[アプリ]高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準がアプリに

リハ協ブログ2018年6月27日より転載

ジアをはじめ途上国での障害者支援実践団体として注目されている国際NGOのCBM(旧Christian Blind Mission)は、「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準(Humanitarian Inclusion Standards for older people and people with disabilities)」を2018年2月に作成しましたが、今回、人道支援基準パートナーシップ(Humanitarian Standards Partnership:HSP)の一員となったとのことです。

人道支援基準パートナーシップは、人道原則と人権に基づき、権利ベースのアプローチを共有し、協議と合意により発展した連合体で、何千人もの世界の人道支援の専門家の経験と学習のなかから、危機に陥った人びとが尊厳をもって生活できることを支援する人道支援の活動におけるさまざまな基準を示しています。

人道支援基準パートナーシップは、ユーザーフレンドリーな形で人道支援基準を読むことのできるスマートホンのアプリ(HSPapp)を開発していて、無料で提供しています。現状では、水道・衛生、避難所、食料安全・栄養、健康、児童保護、経済回復、教育、家畜、市場分析の9つの分野の人道支援基準が集められています。

「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準」は、今後、数か月かけて、これらの基準に追加されるそうです。

「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準」は、下のサイトで読むことができます。

https://www.cbm.org/Humanitarian-Inclusion-Standards--535440.php

また、HSPappは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

http://humanitarianstandardspartnership.org/Launch

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