令和4(2022)年12月12日、デジタル庁は、「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を公開しました。
同ガイドブックは、ウェブアクセシビリティに初めて取り組もうとしている行政官や事業者向けに、ウェブアクセシビリティの考え方や概要、取り組み方のポイントを解説するための資料で、何をどう取り組めばいいのか、どうやって調達に組み込めばいいのか、委託事業者との円滑なコミュニケーションの取り方、意思決定のポイント等がわかるようになることを目標にしています。2023年度中を目処に、デジタル社会推進標準ガイドラインへの編入を目指しているとのことです。
本ガイドブックは、本文と付録で構成されています。その目次は下のようになっています。
ウェブアクセシビリティ導入ガイドブックとは 1 ガイドブックの目的 1.1 背景と課題 1.2 ガイドブックで達成したいこと 1.3 記述範囲と構成 1.4 対象読者 1.5 利用と配布 2 ウェブアクセシビリティの基礎 2.1 ウェブアクセシビリティとは 2.2 ウェブアクセシビリティのガイドラインと規格 2.3 JIS 規格に対応したウェブサイトを作る 3 ウェブアクセシビリティで達成すべきこと 3.1 必ず達成しなければならないもの 3.2 基本的に達成すべきこと 3.3 状況に応じて確認すべきこと 3.4 よく検討して導入すべきこと 4 ウェブアクセシビリティの実践プロセス 4.1 情報システムにおけるサービス開発 4.2 広報活動でのウェブを使った情報発信 5 こんな時は 5.1 よくある質問 5.2 問い合わせ先 6 付録 6.1 改訂履歴 6.2 リンク集 6.3 参考文献 |
なお、後日、HTML版ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック、解説動画資料、調達仕様書雛形集、早見表が追加掲載されるとのことです。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.digital.go.jp/resources/introduction-to-web-accessibility-guidebook/