[UN]障害者権利条約第13回締約国会議開催

2020年11月30日から12月3日まで、障害者権利条約の第13回締約国会議がニューヨークの国連(UN)本部で開催されました。今回はコロナウィルスの影響で、対面形式と仮想形式の両方での開催となりました。

今回の締約国会議の全体テーマは、「インクルーシブな持続可能な開発のための行動と実施の10年:すべての障害者のための権利条約と2030アジェンダの実施(A decade of action and delivery for inclusive sustainable development: implementing the CRPD and the 2030 Agenda for all persons with disabilities)」です。

また、サブテーマは次のとおりです。

  • 障害とビジネス:障害者が、開かれたインクルーシブでアクセシブルな環境で働く権利の実現。
  • 高齢障害者の権利とニーズへの取り組み:高齢化と人口動態の傾向
  • 障害者権利条約の完全な実施のためのインクルーシブな環境の促進

また、障害者権利委員会の9人の委員の改選が行われました。日本代表の石川准静岡県立大学教授は、今回で委員を辞任されました。

詳しくは次のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.un.org/development/desa/disabilities/conference-of-states-parties-to-the-convention-on-the-rights-of-persons-with-disabilities-2/cosp13.html

menu