機器やサービスの提供が当たり前になることが期待できそうです。
発表内容詳細は、下記を参照ください。(英語)
http://www.microsoft.com/en-us/ai-for-accessibility
(西澤)