[福祉機器]スペインの大学が脳波でSNSを利用するシステムを開発

リハ協ブログ2019年4月7日より転載

BUSINESS INSIDER紙(2019年3月5日9:10)によれば、バリャドリッド大学(Universidad de Valladolid)のバイオメディカル工学研究グループ(Biomedical Engineering Group(GIB))は、運動障害のある重度障害者が脳波のみでソーシャルネットワークにアクセスできるようにするBCI(Brain Computer Interface)システムを開発したとのことです。

このシステムは、使用者がかぶった帽子状の脳波(EEG)測定器の8つの電極からの視覚刺激データによりスクリーンキーボードなどを操作し、ブルートゥースを介してスマートホンなどを制御する方式です。

10人の統制群被験者および18人の運動障害を有する被験者に対して、SNSを使ってツイートしたりチャットしたりする課題を課したところ、統制群被験者では92.3%、障害被験者については80.6%の平均精度を得たとのことです。

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.businessinsider.com/device-allows-people-with-disabilities-to-use-twitter-using-brainwaves-2019-3

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