シンポジウムII 「地域展開するための環境整備」

パネリスト 宮嶋 利成(千葉県千葉リハビリテーションセンター 理学療法士)
奥田 真美(NPO法人共育庵そな~れ デイサービスそな~れ 介護職員)
手塚 由美(一般社団法人輝水会 代表理事)
司会進行 小田 芳幸(横浜市総合リハビリテーションセンター)

小田/皆さん、こんにちは。シンポジウムIIを担当します。横浜市総合リハビリテーションセンターの小田です。今回の総合リハビリテーション研究大会は、リハビリテーション・スポーツをテーマに行われてきました。先に述べられてるとおり、リハビリテーション・スポーツは障害者にとっての社会参加として、大切な役割を果たしていきます。

 このシンポジウムⅡでは3人のシンポジストの方たちから、リハビリテーション・スポーツに必要とされる環境整備を考えていきます。今回の研究大会の趣旨説明でもありましたとおりリハビリテーション・スポーツは、医療から社会参加までをつなぐ架け橋と考えることができます。そのためこのシンポジウムではリハビリテーション・スポーツの医療から地域への移行、地域におけるリハビリテーション・スポーツの導入、そして、地域におけるリハビリテーション・スポーツの展開、この取り組みについて、3人の方たちに順を追って報告していただきます。これらの報告を通して、皆さんと実践や課題を共有できる機会にしたいと思います。特に地域におけるリハビリテーション・スポーツの環境整備についてはシンポジスト間でも内容を深めながら、参加している皆さんからもご意見をいただき、広く実践していくために関わる皆さまへの取り組みに役立てばと思います。

 シンポジウムの進め方ですが最初に、シンポジストの方から報告をいただきます。そのあと、シンポジスト全員で課題を焦点化させていきたいと思います。そのあと参加者の皆さんから意見、質問等をお受けしたいと思います。最後にまとめをします。最初に、千葉リハビリテーションセンター理学療法士の宮嶋さんにお願いしております。?

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