[研修会報告]オランダ・ソーシャルファーム実態調査報告会開催

リハ協ブログ2019年11月16日より転載

本ブログでも、かねてよりご連絡申し上げておりました、「オランダ・ソーシャルファーム実態調査報告会」が、2019年11月4日(月)、埼玉県民共済生活協同組合様のご支援により、戸山サンライズ2階大研修室で開催されました。

報告会は、予定通り13:30に始まり、当協会の福母淳治常務理事の開会あいさつの後、当協会会長であり、社会福祉法人恩賜財団済生会理事長でソーシャルファームジパン理事長である炭谷茂、当協会参与の寺島彰(筆者)、および、同じく当協会参与の野村美佐子による報告を行いました。

炭谷会長は、「オランダに学ぶソーシャルファームの今後の方向~「日本型ソーシャルファーム像」を求めて~」」というタイトルで、「オランダの福祉国家におけるソーシャルファームの位置付け」、「ソーシャルファームの実態の把握」、「農福連携事業の実態」などについて報告をしました。

また、寺島は、「オランダの障害者雇用支援制度」として、「オランダの社会保障制度改革」、「障害者関連制度」、「2015年福祉制度改革」、「ソーシャルファームの状況」など、制度面についての報告をしました。

野村参与は、「農福ケアフォーム「オンス・フェルラング」」、「レストラン・マルチセンター「カラーキッチン」」、「重度障害者就労訓練所「ユトレヒトワーク」」、「オランダ社会雇用事業所全国協会「セドリス」」など、訪問先の実態について、豊富な写真を使って、報告しました。

近々、報告書を発行する予定です。

なお、非会員の皆様には申し訳ないのですが、諸般の事情から会員の皆様を対象に、当協会の会員サイトに当日の記録ビデオをアップしましたので、ご覧いただければ幸いです。(寺島)

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