[雇用]千葉労働局が、平成29年度の障害者の職業紹介状況等を公表

リハ協ブログ2018年6月10日より転載

2018年6月1日、千葉労働局が、平成29年度の障害者の職業紹介状況等を公表しました。それによれば、平成29年度にハローワークを通して就職した障害者数は、3,351件で、前年比6.0%増であり、2010年度から8年連続で過去最高を更新したのことです。

特に、障害別では、精神障害者は、1,502件(前年度比8・9%増)、身体障害者861件(同7・6%増)、知的障害者805件(同0・5%減)、発達障害、高次脳機能障害者、難治性疾患患者など、その他の障害者が183件(同6・4%増)となっており、精神障害者の増加が顕著です。

産業別にみると、医療・福祉が1,317件(全体の39.3%)で最も多く、卸売・小売業457件(13.6%)、サービス業381件(11.4%)、製造業276件(8.2%)と続いています。

職業別では、運搬・清掃・包装等の職業が1,252件(37%)、事務的職業が918件(27.4%)、サービスの職業347件(10.4%)となっています。

最近農福連携が注目されていますが、農林漁業の職業は、157件(4.7%)となっており、あまり、進んでいないようです。他の地域との比較もおもしろいかも知れません。

発表資料は下のサイトにあります。(寺島)

https://jsite.mhlw.go.jp/chiba-roudoukyoku/content/contents/000237608.pdf

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