[英国]弱い若者を支援するための事業

リハ協ブログ2013年12月13日より転載

内閣府ソーシャル・アクションセンター(Cabinet Office Centre for Social Action)は、近年増加している弱い若者を奮起させるためのソーシャル・アクション・プログラムを支援するための基金を設立し、それに応募する団体・組織を募集しています。その事業は、社会投資ビジネスグループ(Social Investment Business Group)に委託されています。詳しいことは、http://www.sibgroup.org.uk/youth/をご覧ください。

なお、SIBGは、アドベンチャー・キャピタル・ファンド(Adventure Capital Fund:ACF)の事業の1つで、2009年に設立されました。2011年には、内閣官房(Cabinet Office)社会活動基金(Cabinet Office’s Social Action Fund)の管理運営も委託されています。

SIBGの母体になっているACFは、2002年に内務省の220万ポンドの資金を地域産業に投資するために試験的に作られたプロジェクトでしたが、2006年には、独立した保証有限責任会社になりました。また、同年にチャリティとしての資格も取得しています。2009年にはACFが主宰するコンソーシアムが 地方自治省(Department for Communities and Local Government)の7,000万ポンドの資金を管理する事業を獲得しています。政府の基金を管理運営する会社です。(寺島)

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