[ネパール]障害者の雇用率は1.35%

リハ協ブログ2019年3月7日より転載

ネパール報告の続きです。ネパールの障害者の人たちから次の話を聞きました。

ネパールでは、従業員の45%を就労に不利のある人にしなければならない。そのうちの3%を障害者にしなければならないとのことです。就労に不利のある人には、女性、エスニックマイノリティなども対象になっており、そのうちの3%ですので、結果的には、0.45×0.03=0.0135ということになります。

1年前に福祉制度改革が行われ、地方自治体が障害者の福祉を担当することになり、その際に、障害者の割り当てが5%から3%に下げられたとのことで、障害者団体は撤回を求めているとのことです。(寺島)

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