開催地挨拶

高岡 徹
横浜市総合リハビリテーションセンター センター長

 皆様おはようございます。第44回総合リハビリテーション研究大会の実行委員長を務めております、横浜市総合リハビリテーションセンター、センター長の高岡です。本日はお天気にも恵まれ、ちょっと暑いぐらいなのですが、本当によかったです。このひと月ぐらいは毎週末のように各地に大きな被害が発生しています。被災された方々には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 今週発生した台風、幸い1つは東の海上に遠ざかり、もう1つは今のところ関東地方には影響がないかなという状況でひとまず安心しております。もう1つの心配ごとであった新型コロナ感染症の感染者数は一時と比べだいぶ減少しており、本日、現地開催に漕ぎ着けることができました。会場にご参加いただいた皆様、残念ながら現地参加は困難でも、オンラインでご参加の皆様には心からお礼申し上げます。

 開催にあたりましては日本障害者リハビリテーション協会の皆様、そして総合リハビリテーション研究大会常任委員会の委員の先生方には、長期間にわたり多大なご指導をいただきました。ありがとうございました。

 また、準備と大会当日の運営に携わっていただいている横浜市リハビリテーション事業団の皆様、特に、事務局長の大場純一さんには心から感謝いたします。

 さて、新型コロナウイルスの最初の報告から3年近くが経過しますが、いまだコロナの克服には至っていません。現在では、克服というよりもどう付き合っていくのかが重要になっています。本研究大会も可能な範囲で感染対策を行いながら、初のハイブリッド形式での開催となりました。感染が心配な方や遠方の方にはとてもメリットがあり、今後の本大会の開催形式の参考になっていくと思います。慣れない点があり、不備もあろうかと思いますがお許しいただければ幸いです。

 今回の全体テーマはリハビリテーション・スポーツの果たす役割です。詳細については午後の基調講演でお話しいたしますが、横浜市総合リハビリテーションセンターと横浜ラポールで長年取り組んできた、障害者に対するスポーツ活動支援の成果や課題をご報告する機会になればと考えます。また、スポーツを通じて総合リハビリテーションを皆さんと一緒に考える場となることも期待いたします。ぜひ最後までご参加ください。

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